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ブックマーク / ironna.jp (37)

  • 財政規律に拘泥、マスコミの「トンデモ」が日本の足かせになる日 田中秀臣の超経済学

    新型コロナ危機が1年以上も続く中で、ポストコロナというべき経済論点が注目を浴びている。それはデジタルトランスフォーメーション(DX)を志向した社会の変革や「新しい生活様式(ニューノーマル)」というものではない。コロナ危機以前からある二つの問題、「財政危機」と「バブル崩壊」という論点だ。今回は特に前者の問題について書いておきたい。 例えば、朝日新聞は昨年末、社説で「追加経済対策 財政規律を壊すのか」「来年度予算案 財政規律のたが外れた」と連発して、菅政権の第3次補正予算と令和3年度予算案の批判を展開した。最近では毎日新聞も「コロナ下の財政見通し 現実に向き合わぬ無責任」という社説で「暮らしを守る支出は惜しんではならない。だが、それに乗じて財政規律を緩めるのは許されない」と批判している。

    財政規律に拘泥、マスコミの「トンデモ」が日本の足かせになる日 田中秀臣の超経済学
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    hat_24ckg 2021/02/03
    なぜ最後に「プライマリーバランスのことも嫌いにならないでね」などと誤解を招く主張を挟むのか。だから財務省などの緊縮派がのさばるんでしょ
  • 「戦後最悪」GDP減があぶり出す、悪意に満ちた恥知らずな面々

    内閣府が発表した2020年第2四半期(4~6月)の実質の国内総生産(GDP、季節調整値)速報値は前期比7・8%減、年率換算では27・8%減となった。4月から6月の間は、緊急事態宣言の発令期間を含むため、当初から大きく経済が落ち込むことが予想されていたが、ほぼその見込み通りとなった。 ワイドショーや報道番組などマスコミは、この減少幅からリーマン・ショックを超える「戦後最大の落ち込み」と報じている。「補正予算の効果が入ってこれだけの落ち込み、大変だ!」と騒いだり、一部の野党のように「アベノミクスの失敗だ」という見方を示す人たちもいるが、おそらくこの種の人たちは、今回の「新型コロナウイルスの経済危機」をきちんと理解していない。

    「戦後最悪」GDP減があぶり出す、悪意に満ちた恥知らずな面々
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    hat_24ckg 2020/08/18
  • デフレ皇帝は生きていた! ニッポンに蘇る暗黒卿の戒め 田中秀臣の超経済学

    消費増税と世界経済のかく乱の影響で、日経済は景気の下降局面から、次第にデフレを伴う長期停滞に戻ろうとしていた。ファーストオーダー(匿名MMT=現代貨幣理論支持者)との小競り合いを制したジェダイの騎士(リフレ派)であったが、旧帝国軍(財務省、旧日銀行派)の大集結の前にいまや危機的状況に陥ったのである…。 真冬にもかかわらず小春めいた日差しの中、繁華街の一角にあるオープンカフェは歳末の客で賑(にぎ)わっていた。隣の席では、既に滅びた「国民的アイドルグループ」の一員に似た女性が、向かいに座った眼鏡をかけた小太りの中年男に向かって「愛してる」「知ってる」と延々ループする会話を繰り返していた。暗黒卿は顔を寄せてささやいた。

    デフレ皇帝は生きていた! ニッポンに蘇る暗黒卿の戒め 田中秀臣の超経済学
    hat_24ckg
    hat_24ckg 2019/12/24
    増税を責めるのはいいんだけど、「国債を増発すべき」という文言も使ってほしい。財政拡大賛成だけど、国債増発は嫌という矛盾した認識の人も世間にはいっぱい居そうなので…。具体的に行きましょう
  • 黒田総裁はやっぱり日本経済の「どえらいリスク」だった 田中秀臣の超経済学

    経済の景気減速が顕著になる中で、10月に予定されている消費税率10%への引き上げに対する懸念が増している。他方で「消費増税応援団」の活動も活発化してきている。 その中で最大の主役の一人、日銀行の黒田東彦(はるひこ)総裁の消費増税「応援発言」がまたもや出てきた。日銀の岩田規久男前副総裁「告発の書」といえる『日銀日記』(筑摩書房)には、メインテーマとして前回2014年の消費増税の「主犯」黒田総裁への批判が取り上げられている。 これは14年の8%増税の実施前に、内閣府が13年に開催した消費増税の集中点検会合で、黒田総裁が「どえらいリスク」と発言した有名なエピソードに基づくものだ。消費増税を行うかどうかの重要なタイミングで、消費増税を先送りした場合の金利急騰を「どえらいことになって対応できないというリスク」だと指摘したのである。

