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  • 【無料公開】日本を襲う「スクリューフレーション」の脅威、実質賃金プラスでも進む中流層の貧困化

    早稲田大学理工学部工業経営学科卒、東京大学大学院経済学研究科修士課程修了。1995年第一生命保険入社。98年より日経済研究センター出向。2000年より第一生命経済研究所経済調査部、16年4月より現職。国際公認投資アナリスト(CIIA)、日証券アナリスト協会検定会員(CMA)。内閣府経済財政諮問会議政策コメンテーター、総務省消費統計研究会委員、景気循環学会理事兼事務局長、跡見学園女子大学非常勤講師、㈱あしぎん総合研究所客員研究員、あしかが輝き大使、佐野ふるさと特使、NPO法人ふるさとテレビ顧問などを歴任。景気循環学会中原奨励賞受賞。著書に『経済指標はこう読む』『スクリューフレーション・ショック』『男性不況』『図解90分でわかる!日で一番やさしい「アベノミクス」超入門」』『図解90分でわかる!日で一番やさしい「財政危機」超入門」』『エコノミストが教える経済指標の当の使い方』『知識ゼロ

    【無料公開】日本を襲う「スクリューフレーション」の脅威、実質賃金プラスでも進む中流層の貧困化
  • 【統計学「ランダム化」の謎】統計好きでも意外と知らない「検定力」の正体

    心理学者。キングス・カレッジ・ロンドンの精神医学・心理学・神経科学研究所の講師。2015年に科学的心理学会(アメリカ)の「期待の星(ライジンング・スター)」賞を受賞。『タイムズ』『ワシントン・ポスト』『ワイアード』などに数多く寄稿し、BBCラジオなどの出演もある。 Science Fictions あなたが知らない科学の真実 スタンフォード監獄実験はイカサマだった! 権威ある心理学研究の100件のうち、再現に成功したのはたったの39%!? 科学の信頼性を根底から揺るがす「再現性の危機」に迫る真実の書、日上陸! 科学における不正・怠慢・バイアス・誇張が起きる仕組みを多数の実例とともに解説。既存ので知ったウンチクを得意げに語る人に読ませたい、真実の書。 バックナンバー一覧 「すべての科学研究は真実である」と考えるのは、あまりに無邪気だ――。 科学の「再現性の危機」をご存じだろうか。心理学、

    【統計学「ランダム化」の謎】統計好きでも意外と知らない「検定力」の正体
  • 株式と債券のポートフォリオに「金」を加えた場合は、どうなるか?

    あさくら・ともや/1966年生まれ。1989年慶應義塾大学文学部卒。銀行、証券会社にて資産運用助言業務に従事した後、1995年米国イリノイ大学経営学修士号(MBA)取得。同年、ソフトバンク株式会社入社。財務部にて資金調達・資金運用全般、子会社の設立および上場準備を担当。1998年モーニングスター株式会社(現 SBIグローバルアセットマネジメント株式会社)設立に参画し、以来、常に中立的・客観的な投資情報の提供を行い、個人投資家の的確な資産形成に努める。SBIホールディングス株式会社の取締役副社長を兼務し、SBIグループ全体の資産運用事業を管理・運営する。主な著書に、『「つみたてNISA」はこの7を買いなさい』『一生モノのファイナンス入門』(以上、ダイヤモンド社)、『「iDeCo」で自分年金をつくる』(祥伝社新書)、『お金の未来年表』(SB新書)など多数。 ETFはこの7を買いなさい 世界

