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ブックマーク / www.chem-station.com (17)

  • SDFって何?~化合物の表記法~ | Chem-Station (ケムステ)

    ヒトにも認識しやすい表記法ですが、「連続した文字列」としてコンピューターの扱うデータとして優れています。SMILES式はその優れた表現方法ゆえ、SMARTS、SMIRKS、SLN等の種々発展法が開発され、使用されています。 実際の使用時は(上記の表記ルールなど気にせず)ソフトウェア上で作成します。ケミストに親しみ深いChemDrawから「Edit => Copy As => SMILES」で、構造式のSMILES表現が書けます。 線形表記法②:Finger Print (ふぃんがーぷりんと、FP) ちょっと特殊な表記法として、ビット表記があります。その原理は「規定の部分構造を持てば”1″、持たなければ”0″にそれぞれ値が定まる」というもので、構造式は “0” と “1” の並んだbit stringとして表現されます。コンピューターの扱うデータとして非常に有利になるので、大規模な構造検索(

    haseharu
    haseharu 2012/04/16
    SFDとな
  • 【書籍】理系のための口頭発表術 | Chem-Station (ケムステ)

    「どんなに素晴らしい研究成果をあげても、その発表がつまらなければ全てが台無しである」 世の中には星の数ほどのプレゼン指南書がありますが、理系向けでしかも良質な書籍というとあまり多く無いように感じます。この「理系のための口頭発表術」は、欧米で科学研究発表を行う学生向けに書かれた、プレゼン教科書の和訳版です。値段も880円と大変お手頃で、発表経験が浅い学生にとってうってつけの書物の一つです。 科学発表は「議論と理解を深めること」が至上目的であり、「競争に勝つ」ため行われるビジネスプレゼンとは異なる部分も多くあります。書はそのような独特たるポイントについても多く言及しており、なかなか興味深い内容になっています。 安価ですし、是非ご自分で購入して読んでいただきたいですが、参考までにここでは「手っ取り早くプレゼンを改善させるポイント」を、書から抜粋して紹介してみようと思います。 「口頭科学発表は

  • 一流の化学雑誌をいかにしてつくるか? | Chem-Station (ケムステ)

    Angewandte Chemieの編集長Peter Gölitz(ピーター・グゥーリッツ)氏に対するインタビューがChemstryviewに掲載されていました。 30年間編集長を続けた彼が、現在ドイツ最高で国際的にも有数な化学ハイジャーナルであるAngewandte Chemieを如何にしてつくりあげたのか?その秘訣に迫る興味深い内容でしたので紹介しようと思い、翻訳いたしました。 一流の化学雑誌を作るために大切なこと 「インパクトファクターのせいで我々の仕事は難しくなっている」 Angewandte Chemieはドイツ化学会の論文雑誌のフラッグシップだ。Nachrichten aus der Chemie (化学ニュース、化学と工業にあたる)はAngewandteがその地位にある理由を、Angewandteの編集長Peter Gölitzに尋ねた。 Q  Gölitz博士、あなたが編集

  • 【書籍】研究者の仕事術~プロフェッショナル根性論~ | Chem-Station (ケムステ)

    仕事術 【書籍】研究者の仕事術~プロフェッショナル根性論~ 2011/11/22 仕事術, 化学書籍レビュー, 化学者のつぶやき, 書籍・ソフト・Web ビジネス書, 仕事術, 研究者, 自己啓発 投稿者: cosine 優れたビジネス書からエッセンスを抽出し、それを元に研究者として生きていく為の「仕事術」を説く書籍です。 科学研究は一握りのエリート的な人種によって行われているように見えますが、エリートであろうがなかろうが、仕事の過程で悩み苦しみ打ちのめされ、それを乗り越えていく過程は誰しも存在します。研究者の仕事を「人間的成長を遂げるプロセス」と捉え、各ステージに必要な考え方を紹介しています。この優れた構成により小手先のテクニックに終始すること無く、広く一般の方々にも通じる内容に仕上がっています。 2009年発刊の書籍ですが、最先端研究の厳しさとやりがいを肌で感じられる良書の一つです。

  • 研究活動の御用達!PDF加工のためのクラウドサービス | Chem-Station (ケムステ)

    化学者のつぶやき 研究活動の御用達!PDF加工のためのクラウドサービス 2011/9/27 化学者のつぶやき, 書籍・ソフト・Web 投稿者: cosine 昨今では論文の急速な電子化が進み、そのほとんどはPDFフォーマットで提供されています。OS非依存型のフォーマットであるため、編集不要な文書は、なるべくPDF形式でやり取りしたいところ。 PDFを読むだけならAdobe ReaderというフリーソフトがあればOKです。一方で、編集したりページを並び替えたりなどの加工をするには、Adobe Acrobatという有料ソフトが必要になります。このため、お金のない学生や若手研究者がPDFを扱うのは、なかなか辛いものがあります。 しかしそんな方々に朗報です! ネット界は最近便利になりまして、ソフトウェアをインストールすることなくPDFを編集できるクラウドサービスがいくつも登場しています。今回はそう