    黒田総裁はやっぱり日本経済の「どえらいリスク」だった 田中秀臣の超経済学
  • 「失われた20年」日銀無罪の論法はちゃんちゃらおかしい 田中秀臣の超経済学

    「失われた20年」と言われる日の長期停滞は、デフレ(物価の継続的な下落)を伴っていた。人々の所得が減ってしまい、日々の暮らしも困難になる人や就職、進学などで苦労を味わう若者も多かった。実際に経済的な理由で退学していった学生たち、就職が決まらずにずっとコンビニや居酒屋などでアルバイトしていた卒業生も多かった。 また、就職してからも大変だった。最もデフレ不況が深まった時期には、卒業生のためにその会社の上司宛てに「推薦状」を書いたこともたびたびあった。ふつうは就職する際に、大学や教員が推薦状を書く。だが、「失われた20年」のピークのときは、就職してからも困難が続いたのである。 多くの企業は、将来性や人材育成よりも目先の利益の獲得のために、若い人材の使い捨てや「試用期間切り」のように使う前から切り捨てることもあった。そんな環境の中で、人に頼まれたり、または会社の上司の方がその卒業生の将来性につ

    「失われた20年」日銀無罪の論法はちゃんちゃらおかしい 田中秀臣の超経済学
    hat_24ckg
    hat_24ckg 2018/11/14
    雇用に責任があると認めない中央銀行なんて存在価値がないよ… 日本社会は、官僚のあり方を考え直すべきなのかも。
  • 「支持率ゼロ」国民民主党がそっぽを向かれる理由はこれだった 田中秀臣の超経済学

    国民民主党の代表選は、9月4日午後に投開票が行われ、玉木雄一郎共同代表が津村啓介元内閣府政務官を破って再選を果たした。テレビや新聞などでは、告示から今まで、それなりに話題になっていたようだ。 だが、告示後に行ったFNN・産経新聞の最新の世論調査によれば、同党の支持率は0・7%(前回より0・1ポイント減少)と「支持率0%政党」のままである。野党第1党の立憲民主党も低下傾向を続けているので、野党全体の低調が問題かもしれない。 それにしても、国民民主党の支持率の0%台は異様でもある。衆参両議員の数で総議員の1割を超えるのに、この低調ぶりである。その原因は、立憲民主党にも共通するが、やはり「民主党なるもの」を引きずっていることは間違いない。過去の民主党政権による経済政策や対外安全保障、震災・原発問題の対応に関して、国民の多数が民主党政権時代に暗いマイナスのイメージを抱いているのだろう。

    「支持率ゼロ」国民民主党がそっぽを向かれる理由はこれだった 田中秀臣の超経済学
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    hat_24ckg 2018/09/05
    なぜ国の重要な政策手段である「国債の増発」を選択肢から外すのか。なぜ景気回復を重要視せず積極的な金融政策を忌避するのか。マクロ経済を理解して使いこなせない国政政治家など要らないよ。
  • 消費増税廃止、マハティールにできて安倍首相にできない道理はない 田中秀臣の超経済学

    マレーシアでマハティール政権が誕生したことは、英国からの独立後初めてとなる政権交代を実現させたこと以外に、二つの驚きをもたらした。一つは、マハティール氏が92歳の高齢にも関わらず、15年ぶりに首相の座につき意欲的な政治姿勢を鮮明にしたことである。特に中国の「一帯一路」政策について、厳しく批判している。 このマハティール氏の姿勢は正しい。中国の「国際的なインフラ事業」を偽装した、中国位の安全保障対策に付き合うとロクなことにはならないだろう。そもそも、インフラ投資を名目にした「中華的帝国主義」の実体化である。付言すれば、この「一帯一路」政策をいかに骨抜きにし、無害化するかが今後、国際社会の求められる姿の一つだろう。 さらに、もう一つの驚きは、経済の安定化策として、「消費税」の廃止を公約にして、それを実行に移すことである。最近のマレーシアは、経済成長率が低下していて、その主因が消費の減少に求め

    消費増税廃止、マハティールにできて安倍首相にできない道理はない 田中秀臣の超経済学
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    hat_24ckg 2018/05/25
    財源は国債!日銀が買う!
  • 「日本型ハラスメント」がなくならない理由はコレだった 田中秀臣の超経済学