    株式と債券のポートフォリオに「金」を加えた場合は、どうなるか?
  • 米田優峻 | 著者ページ

    2002年生まれ。2021年に東京大学に入学。中学1年生の時にプログラミングにハマり、中高生向けのプログラミング世界大会である国際情報オリンピック(IOI)では2018・2019・2020年の3年連続で金メダルを獲得。著書に『問題解決のための「アルゴリズム×数学」が基礎からしっかり身につく』(技術評論社)『競技プログラミングの鉄則』(マイナビ出版)があり、わかりやすい解説が評判で、2023年6月時点で合計4万部突破のベストセラーに。 Twitter:@e869120 2024.3.8 大人が数学の学び直しでつまずいてしまう4つの理由【書籍オンライン編集部セレクション】 子どもから大人まで数学を苦手とする人は非常に多いのではないでしょうか。ましてや高校数学ともなるとほとんどの人が挫折してしまった経験を持っているでしょう。しかし、高校数学の基礎は丁寧に学べば特別難しいものではなく、同時に得た

    米田優峻 | 著者ページ
  • 従業員の不満投稿が多い“ブラック”企業ランキング2022【トップ30】9位JR西日本、3位三菱電機、1位は?

    まつもと・ひろき/タイ国での新聞記者を経て、1998年1月入社。週刊ダイヤモンド編集部に配属。電機、遊軍、金融全般、鉄鋼、小売り、不動産などを担当し、現在は商社等を担当。近年の主な執筆記事は「ドン・キホーテ 異端経営の進化」「住友不動産“非常識経営”の功罪」「ユニクロ 柳井正最後の破壊」など。バイクと酒が好き。 Diamond Premium News ダイヤモンド・プレミアム会員のみなさまだけに、ダイヤモンド編集部の特選ニュースをお送りします。 バックナンバー一覧 インターネット上には勤務先の給料や待遇などの不満があふれる。ダイヤモンド編集部は、企業の与信管理を支援するベンチャーが集めた大量の口コミデータなどを基に、働き方に関する従業員の不満が多い“ブラック”企業ランキングを作成した。対象期間は2022年1月から12月までの1年間。上位には電機、建設、介護や中古車販売などの大手企業が名を

    従業員の不満投稿が多い“ブラック”企業ランキング2022【トップ30】9位JR西日本、3位三菱電機、1位は?
  • 3月期決算から義務化!「人的資本の情報開示」のメリットと課題

    経営戦略から人事、採用、スタートアップ、教育まで、幅広い分野で注目のテーマを掘り下げ、企画化。ダイヤモンド社のブランドづくりを編集面で担っている。 進化する組織 【経営・戦略デザインラボ特集】 進化する組織 「新規事業がうまくいかない」「DXの目的がわからない」「新しいことにチャレンジできない」「我社はこのままでいいのか?」――。企業が新たな取り組みを行うにあたって最大の壁は、事業アイデアの欠如でも、デジタル化の遅れでもない。どのように人を育て、どのように組織するか。すなわち、「人と組織」に集約される。変化に適応できない組織はいずれ淘汰される。では、どうすれば組織は変わるのか?どのように変えればいいのか?進化する組織に必要な条件は何か?特集では、人材や組織における第一人者たちが「進化する組織の条件」を、最新の理論・事例とともに探る。 バックナンバー一覧 2023年3月期決算から、上場企業

    3月期決算から義務化!「人的資本の情報開示」のメリットと課題
  • 米研究者が「人的資本」理論に警鐘、学び直しで給料は上がるのか?給料を決定する4つの要因とは?

    ひだ・みさこ/東京都出身。『ニューズウィーク日版』編集などを経て、単身渡米。米メディア系企業などに勤務後、独立。米国の経済問題や大統領選を取材。ジョセフ・E・スティグリッツなどのノーベル賞受賞経済学者、ベストセラー作家のマルコム・グラッドウェル、マイケル・ルイス、ビリオネア起業家のトーマス・M・シーベル、「破壊的イノベーション」のクレイトン・M・クリステンセン、ジム・オニール元ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント会長(英国)など、欧米識者への取材多数。『ダイヤモンド・オンライン』『フォーブスジャパン』『プレジデントオンライン』などに寄稿。『ニューズウィーク日版』オンラインコラムニスト。 進化する組織 【経営・戦略デザインラボ特集】 進化する組織 「新規事業がうまくいかない」「DXの目的がわからない」「新しいことにチャレンジできない」「我社はこのままでいいのか?」――。企業が新

