そして終わってみればこの結果である。優勝した大津市・皇子山中学校・大津警察署連合チームは同中学校内の生徒がいじめを理由に自殺するという、近年では比較的一般的な不祥事演出を引き起こしたが、その一連のパフォーマンスは、星の数ほどあるエクストリーム・謝罪参加者の中でも群を抜いて悪質秀逸であり、不祥事パフォーマンスの段階から膨大な損害を与え、謝罪の場やその他諸々のシーンにおいても名プレーを輩出した昨年覇者・東電をも差し置いて首位の栄光に輝いた。大津市教育委員会の耳を疑うような本問題への対応、大津市本体の驚異の言動、次々と暴かれる市と教育委員会の病的な組織体質、トドメに警察までもこの事件の隠蔽を図るという、三位一体までやってのけた。その顰蹙の買い方の徹底ぶりは今までに類を見ない程であり、それを象徴するかのように第三者の大学生が業を煮やして教育長を襲撃するという二次イベントまで発生させたことからも容易