2014年3月21日のブックマーク (4件)

  • 流動性の罠と過剰レバレッジ - himaginary’s diary

    というNBER論文(ungated版)をAnton Korinek(ジョンズ・ホプキンス大)とAlp Simsek(MIT)が書いている。原題は「Liquidity Trap and Excessive Leverage」。 以下はその要旨。 We investigate the role of macroprudential policies in mitigating liquidity traps driven by deleveraging, using a simple Keynesian model. When constrained agents engage in deleveraging, the interest rate needs to fall to induce unconstrained agents to pick up the decline in agg

    流動性の罠と過剰レバレッジ - himaginary’s diary
  • 理由は「カネがないから」ではなかった!なぜか急増中の若手批評家が飯を食わないワケ

    職あればあり 人はべるために働くのか、それとも、働くからべなければならなくなるのか。そんな素朴な疑問を解き明かすべく、さまざまな職業に従事する人々のランチ人生を追いかける。「職」と「」の切っても切れない関係を解きほぐす、お仕事紹介ルポ。 バックナンバー一覧 「これは批評家に限らずではありますが」と断った上で、若手批評家の田中二郎さん(仮名、30代)が言う。 「もの書き業は全般に、文のプロレタリアートです」 身も蓋もないが、そういう側面は否めない。にもかかわらず、批評の世界だけはクビを傾げたくなる現象も起きている。 「どういう訳か、なりたい人はたくさんいるんですよ」 養成講座を開くと、たちまち数十人の若者が押し寄せる。マーケット的に言えば、需要はないのに供給ばかりが増えている状況だ。 「なんか、ヘンですね」 「そうなんです」 ネットのおかげで門戸は広がったが… デビューしても批評だ

  • (論文)グローバル化と日本の労働市場 : 日本銀行 Bank of Japan

    2014年3月20日 櫻井宏二郎*1 全文 [PDF 3,246KB] 要旨 稿の目的は、近年の貿易の変化が日の製造業の労働市場に与えた影響を、熟練、非熟練労働者に対する非中立的な影響に焦点を当てながら、分析することである。主な分析結果は以下のとおり。第1に、製造業計における非生産/生産労働者、大卒/高卒労働者の相対賃金と相対雇用は、1980年代から趨勢的に増加している。この事実は熟練労働者に対する相対需要シフトが生じていることを示唆している。第2に、熟練労働者への需要シフトの要因の1つとして新興国・途上国を含む貿易の拡大に注目し、1995-2005年の輸出入の変化が産業別、職種別の雇用に与えた影響を産業連関表を用いて分析したところ、製造業計では、輸入の増加による雇用の減少率は非生産労働よりも生産労働で多く、輸出の増加による雇用の増加率は生産労働よりも非生産労働で多いことなどがわかった

    (論文)グローバル化と日本の労働市場 : 日本銀行 Bank of Japan
  • 日本は輸出主導の景気回復をしていたのか

    アベノミクスの第1の矢、大胆な金融緩和によって円安になっても輸出は伸びず、貿易収支の赤字はますます拡大している。これは大胆な金融緩和に十分な効果がないことを示すものだという説がある。しかし、大胆な金融緩和は資産価格の上昇や実質金利の低下など様々な経路を通じて効果を持つもので、輸出という経路が効かないからといって、金融緩和の効果がないとは言えない。何より、現在、生産が拡大し、雇用も増大し、賃金も上昇しようとしている。 そもそも、金融緩和に反対していた人々は、金融緩和で円安になれば輸出が増えて貿易摩擦の再燃で大変なことになるなどと言っていた。貿易収支が赤字になるなら貿易摩擦など起きないのだから、良いことではないだろうか。 事実を見てみよう さて、多くの人が、日はこれまで輸出主導で回復してきた、だから今回の景気回復が輸出主導でないことは奇妙だ、これは金融緩和が景気を拡大させる効果が大きくない証

    日本は輸出主導の景気回復をしていたのか