    米研究者が「人的資本」理論に警鐘、学び直しで給料は上がるのか?給料を決定する4つの要因とは?
    harumanachika
    harumanachika 2022/12/12
    “あなたは、そうした人的資本理論に挑み、給料を決める要因は、「権力」「慣性」「模倣」「公平性」の4つであるという主張を展開しています。”
  • 田原総一朗氏が喫茶店のマスターに!そもそも「多様性」って何?若者たちがモヤモヤしながら対話

    1934年、滋賀県生まれ。1960年に早稲田大学卒業後、岩波映画製作所に入社。1964年、東京12チャンネル(現・テレビ東京)に開局とともに入社。1977年にフリーに。テレビ朝日系「朝まで生テレビ!」等でテレビジャーナリズムの新しい地平を拓く。1998年、戦後の放送ジャーナリスト1人を選ぶ「城戸又一賞」受賞。早稲田大学特命教授を歴任(2017年3月まで)、現在は「大隈塾」塾頭を務める。「朝まで生テレビ!」「激論!クロスファイア」の司会をはじめ、テレビ・ラジオの出演多数。著書に『90歳まで働く』(クロスメディア・パブリッシング)、『伝説の経営者100人の世界一短い成功哲学』(白秋社)、『起業家のように考える。』(プレジデント社)、『塀の上を走れ 田原総一朗自伝』(講談社)、『日戦争』(小学館)など多数。 田原総一朗の覧古考新 時の首相や財界の大物といった巨大権力へ真正面に挑み、医療、原発

    田原総一朗氏が喫茶店のマスターに!そもそも「多様性」って何?若者たちがモヤモヤしながら対話
  • ハーバードを辞退し進学するほど人気?「ミネルバ大学」に現役東大生が入学し直すワケ

    1987年、横須賀出身。早稲田大学創造理工学部を卒業後、海外添乗員と旅行情報誌の編集者を経て、2017年よりフリーライターに。これまで自転車で世界1万キロを旅したほか、クラフトビールを53杯注ぎながら東京〜京都間を徒歩で旅した「クラフトビール 東海道五十三注ぎ」なども。現在はエッセイや紀行文を中心に執筆しつつ、駆け出しライター向けの「ライターコンサル」を運営している。2020年7月の開始から受講生は100名を超え、添削とコンサルを通して、活躍するプロライターを多数輩出中。 note:https://note.com/yota_nakamura News&Analysis 刻々と動く、国内外の経済動向・業界情報・政治や時事など、注目のテーマを徹底取材し、独自に分析。内外のネットワークを駆使し、「今」を伝えるニュース&解説コーナー。 バックナンバー一覧 海外の大学に進学する選択肢が増えている。

    ハーバードを辞退し進学するほど人気?「ミネルバ大学」に現役東大生が入学し直すワケ
  • 東京女子御三家「桜蔭」が、創立100周年に向けて取り組むこと | ダイヤモンド教育ラボ

    桜蔭といえばこの大正時代から続くジャンパースカートの制服が有名。齊藤校長も中高時代に着用していたものが手に持っている人形のタイプで、左のものは創立時のものでベルトの位置などが異なる 齊藤由紀子(さいとう・ゆきこ) 学校法人桜蔭学園理事長、桜蔭中学校高等学校校長 学校法人桜蔭学園理事長、桜蔭中学校高等学校校長。27回生。お茶の水女子大学文教育学部文学科国文学国語学専攻、同大学院人文科学研究科日文学専攻修士課程修了。専攻は近世文学。母校に国語科教師として赴任し、2017年から現職。 遠目にも分かる桜蔭の制服 東京の私立中高一貫女子御三家は、女子学院がプロテスタント、雙葉がカトリックとミッション系なのに対して、桜蔭は非宗教系である。強いて言えば、高等師範学校の文化が色濃く残る“教職系”が伝統なのかもしれない。 [聞き手] 森上展安・森上教育研究所代表 1953年岡山生まれ。早稲田大学法学部卒。