    したたかに日のお株奪った韓国の芸能戦略 韓国の芸能事務所に所属する女性9人組「NiziU(ニジュー)」がCDデビューを前にNHK紅白歌合戦の出場切符を手にした。ネット番組を活用し、徐々に成長していく姿をファンと共有する売り出し方で大ブレイク。日アイドル業界はお株を奪われた格好だが、経済学の視点で読み解けば、ヒットの秘訣が浮かび上がる。

    「日本型ハラスメント」がなくならない理由はコレだった 田中秀臣の超経済学
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    hat_24ckg 2018/05/24
    緊縮財政、すなわち財政再建は人を殺す。対して、国の赤字減らしは何も生まない。
  • 「平成政治史に残る大誤解」父親譲り、小泉進次郎のトンデモ持論 田中秀臣の超経済学

    森友学園問題が、財務省の文書改ざん問題に発展してから、財務省の政策を強化する政治的な動きが表面化している。こう書くと不思議に思う人たちも多いだろう。なぜなら、財務省の文書改ざん問題は、現在までの情報によれば、財務省理財局と近畿財務局が起こした問題だからだ。常識的に考えれば、社会的な批判を受けて、財務省は「おとなしくしている」ことの方が普通である。だが実際には違う。 この財務省の「政策強化」の動きのうち最たるものが、緊縮政策を主張する政治的勢力が元気づいていることだ。その代表が小泉進次郎衆院議員である。彼は自民党の筆頭副幹事長でもあるが、朝日新聞などの報道によると、政権批判的な姿勢を鮮明にしつつあるようだ。最近では、安倍昭恵首相夫人の証人喚問の必要性を示唆したり、また改ざん問題を「平成政治史に残る大事件」とまるで野党のような発言も残している。 森友学園問題自体は「平成政治史に残る大事件」かも

    「平成政治史に残る大誤解」父親譲り、小泉進次郎のトンデモ持論 田中秀臣の超経済学
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    hat_24ckg 2018/03/26
    緊縮は不景気になるからアカン。財政再建なんか国民にとっては無価値、ただの貴族の遊びだよ。ちゃんとデフレ脱却(インフレ率2〜4%になる)まで国債はガンガン増発すべし。
  • 安倍政権が黒田日銀に仕掛けた片岡委員「反対票」の舞台裏 田中秀臣の超経済学

    片岡氏はいわゆる「リフレ派」のエコノミストとして有名だ。リフレ派は、大胆な金融政策を採用することを前提にして、デフレを脱却し、低インフレ状態で経済を安定化させることを目的としている。筆者もそのリフレ派の一員であることはこの連載で何度も書いているのでお分かりの読者も多いだろう。片岡氏は就任会見でも、物価安定目標の達成に並々ならぬ意欲をみせた。 また、若田部昌澄早大教授は片岡氏を評して「勇気の人」と述べている。片岡氏は長年、民間のエコノミストとして活動してきており、一企業のいわば組織人である。片岡氏の発言をみてきた経験でいうと、彼の発言は所属する組織の利害と全く関係なく、その経済学に立脚した視点と事実に対する検証に裏付けられた政策観で首尾一貫していた。日の組織は一般的に同調圧力が強い。今回の決定会合のように、最初から自説を展開できる人が今までいなかったことも、論理と事実の検証という理屈が、い

    安倍政権が黒田日銀に仕掛けた片岡委員「反対票」の舞台裏 田中秀臣の超経済学
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    hat_24ckg 2017/09/27
    “リフレ派は、大胆な金融政策を採用することを前提にして、デフレを脱却し、低インフレ状態で経済を安定化させることを目的としている” それでいい
  • 安倍総理、国民の生命より「消費増税ありき」でいいんですか? 田中秀臣の超経済学 2017/08/07

    朝日新聞では見えにくい学生の苦悩と救い方 「コロナ禍で休退学5千人超」。今年4月以降、休学や退学した大学生らに関する朝日新聞の報道に疑問の声が相次いだ。全体で見れば昨年度より減少したにもかかわらず、コロナ禍を機に増加したかのような印象を与えかねない「見出し」だったからだ。学生の悩みの質を読み解くとともに、有効な救済策を提言する。

    安倍総理、国民の生命より「消費増税ありき」でいいんですか? 田中秀臣の超経済学 2017/08/07
    hat_24ckg
    hat_24ckg 2017/08/08
    “スタックラーとバスの指摘で注目すべきなのは、不況そのものよりも、不況のときに緊縮政策を採用し、経済政策が失敗することで国民を殺してしまうということだ” 財政再建なんて人命を失わせてまでやる価値はない
  • 「利上げして景気回復」枝野幸男の経済理論が凄すぎてついていけない

