汎用的なデバイスで構成される 高速な書影撮影システム 今日、商用出版物の書影(本の表紙画像)の流通性は飛躍的に効率化した一方で、図書館が所蔵する地域資料や一般流通に乗らない本の書影情報は流通することがありませんでした。これらの問題を解決するため、カーリルではまったく新しい撮影システム(ブックカメラ)を開発しました。私たちはこのブックカメラの活用シーンを広げるため、開発したすべての設計図面・制御用のハードウェア・ソフトウェアをオープンソース(クリエイティブ・コモンズライセンス)で公開することにしました。商用・非商用を問わずだれでも自由にブックカメラを複製し、改造したり、製造、販売することができます。 2秒で3面高速撮影 ブックカメラは、表紙・裏表紙・背の3面を同時に撮影します。ウェブサービスやアプリの開発者からは、背の画像が欲しいという要望が多く寄せられています。背の画像がデータベース化され