富士通研究所は2013年10月1日、幕張メッセで開催中の「CEATEC JAPAN 2013」で、ドライバー向けの「眠気検知センサー」(写真1左)などを展示した。長距離ドライバーの従業員をもつ運送業者などに向け、2~3年後をメドに実用化する考えだ。 この試作機は、耳に付けたクリップ型センサー(写真2)で運転中のドライバーの心拍を測るもの。測定したデータはBluetooth経由でスマートフォンに送信し、独自に開発したアルゴリズムで眠気を検知する。眠気を検知した場合は、(1)スマートフォンがドライバーに警告を発する、(2)運送業者の監視センターからドライバーに警告の電話をかける---といった対応が可能になるという。 同社はこのほか、体に接触することなく睡眠の状態を記録する「睡眠センサー」(写真1右)を展示した。この試作機は、眠る際にベッドの横に置くことで、微弱な電波を体に当てて睡眠中の心拍、呼
![富士通研究所、ドライバーの眠気を検知できる耳クリップ型センサーを展示](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bed39b5962a5d552c95b6d796db8f55e72d32943/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fxtech.nikkei.com%2Fimages%2Fn%2Fxtech%2F2020%2Fogp_nikkeixtech_hexagon.jpg%3F20220512)