    朝日新聞では見えにくい学生の苦悩と救い方 「コロナ禍で休退学5千人超」。今年4月以降、休学や退学した大学生らに関する朝日新聞の報道に疑問の声が相次いだ。全体で見れば昨年度より減少したにもかかわらず、コロナ禍を機に増加したかのような印象を与えかねない「見出し」だったからだ。学生の悩みの質を読み解くとともに、有効な救済策を提言する。

    「利上げして景気回復」枝野幸男の経済理論が凄すぎてついていけない
    hat_24ckg
    hat_24ckg 2017/08/01
    国の経済が分かってない政治家、しかも政権交代の暁には首相になろうという人がこれか。根っ子は財務省官僚が経済音痴なので、説明受けた政治家も…というのがありそう。財務官僚は法学部上がりばかりだからなあ
  • 「消費増税、反アベノミクス」石破茂の総理への野望を阻止せよ! 田中秀臣の超経済学

    朝日新聞では見えにくい学生の苦悩と救い方 「コロナ禍で休退学5千人超」。今年4月以降、休学や退学した大学生らに関する朝日新聞の報道に疑問の声が相次いだ。全体で見れば昨年度より減少したにもかかわらず、コロナ禍を機に増加したかのような印象を与えかねない「見出し」だったからだ。学生の悩みの質を読み解くとともに、有効な救済策を提言する。

    「消費増税、反アベノミクス」石破茂の総理への野望を阻止せよ! 田中秀臣の超経済学
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    hat_24ckg 2017/07/11
    石破さん、2010年に「金融緩和によるハイパーインフレ懸念」を言ってるのか。その後、インフレ率はどうなった…?つまりは、ハイパーインフレを心配するのは間違い、ということやろね。少なくとも今の日本では。
  • 都議選惨敗、安倍首相に残された道は「消費減税」しかない

    東京都議選は都民ファーストの会の圧勝と、自民党歴史的大敗北に終わった。公明党、共産党は選挙前の議席数から増やし、民進党も選挙前の議席が少ないとはいえ健闘した。自民党への逆風が猛烈だったぶん、批判の受け皿として都民ファーストが大きく勝った。 政治的には、都民ファーストの大勝よりも、自民党の惨敗の方が重要だと思う。国政への影響が避けられないからだ。いくつかその影響を考えることができる。あくまで予測の域をでないのだが、いまの政治状況を前提にすれば、年内の衆議院解散は無理だろう。2018年12月の任期満了に近くなるかもしれない。もっとも、1980年代から現在まで3年を超えての解散が多いので、それほど不思議ではない。ひょっとしたらこれはすでに織り込み済みかもしれない。ここまでの大敗北はさすがに自民党も予測はしていなかったろうが。

    都議選惨敗、安倍首相に残された道は「消費減税」しかない
    hat_24ckg
    hat_24ckg 2017/07/04
    “デフレを完全に脱却するまでは、緊縮政策(14年の消費増税と同様のインパクト)は絶対に避ける必要がある。デフレ脱却には、金融政策と財政政策の協調、両輪が必要なのだ”
  • 公務員の給与はこうやって決まる! 最強の「抵抗勢力」人事院のいびつ

    まだまだある! 公務員のおいしい「特権」 お手盛りだの、厚遇だのとメディアが公務員叩きに躍起になるのも無理はない。つい先日も、副業でミナミのクラブを経営し、無断欠勤を繰り返した大阪市の元職員に1千万円もの退職金を支払っていたことが明らかになった。あまりに浮世離れした公務員天国の実態には呆れるばかりだが、「官民格差」を象徴するおいしい特権はまだまだある。

    公務員の給与はこうやって決まる! 最強の「抵抗勢力」人事院のいびつ
    hat_24ckg
    hat_24ckg 2017/01/17
    “そもそも公務員の給与が民間より高い水準であること自体がまったく正当化できないので、その是正を行うのが当然である” 公務員が中小企業のために動くインセンティブがなくなってるのはマズイよね
  • アベノミクスの破綻を煽る「金融岩石理論」は簡単に論破できる 田中秀臣の超経済学

    総務省接待の追及がなんとも情けない 総務省幹部への接待問題の質問が相次いだ参院予算委員会。相変わらず、野党の追及や一部マスコミの報道は、菅義偉首相への「口撃」が目立つ。むろん、今回の問題には看過できない面があり、解明が必要だ。だが、「口撃」に終始する姿勢は、問題の核心を突くのではなく、悪印象を与えたい下心満載で、なんとも情けない。

