富士通は3月1日、日本原子力研究開発機構(JAEA)と共同でJAEA向けスーパーコンピューティングシステムを構築、3月1日より稼働を開始したことを発表した。 JAEAにて2010年3月1日より稼働を開始したスーパーコンピュータシステムの外観 同システムは、3つの異なる用途の計算サーバシステム(大規模並列演算部、次世代コード開発部、共有メモリ型演算サーバ)からなる複合システム。中核となる大規模並列演算部は、富士通のブレードサーバ「PRIMERGY BX900」2,134ノード(4,268CPU、1万7,072コア)を高速インターコネクト技術「InfiniBand QDR」で接続することで、高性能な並列環境を実現している。 また、次世代コード開発部に「FX1」300ノード、共有メモリ型演算サーバにUNIXサーバ「SPARC Enterprise M9000」1ノード、ディスクアレイ装置に「ET