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  • 東京女子御三家「桜蔭」の東大合格者数が増えた理由

    中学・高校・大学受験を中心に、教育制度や各学校の状況ほか、広く教育の最新トレンド情報を発信する。 ●特設サイト:「特集」を中心に、連載、合格力ランキングアーカイブスなどを掲載 ⇒「当に子どもの力を伸ばす学校」 ●ツイッター:【中学受験2021】を中心に【速報】を発信中 ⇒ ツイッター版「ダイヤモンド社 教育情報」 ●フェイスブック:教育に関する各分野の解説記事を発信中 ⇒ フェイスブック版「ダイヤモンド社 教育情報」 ●毎年7月発行の受験情報マガジン。全国の「合格力」上位高校をランキング形式で掲載 ⇒ 『中高一貫校・高校大学合格力ランキング 2021年入試版』 中学受験のキーパーソン 森上教育研究所・森上展安代表が、中学受験に向けて、いま話を聞いておきたいキーパーソンと特別対談を実施。私立中学・高校の経営者(理事)や現場責任者(校長)、教育実務家、大手塾経営者などの教育業界人などが登壇

    東京女子御三家「桜蔭」の東大合格者数が増えた理由
  • 勉強ができる友人と付き合うことになっても自分の子どもの学力は上がらない?

    なかむろ・まきこ/1998年慶應義塾大学卒業。米ニューヨーク市のコロンビア大学で博士号を取得(Ph.D)。日銀行や世界銀行での実務経験を経て2013年から慶應義塾大学総合政策学部准教授に就任し、現在に至る。専門は教育経済学的な手法で分析する「教育経済学」。 「原因と結果」の経済学テレビを見せると子どもの学力が下がる」と言われて、違和感を覚える人はほとんどいないでしょう。しかし、「テレビの視聴」と「学力」のあいだに「因果関係」があるかどうかは、慎重に考えなくてはなりません。実は、テレビを見ている時間が長くなると、学力は低くなるのではなく、逆に高くなることが示唆されています。2つのことがらの関係を確かめるこの「因果推論」の考えかたを、やさしく解説します。 バックナンバー一覧 受験シーズンも終わり、自分の子どもの進路が決まった人も多いだろう。多くの親が自分の子どもを少しでも偏差値が高い学

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  • 卒業生の年収が高い大学ランキング!【ベスト30位・完全版】

    社員クチコミからわかる「企業ランキング」 企業リサーチサイトのオープンワーク(OpenWork)が、社員のクチコミによる企業評価をもとに様々な企業ランキングを発表します! 気になる企業の実態は、なかなか外から知ることができません。そこで、企業リサーチサイトのOpenWorkに寄せられた「会社評価レポート」から企業の実態をリサーチ読み解き、そのデータをもとに、あらゆる切り口で企業をランキングしていきます。 バックナンバー一覧 「社会に出れば学歴なんて関係ない」「高学歴なのに仕事ができない人が多い」 そんな声を当たり前に聞くようになった昨今。かつてに比べると、世の中の“学歴主義”も和らいでいるような印象さえあります。しかし、出身大学別に年収を見ていくと、どうでしょうか。 就職・転職のためのジョブマーケット・プラットフォーム「OpenWork」を運営するオープンワーク株式会社は、「出身大学別 3

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  • 持続化給付金をめぐる「前田ハウスの癒着疑惑」、問題の核心はどこか

    昭和47年静岡県生まれ。静岡聖光学院高校卒業、国際基督教大学(ICU)教養学部卒業、慶應義塾大学大学院法学研究科修了(法学修士)。 総務省、株式会社三井物産戦略研究所、デロイトトーマツコンサルティング合同会社、みんなの党代表(当時)渡辺喜美衆議院議員政策担当秘書、外資系コンサルティング会社等を経て、政策コンサルタントとして独立、室伏政策研究室(「◯◯と政策をつなぐ研究室」)を設立し現在に至る。 政財官での実績を生かし、国会議員、地方議員の政策アドヴァイザーや民間企業・団体向けの政策の企画・立案、対政府渉外活動の支援、政治・政策関連のメディア活動等に従事。 DOL特別レポート 内外の政治や経済、産業、社会問題に及ぶ幅広いテーマを斬新な視点で分析する、取材レポートおよび識者・専門家による特別寄稿。 バックナンバー一覧 新型コロナウイルス対策の持続化給付金をめぐり、さまざまな疑惑が生じる中で、「

