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ブックマーク / kany.hatenablog.com (5)

  • 思い出話 - 日々の記録

    大学に行ったのは新聞記者になるためだった。特に科学に関係する記事、社会面や生活面の記事を書きたかった。新聞じゃなくても雑誌記者とかそういう方面に行きたいなーと思っていた。新聞社の受験資格は、だいたい四大卒以上だから大学は行かないと。が、大学に行ったものの、入学後に色々あって自分が体力的に強くないと知り・・・具体的にいうと勉強厳しい学校+片道2時間半通学+終電までバイトを2ヶ月やったら1週間ダウンしたり徹夜すると必ず風邪ひいたり・・・で、新聞記者にはなるには厳しそうと悟った(ちょうどそんなことを考えていたときに新聞社で活躍していた親の友人が過労死したという背景もある)。 新聞に興味があるような人間だったのでもちろん出版にも興味があった。でも自分がいち消費者として見聞きしている情報から考えて、出版業界は商売的に危ういと思っていた。特にそのときの自分の視野に入るような一般向け雑誌は絶望的に見えた

    思い出話 - 日々の記録
  • オープンアクセスの分類 - 日々の記録

    ご無沙汰してます。今週はオープンアクセスウィークですね。 ふと自分が理解しているオープンアクセスを図解してみようと思いたち、ノートにこんな図を描いてみました。 オープンアクセスいろいろ (論文の)オープンアクセス*1と一口に言ってもいろいろあります。自分が思いつくものをざっと書き出してみたところ、こんな感じになりました。(以下オープンアクセスをOAと記載) 出版社によるOA論文 マーケティングのためのフリーアクセス 最新号のプロモーション ノーベル賞等の記念プロモーション 途上国向けオープン化(リンク先は論文ではなくデータベースのOA) OA出版社によるOAジャーナル 通常出版社によるOAオプション 中小出版社等による半無意識なオープン状態(特にポリシーはないが結果的にOAになっているもの) リポジトリにアップされたOA論文 プレプリントサーバ(サブジェクトリポジトリ) 機関リポジトリ P

  • 何故科学出版はまだ崩壊していないのか? - 日々の記録

    今年はじめに読んで以来、あまりの面白さにこっそり興奮していたScholarly Kitchenの「Why Hasn't Scientific Publishing Been Disrupted Already?」という記事を取り上げます。 http://scholarlykitchen.sspnet.org/2010/01/04/why-hasnt-scientific-publishing-been-disrupted-already/ オリジナルは2010年1月4日にアップされ、del.icio.usで日現在143件ブックマークされています。また最近、欧米系の同業者が「これは読んだほうがいいよ」とプレゼンで触れていました。やっぱり独り占めにするにはもったいない、興味や関心の近い人にも読んでもらいたいので、拙訳ながら、ざざっと超訳&紹介します。きちんとした日語訳ではなく、あくまで私が

    何故科学出版はまだ崩壊していないのか? - 日々の記録
    haseharu
    haseharu 2010/03/21
    「今年はじめに読んで以来、あまりの面白さにこっそり興奮していたScholarly Kitchenの「Why Hasn’t Scientific Publishing Been Disrupted Already?」という記事を取り上げます。」
  • Scholarly Kitchen ブログタイトル追っかけプロジェクト その1 - 日々の記録

    アメリカの学術出版協会によるブログScholarly Kitchenが面白い。しかしどの記事も読み応えがあって、ぼんやりRSSを見ていると脳内スキップしがち。タイトルだけでもちゃんと眺めて、「これは」と思う記事はしっかり読みたい・・・ というわけで、Scholarly Kichen新着記事の追っかけプロジェクトを一人発足。まずは新着記事のタイトルをひたすら訳してみます。翻訳して気づいたこととしては、Kent Anderson、記事書きすぎ! 執筆者は何人かいるみたいですが、今回翻訳したのは全部Kentによる記事です。 ブログは、いまや年寄りの避難先だ 2月6日の記事by Kent Anderson。カテゴリ:執筆者、実験、分析、社会学、技術、ツール original Blogging Now a Refuge for the Old Posted by Kent Anderson unde

    Scholarly Kitchen ブログタイトル追っかけプロジェクト その1 - 日々の記録
    haseharu
    haseharu 2010/02/07
  • 「研究者のお手伝い」をし続けるために(考えごと) - 日々の記録

    すっかり放置してしまいましたが、シンガポールに移動しました。 今の仕事は、前と同じ学術出版職ですが、前とちょっと立ち位置が違います。細かいことはここでは触れませんが、ちょっと見る角度が変わって、色々考えました。今日はその記録。 私は研究者や科学者や変な人が好きで、学術出版の世界が気に入っています。前の職場もそういう人が多めでした。ところ変わって、今の職場には科学や研究の世界に興味が薄い人も多く働いています。「好き」ではなくても働ける仕事として整備され、産業として成り立っていることを実感します。 またビジネスとしてまわるように仕組みが作り上げられていることを、私は前職のおかげで知っています。この産業がいつまで持続くのかは懐疑論もありますが、持続できるように頭をひねっている人は各所にたくさんいますから、今しばらくはたぶん続くのでしょう。 ラディカルな言い方をしてしまうと、研究者が真実の探求をす

    「研究者のお手伝い」をし続けるために(考えごと) - 日々の記録
    haseharu
    haseharu 2010/01/24
    「ラディカルな言い方をしてしまうと、研究者が真実の探求をするだけなら、出版の仕組みそのものはなくてもいい(かもしれない)」
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