若田部さんの論説も山形さんの論説もともにイギリスのEU離脱の背景にある「反緊縮主義」への動きに注目し、それは必然である(あるいは称賛すべきである)ということで共通していると思います。 若田部さんの「不況のときにグローバリゼーションの利益を訴えても説得力がないのである」という結語は、かって民主党政権時代のTPP論争への多くの人達のリアクションを思い出します。いまもまだデフレ脱却に至っていない中では、おふたりの論説は日本の現状を照らす上でも有益かと思いました。 VOICE(ヴォイス) 2016年 08 月号 [雑誌] 出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2016/07/09メディア: 雑誌この商品を含むブログ (1件) を見る 『公研』ホームページ http://www.koken-seminar.jp/
![若田部昌澄「グローバリゼーションと反緊縮の狭間で」(in『公研』7月号)&山形浩生「イギリスのEU離脱はすばらしい」(in『Voice』8月号)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/2b149a13d0d0c4bce4986a93fc9fe75c04dc8af8/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimages-fe.ssl-images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F51tacgSzXVL._SL160_.jpg)