一説によると紀元前400年ごろから存在していたとされるハイヒール。婦人靴の代表格のひとつと言えるが、現代ではヒールの高さや太さ、カタチなどによって様々な別称が存在しており、一言でハイヒールと言っても実に複雑だ。そうした中、このたびロンドンのデザイナーが独創的な“ハイヒール”を考案し、海外のファッション系のブログなどでちょっとした話題となっている。 ヨーロッパのデザイン系ウェブサイト「Dezeen.com」によると、ロンドンで活動する建築デザイナーのJulian Hakes氏によって考案されたその靴の名は「Mojito」(モヒート)。「Mojito」はまるでネクタイのような一本の布(※実際の素材は布ではない)が足に絡みついている曲線フォルムのデザインをしており、特徴は何と言っても中足骨からかかと部分にかけて靴の底面がない点と言える。つまり、この靴を履いた場合、つま先とかかと部分以外は「宙に浮