  • こんなサービスが欲しかった! 「Chemistry Reference Resolver」 | Chem-Station (ケムステ)

    化学者のつぶやき こんなサービスが欲しかった! 「Chemistry Reference Resolver」 2011/2/4 化学者のつぶやき, 書籍・ソフト・Web サイト, テクニック, 文献, 検索 投稿者: cosine 今回紹介したいのは、Chemistry Reference Resolverというサイト。 フォームに主要化学ジャーナルのcitation numberを打ち込むことで、論文配布ページへ直接ジャンプできるサービスです。 え、そんだけ?と思われるかも知れませんが、いやいやこれがメチャクチャ便利なのです。四の五の言わずに、まずは一度お試しを! 面倒な電子論文取得作業を一発解決 学術論文のcitation number検索は、かのGoogle先生ですら苦手としています(最近はかなり改善されているようですが)。それゆえ毎度ジャーナルのトップページを訪れ、検索窓にcita

    haseharu
    haseharu 2011/02/04
    おおー「ジャーナル略称でも検索できるのは、とても素晴らしい特徴です。たとえば「JACS 2010, 13951」のように適当に入力しても、ちゃーんと目的の論文に飛んでくれます。」
  • SciFinderマイスター決定! | Chem-Station (ケムステ)

    皆さんおなじみのSciFinderを日で取り扱っている化学情報協会。ご存じの方はいるかもしれませんが、筆者は以前インタビューを受けたため、近頃何の化学雑誌を見ても筆者の顔が載っていて気恥ずかしい思いでした(苦笑)。それでも結構メールをいただいたり、ケムステを知らない方にも訪問していただいたり(特に専門が有機化学以外の方々)ある一定の効果があったと思われます。 ところで、以前このつぶやきでもお知らせしましたが、「SciFinderマイスター」なるSciFinderのプロフェッショナルに贈呈する賞があったのをご存知でしょうか(参考記事:目指せ!! SciFinderマイスター)。その今年のSciFinderマイスターが先日ついに決定されました。 厳選なる審査の結果、以下の2名が決定したようです。(詳しくはこちら) チッソ石油化学株式会社五井研究所 小松利喜氏 昭和電工株式会社研究開発センター

    haseharu
    haseharu 2010/08/11
    利用促進。おもしろい企画。
  • インターネットを活用した英語の勉強法 | Chem-Station (ケムステ)

    以前、化学者のつぶやきにてさまざまな英語の学習法について紹介してきました。今回は無料学習アプリのsmart.fm について紹介したいと思います。 smart.fm はSNS型の総合学習サイトとして去年3月に開設されました。ユーザー数は100万人を超える為、知っている方も多いかと思います。 どのようなものかを大まかに説明しますと、目標別に集められた単語、フレーズなどのアイテムのスペル、発音、意味をキーボードとマウスを使って学習していくというものです。間違えた単語などは何度も何度も反復して出題されるため、ゴールを達成するころにはほとんど完璧に覚えることができます。 smart.fm にはさまざまなゴール(目標)があるので、その中から自分にあったゴールを選ぶことができます。ゴールには、TOEIC基礎コースといったまじめなものから、ーあの人と英語学習 vol.2 ハーマイオニー役、エマ・ワトソンー

    haseharu
    haseharu 2010/05/23
    smart.fmとlamg-8
  • 化学系ブログのインパクトファクター | Chem-Station (ケムステ)

    このブログ「化学者のつぶやき」を立ち上げたのがおよそ3年前。今ではChem-Stationの一大人気コンテンツに成長し、毎日数多くのアクセスを頂いております。 3年前の日Web化学界を振り返ってみると、しっかりと頻度高く更新されている化学系ブログは、有機化学美術館・分館さんぐらいしか実質無かったように思われます。しかし最近になって、数多くの中身の濃い化学系ブログが増えてきています。ここ数年でのWeb化学の隆盛を見てとることができ、大変喜ばしいことと思えます。 さて、サイトの数が増えてくると、他の化学系ブログはどれぐらい人気があるのか・・・?ということが気になってきます。競争しているわけではなく、それぞれが個性ある記事を公開しているだけなので、比較しようとする姿勢は烏滸がましいとも言えますが、やはり管理者・読者の皆さんならば、少なからず気になる点ではないかと思われます。 自分達で運営してい

    haseharu
    haseharu 2010/04/25
    おもしろい。はてぶ、google reader、twitterフォロー数、etc「今回はそんな、(化学系)ブログサイトの人気度を客観的比較するためのアイデアをを紹介してみます。 題して「化学系ブログのインパクトファクター」!」
  • 最強の文献管理ソフトはこれだ! | Chem-Station (ケムステ)