    持続化給付金をめぐる「前田ハウスの癒着疑惑」、問題の核心はどこか
    harumanachika
    harumanachika 2020/07/18
    “まあ、経済産業省の人間というのは、「一つの習性」として、特定の分野で旗を立てようとして、若いころからその業界の人達と人間関係を築いておこうと、勉強会や飲み会を主催するというのはよくある話。”
  • 安倍「経産」内閣の凋落、コロナ失政で塗り変わる霞が関の勢力図

    埼玉県生まれ。青山学院大学卒業。週刊誌、月刊誌などを中心に、主に政治、官僚、ビジネス、女性をテーマに記事を執筆している。著書に『私が愛した官僚たち』(講談社)『ヒラリーをさがせ!』(文春新書)などがある。YouTube「横田由美子チャンネル」で日々情報を発信している。 DOL特別レポート 内外の政治や経済、産業、社会問題に及ぶ幅広いテーマを斬新な視点で分析する、取材レポートおよび識者・専門家による特別寄稿。 バックナンバー一覧 河井克行前法相と案里議員が公職選挙法違反の疑いで東京地検特捜部に逮捕された。他に黒川弘務元東京高検検事長の賭けマージャン問題、コロナ経済対策の不手際など、安倍政権は強烈な逆風にさらされている。そしてその道ずれとなるのが、秘書官や補佐官を出すなど、政権に深くい込んできた経済産業省だ。自民党内でポスト安倍政権の動きが活発化するのと同時に、霞が関の勢力図も塗り変わろうと

    安倍「経産」内閣の凋落、コロナ失政で塗り変わる霞が関の勢力図
  • 統計不正で目を向けるべきは賃金統計が示し続けた「アベノミクスの本質」

    元京都大学教授、現大東文化大学経済研究所兼任研究員、同大学経済学部非常勤講師。著書に『現代日の労働経済』(岩波書店)、『日型雇用の真実』(ちくま新書)など。近刊の『平成史講義』(吉見俊哉編、ちくま新書)では第4講「会社の行方」を執筆。 DOL特別レポート 内外の政治や経済、産業、社会問題に及ぶ幅広いテーマを斬新な視点で分析する、取材レポートおよび識者・専門家による特別寄稿。 バックナンバー一覧 国会前半の焦点だった毎月勤労統計の「不正調査」発覚に端を発した賃金統計問題の真相究明は、「賃金偽装」への首相秘書官の関与や外部監察委員会の調査報告書のずさんさを追及する野党と政府の議論がかみ合わないまま「空回り」気味だ。統計の技術的な難しさもあって、質が見えにくくなっている。日の賃金と賃金統計に、いま、何が起こっているのか。また、それは「安倍一強」と呼ばれる政治権力やアベノミクスの持つ政策的

    統計不正で目を向けるべきは賃金統計が示し続けた「アベノミクスの本質」
  • SBI生命社長に転身した大物官僚が掲げる「2方面戦略」の中身

    ダイヤモンド保険ラボ 毎月の家計への負担が決して小さくない保険料。ダイヤモンド編集部の大好評特集である「保険特集」を長年担当してきた担当記者が、保険の見直しをしたい消費者に向けて、最新情報をお届けする。また保険業界関係者必見の、再編や規制、監督官庁である金融庁の動きもレポートする。 バックナンバー一覧 2019年4月1日、かつて金融庁の保険課長や総務企画局総括審議官、関東財務局長などを歴任してきた大物官僚、小野尚氏がSBI生命保険の社長に就任し、保険業界にどよめきが起こった。その小野社長に、SBIグループに入った経緯とSBI生保の今後の運営について話を聞いた。(聞き手/ダイヤモンド編集部編集委員 藤田章夫) ――SBIグループに入社した経緯は? 偶然の偶然です。2年半前の2017年2月に金融庁、財務省を退官しましたが、その際には、ほかの仕事をしようと思っていました。その後、大学の同窓会でS