    アベノミクスの破綻を煽る「金融岩石理論」は簡単に論破できる 田中秀臣の超経済学
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    hat_24ckg 2017/01/16
    “むしろ財政危機は、経済の停滞を自明としてしまい、経済停滞の中で緊縮政策(財政再建政策という名前の政府支出減少や増税)で生じてしまうことも明らかにされている” 実際そうよね。景気良くなれば税収増えるし
  • 朝日編集委員の「経済成長が例外」という主張こそ、むしろ例外

    そんな論説が1月4日の朝日新聞の一面に掲載された。題して「『経済成長』永遠なのか」(経済成長は永遠なのか 「この200年、むしろ例外」:朝日新聞デジタル)。執筆者は朝日新聞編集委員の原真人氏である。この論説はネットでも話題になったが、ひと段落ごとに突っ込みをいれたくなる発言が盛りだくさんで、なにも松の内からこんなにサービスしなくてもいいものを、と思うものだった。ただしサービスの内容はトンデモな経済認識のてんこ盛りだが。 記事全体は、論点が錯綜しているが、要するに、アベノミクスのうち金融政策批判と、それに連動した「経済成長神話」なるものへの批判である。批判ばかりだと申し訳ないと思ったのは、経済成長がなくても十分に幸福に生きられるよ、とでもいった経済観で締めくくっている。 経済成長自体に懐疑的になる立場は経済学の発祥とほぼ同じ段階で始まっていて、別にトンデモでもなんでもない。例えば19世紀初め

    朝日編集委員の「経済成長が例外」という主張こそ、むしろ例外
    hat_24ckg
    hat_24ckg 2017/01/11
  • 「トランプ円安」はなぜ日本経済にプラス作用するのか

    報道によれば、エコノミストの高橋乗宣氏と浜矩子氏の毎年恒例、日経済の一年を守ってくれる「経済危機予測」シリーズが今年は出ないという。非常な危機感を意味もなく抱いてしまう(笑)。 来、人間とはすべて合理的にモノゴトを考える動物ともいえず、なんらかしらのバイアス(偏見)を抱懐しているのが通例である。とはいえ、経済合理性の強さもまた歴然としていて、要はその合理と非合理のバランスをどうみていくかが、経済に限らず人間の集団的行動の推移を理解するうえでのキーポイントといえるのかもしれない。

    「トランプ円安」はなぜ日本経済にプラス作用するのか
    hat_24ckg
    hat_24ckg 2016/12/21
    “日本銀行はインフレ目標2%の早期達成に全力を尽くすべきだし、また安倍政権は積極的な財政政策を行い、その政治力のすべてで財務省が主導する消費増税路線を封殺すべきである” これ、日本復活への道ですなあ。
  • 日本に「死亡フラグ」を立てるのは民進党さん、あなたたちですよ

    「保育園落ちた日死ね」という言葉が、今年のユーキャン新語・流行語大賞トップ10入りした。大賞の授賞式には、民進党の山尾志桜里議員が出てきて、この「保育園落ちた日死ね」の受賞者としてスピーチしたという。ネットを中心にして、この「保育園落ちた日死ね」、特に「日死ね」の表現をめぐって受賞の賛否両論が湧き上がった。「日死ね」はヘイトスピーチであると批判する人や、他方でそれは「日の内部」への批判だから無問題だとする人など多様だ。筆者の私見では、この「日死ね」という表現自体に賛成しかねる。この手の過剰な表現で注目を集め、世間を扇動するのは最悪の政治的手法だと思っている。

    日本に「死亡フラグ」を立てるのは民進党さん、あなたたちですよ
    hat_24ckg
    hat_24ckg 2016/12/06
    民進党はなぜマクロ経済学の知見を一顧だにしないの?自分の頭で考えるだけで十分と思ってるから?それじゃ駄目なのがマクロ経済ってやつなんだよな…まず事実と歴史を知ることから始めないと。
  • なぜ大新聞の経済記者たちは財務省の「広報紙」をつくるのか

    経済評論家の上念司氏の新刊『財務省と大新聞が隠す当は世界一の日経済』(講談社+α新書)が話題だ。日経済の長期停滞を、日型エリートの構造的欠陥に求めた快著である。 今日でも「消費増税しないと国の借金を未来の世代に押しつけてしまう!」「日の借金は1000兆円以上で財政危機!」という話題は、いろいろなところで聞かれる。この話題のルーツを見ていくと、たいがいは財務省の官僚たちの作文や発言にたどり着く。財務官僚が政治家やマスコミなどに「ご説明」や「根回し」で利用している資料や説明文のことである。

    なぜ大新聞の経済記者たちは財務省の「広報紙」をつくるのか
    hat_24ckg
    hat_24ckg 2016/10/27