    いままでこの「化学者のつぶやき」においてもいくつかの”研究活動に役立つソフトウェア、Web“を紹介してきました。そこでも毎回述べている通り、昨今のそれらは化学研究ライフハックとして十二分に利用できるもので、最近では多くの方が様々な自分にあったソフトウェア、Webを活用しているものと思います。 ところでこれは完全に著者の独断意見ですが、Evernoteは化学研究、特に文献やスクラップの管理として質、価格ともに最高のソフトウェアであると思っています。ところが、最近仕事中に 「Mendeleyって文献管理ソフト恐ろしく使えるらしいよ」 というツイートが流れていきました。いつもならあまり気にも留めないのですが、最近はEvernote以外の文献管理法を知らなかったので少しだけ気になって、現存する人気文献管理ソフトを比較調査してみる事にしました。できれば一番よいものを使いたいですよね! 題して、 「最

    haseharu
    haseharu 2010/04/13
    文献管理について。しかしすごいブックマーク数。みんな興味があるんだなあとあらためて。
  • 239th ACS National Meeting に行ってきた - 化学者のつぶやき -Chem-Station-

    ACS National Meetingとはアメリカ化学会(American Chemical Society, ACS)が主催する半年に一回の定例学会で、日化学会年会のアメリカバージョンに相当するものです。当然ながらACSに加入していることが参加の必須要件になります。 今回はそのACS Meetingの学会現場を紹介してみます。日の皆さんにとってはそうそう気軽に参加出来ないMeetingでしょうから、是非この機会に雰囲気を感じとってもらえれば幸いに思います。 【スポンサード広告】 学会会場 今回はサンフランシスコで開催されていました。サンフランシスコは、Golden Gate Bridgeがあったりケーブルカーが走っていることでも有名です。坂の多い街ながら、町並みもいかにもアメリカの都市といった感じで、大変雰囲気が良いです。日から距離的に近いためか、日人化学者もたくさん見かけた

    haseharu
    haseharu 2010/04/04
    acs national meetingってこんな雰囲気なんだ。参考になります。「こういうのを見るにつけ、やはり現状、世界の最速情報源はTwitterなのだな、と感じざるを得ません。」
  • 超一流誌による論文選定は恣意的なのか? | Chem-Station (ケムステ)

    「なぜこの論文がNature・Science・JACSに載るの??―――おかしいんじゃないの!?」 日々研究現場で過ごしていると、こういう批判を聞く機会には事欠きません。それは日でもアメリカでも、どこでも変わらないようです。 各自の基準で判断すれば、掲載に納得行かないところもでてくる・・・これは何も不思議なことではありません。人それぞれ評価基準は違うのですから。 しかし人は、とかく一般性のある「他人を納得させられる理由」を求めようとしがちです。必然、根拠の薄い有象無象の噂(myth)が、研究者間で飛び交うことにもつながってきます。 先日、超一流ジャーナルたるNatureが、この「ジャーナル審査に関する根拠のない風評」に対してEditorial上で払拭を試みていました (Nature 2010, 463, 850.)。 大変面白い内容なので、ここで紹介してみましょう。ジャーナルが研究発表の

    haseharu
    haseharu 2010/03/07
    nature「ジャーナルの審査過程は完全匿名でベールに包まれているがゆえ、ジャッジの結果は時に理不尽さを伴います。研究者といえども人間なので、それをネガティブに見て他人に責任転嫁してしまう事例も・・・」
  • 2010年日本化学会年会を楽しむ10の方法 | Chem-Station (ケムステ)

    3月26日から29日まで、日の化学で最大のイベントである日化学会年会が開催されます。もちろん何度も足を運んでいる方はご存知だと思いますが、関東、関東、関西と3年周期で行われ、今年は関西、近畿大学で行われます。この学会は化学の発表をするというだけでなく、1年に一回多くの「同士」が集まるため交流をするという目的の方が強いと思われます。 さて、年会デビューの方、関西近辺がはじめての方、行くけれども全く調べていない方、それぞれいると思いますが、そんな年会ビギナーのあなたのために、年会を楽しむ10の方法をお伝え致します。 iphoneなどをお持ちの方はEvernoteを入れてWebクリップ等でこのページを持ち歩いていただけると便利だと思いますよ。 1.場所を確かよう 場所は正直言って不便なところも有りますが、焼き肉で有名な鶴橋が近く、なんばやJR大阪駅から30分以内、京都からも1時間ほどでいける

    haseharu
    haseharu 2010/03/01
    「年会に行けない方は残念ながら雰囲気を味わう事ができません。そんな人の為にツイッターでハッシュタグ #CSJ90 があります」
  • 個性あるジャーナル表紙 | Chem-Station (ケムステ)

