Webアプリケーションのセキュリティ診断では全体の68%にクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性が、32%にSQLインジェクションの脆弱性が見つかった。 セキュリティ診断サービスを手掛ける米Veracodeは12月7日、アプリケーションのセキュリティ診断に関する報告書をまとめ、Webアプリケーションの多くにクロスサイトスクリプティング(XSS)やSQLインジェクションの脆弱性が見つかったと報告した。 この調査では、同社が提供しているクラウドベースのアプリケーションセキュリティ診断プラットフォームに過去1年半の間に提出された9910本のアプリケーションについて、診断の結果をまとめた。 診断基準では、攻撃に悪用されることの多いXSSとSQLインジェクションの脆弱性については一切容認しないポリシーを新たに導入。その結果、10本のアプリケーションのうち8本が、セキュリティ基準を満たしていな
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