    SBI生命社長に転身した大物官僚が掲げる「2方面戦略」の中身
  • 雇用は増えているのに、消費も賃金も伸びない理由

    DOL特別レポート 内外の政治や経済、産業、社会問題に及ぶ幅広いテーマを斬新な視点で分析する、取材レポートおよび識者・専門家による特別寄稿。 バックナンバー一覧 雇用者増が続けば消費は回復し、労働需給の逼迫でいずれ賃金も上昇、景気は好循環に入る、との見方は少なくない。だが実際には、雇用好調にもかかわらず、依然として消費は低迷し賃金も期待ほど上がらない。このギャップはどこから来るのか、いつ解消されるのか。第一生命経済研究所の柵山順子主任エコノミストは、「労働時間の短縮化」という観点から分析した結果、そこには構造的な問題があり、先行きは楽観できないと指摘する。 雇用が増えても消費は伸びず 問題は雇用増の“中身” 9月8日に公表された4~6月期GDPで、個人消費は前期比▲0.7%と、消費税率引き上げ直後の昨年4~6月期以来、一年ぶりの前期比マイナスとなった。その後についても、7月分の月次統計や8

    雇用は増えているのに、消費も賃金も伸びない理由
  • 輸出と賃金の著しい伸び悩みこそが日銀の「想定外」

    もりた・きょうへい/1994年九州大学卒業、野村総合研究所入社。英国野村総研ヨーロッパ、野村證券金融経済研究所を経て、バークレイズ証券(2008~2017年)およびクレディ・アグリコル証券(2017~2022年)にてチーフエコノミスト。2022年7月より現職。2000年米ブラウン大学より修士号(経済学)、2018年九州大学より博士号(経済学)を取得。共著に『人口減少時代の資産形成』(東洋経済新報社)、『現代金融論 新版』(有斐閣)など。 経済分析の哲人が斬る!市場トピックの深層 ロシアウクライナ侵攻は3年目に入り中東でもイスラエルのガザ侵攻を機に緊張が強まる。世界は米中対立の構図にロシアが加わり、分断と冷戦時のようなブロック化の様相だ。経済でもインフレは一時より鈍化したが中国は長期停滞色を強め米国の景気減速も懸念される。人口減少や高齢化、巨額政府債務と日が抱える課題も多い。不透明な時代

    輸出と賃金の著しい伸び悩みこそが日銀の「想定外」
  • 官邸vs厚労省 残業代ゼロ法案 年収「1075万円」着地の裏側

    Close-Up Enterprise 日々刻々、変化を続ける企業の経営環境。変化の中で各企業が模索する経営戦略とは何か?『週刊ダイヤモンド』編集部が徹底取材します。 バックナンバー一覧 安倍政権の新成長戦略の目玉であるホワイトカラー・エグゼンプション制度がいよいよ解禁される。初めて、労働時間と賃金とのリンクを切り離した制度であり、官邸は岩盤規制の打破と息巻く。ところが、実態は、彼らが当初狙っていた制度とは程遠い。そこには、厚生労働省による抵抗があった。 ついに、労働時間ではなく成果に応じて賃金を払う「ホワイトカラー・エグゼンプション」制度が解禁されることになりそうだ。ホワイトカラー・エグゼンプションとは、一定の類型業務に就く労働者について、労働時間規制の適用除外(残業代ゼロ)とする制度だ。 安倍政権は、こうした「新たな労働時間制度」の導入を、岩盤規制の打破と位置付け、新成長戦略の柱に据え

    官邸vs厚労省 残業代ゼロ法案 年収「1075万円」着地の裏側