TwitterというWebサービスに関しては、今さら説明するまでもない。ただ、私はこのサービスが本質的に、Webの将来に禍根を遺すであろうことを危惧している。以下にその理由を述べる。 私がTwitterをとみに意識し始めたのは、去年からである。私がGoogle Readerを経由して読んでいる、いくつかのブログの更新が、急に鈍化しだしたのである。甚だしきに至っては、全然更新されないブログまで出てきた。そのブログに共通している事がひとつ。曰く、「Twitter始めました」と。 彼らはTwitterを使い始め、二度とブログに戻ってこないのである。私には、Twitterの何が、そこまで人を引きつけるのか、理解できなかった。 凡そTwitterは使いにくいこと極まりない。一回の投稿に文字数制限があること、後から読み返しにくいこと、検索しにくいこと、極めて閉鎖的であること等等。followだの何だの