米マイクロソフト元幹部が創業した発明ベンチャーが急成長中。「世界の大問題」を解決するためのファンドに5000億円がたちまち集まる。ビル・ゲイツ氏も認める新ビジネスが技術革新の常識を変えるのか。 新興企業の立ち上げを支援するVC(ベンチャーキャピタル)、不振企業を再活性化するPE(プライベートエクイティー)。これらに並ぶ新しい投資市場が創り出されようとしている。名づけて「インベンションキャピタル(発明資本)」──。ファンドを組成して巨額の資金を集める点はVCやPEと同じだが、投資の対象は発明や特許といった無形の知的財産だ。 この発明資本市場を提唱する米インテレクチュアルベンチャーズ(IV)が、2000年の設立以降、ハイテクバブルの崩壊や100年に1度と言われる金融危機を乗り越え急成長を続けている。 今年3月、IVが手がける事業の1つが日本で大きな注目を集めた。米マイクロソフト創業者のビル・ゲ
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