    ・・・何か増えてる! エンタルピー(オレンジ帽子)とエントロピー(青い帽子)を擬人化したキャラが跳ね回っています。この人達は前から居ましたが、よく見ると後ろの方に一人黒い帽子の女の子が・・・「G」というアルファベットが帽子に見えるので、おそらくこれはギブズ自由エネルギーの擬人化なのでしょう。 続編のお約束ともいえる新キャラ登場まできっちり押さえてあるとは侮れない! 報告論文総数が増え続ける反面、全部の仕事を追うのが不可能になっている情報過多の現在。ジャーナル出版の電子化が進み、一昔以上に一つの仕事が短期で消費されてしまう時代と言って良いでしょう。今後は研究自体のクオリティを保つことはもちろん、いかに論文に目を止めてもらうかということまでをも、真剣に考えなければならないのでしょうね。以前にも荒木飛呂彦の表紙が生物系の超一流ジャーナルCellの表紙をかっさらって話題となりました。トリッキーなや

    haseharu
    haseharu 2010/02/27
    「今後は研究自体のクオリティを保つことはもちろん、いかに論文に目を止めてもらうかということまでをも、真剣に考えなければならないのでしょうね。」
  • 化学英語論文/レポート執筆に役立つPCツール・決定版 | Chem-Station (ケムステ)

    化学者のつぶやき 化学英語論文/レポート執筆に役立つPCツール・決定版 2010/2/9 化学者のつぶやき, 化学英語・日常英語, 書籍・ソフト・Web Web, データベース, 英語, 論文執筆 投稿者: cosine 化学の世界に限らず研究者たるもの、英語での論文執筆は必須のスキルです。 しかし、英語の苦手な日人研究者にとっては、現実的に大変ストレスフルな作業の一つでもあります。とりわけ英語論文を書き慣れていない学生・院生・若手研究者なんかだと、一つの論文を書き上げるだけで、実に大変な思いをするものです。 もちろん筆者自身も全く例外ではなく、何とかして負担を軽減したいと考えてきました。ネット上のツールをいろいろ漁ってみると、やはり世界広しで、便利なものを無料公開してくれている、親切なサービスを諸々発見することができました。 今回の記事では、とりわけ化学者向けの、「英語論文執筆の負担を

    haseharu
    haseharu 2010/02/09
    exemplar(by springer)とな。
  • 博士課程学生の経済事情 | Chem-Station (ケムステ)

    さて、今回は博士課程学生の経済事情について紹介したいと思います。 多くの博士課程の学生にとって、「お金」は大きな問題です。 博士課程では講義形式の授業がほとんど無いとは言え、学生として大学に身を置く以上、大学に授業料等を支払う義務があります。 しかしながら、生活費を含めて支出全額を自分で捻出するために、自分の研究に取り組みながら、アルバイトも掛け持つのは容易ではありません。寝る間を惜しむか、研究の時間を削るか・・・いずれにしても良い結果を生むとは言えません。 つまり、博士課程に進学するにあたって、「財源の確保」が大きな課題となります。 ここに多くの優秀な学生の博士課程への進学を妨げる大きな障壁があります。 両親がスポンサーとなって全面的に協力してもらえる場合は、最も幸せで望ましいケースだと思いますが、現実はそうそう甘くはありません(笑) そこで、あくまで筆者が理解している範囲ではありますが

    haseharu
    haseharu 2010/01/17
    お金のはなし。
  • Whitesides’ Group: Writing a paper | Chem-Station (ケムステ)

    化学者のつぶやき Whitesides’ Group: Writing a paper 2009/12/24 化学者のつぶやき, 実験・テクニック, 論文 ノウハウ, 執筆法, 論文 投稿者: cosine 今回紹介する文献“Whitesides’ Group: Writing a Paper”では、世界一線級の化学者であるGeorge M. Whitesides教授が自ら、優れた論文執筆法を解説しています。 具体的には『アウトライン法』――すなわち、始めに論文の枠組み(アウトライン)を作り、研究データの蓄積と同時並行して何度も修正を加えてゆく、実験データはその時々で補完、図表重視のアピールを心がけ、テキストを書くのは一番最後、という論文作成法――の提唱を通じ、研究のプロダクティビティ・時間効率の向上に効果的たる仕事術にも触れています。3ページ程度の短文ながら、多くの示唆に富む文章となって

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