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ブックマーク / font-da.hatenablog.jp (11)

  • ネットで嘲笑すること/されること - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)

    ある事件が起きて、ネット上でどのように振る舞うのかが話題に上がっている。特に、相手を「嘲笑すること/されること」がクローズアップされている。 「古来からのネット作法に総括を迫られているのかもしれない」 http://zaikabou.hatenablog.com/entry/20180625/1529890030 「はてな界隈の「いじり」「いじめ」のダブルスタンダードが酷すぎる」 https://anond.hatelabo.jp/20180626141122 私はこのブログで、かつて激しく「嘲笑される」経験を積み重ねていたので、メモがわりに書いておきたい。当時の「私を嘲笑する記事」はもうどこにあるのか知らないし、その人たちの行方も知らない。たぶん、まだネットにはいるのだろうが、その人たちを責めるつもりはない。 私がやられた方法はこんなふうだった。別のブログ記事やアノニマスダイアリーに、私

    ネットで嘲笑すること/されること - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)
    hatayasan
    hatayasan 2018/08/07
    “理不尽な怒りや攻撃を受けた時に、自分の中に理由を探すのではなく、「これはおそらく相手の問題だ」と考え、感情に巻き込まれないように自分の感情をコントロールする”
  • 性暴力加害者の心理 - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)

    性犯罪をおかして、逮捕され服役した人の手記が掲載されています。加害者として経験を話す人は多くないので、参考に挙げておきます。(加害についても触れられているので、リンク先の閲覧にご注意ください) 「【追記あり】元露出狂が綴る防犯対策」 http://anond.hatelabo.jp/20140103224112 この加害者は匿名で、被害者または被害者になりやすい女性に対して、防犯対策と称して「自衛」の方法を綴っています。この記事が「有用だ」「参考になる」と思う人がいるかもしれませんが、私は「加害者が、被害者に自衛を求める」という発想にある種の奇妙さを感じました。その奇妙さは、性暴力加害者に(直接・間接的に)接したり、調査報告を読んだりするたびに感じるものと同じです。 加害者が「自分がどうすれば加害をやめられるのか」ではなく、「あなたがこうすれば、自分は加害をせずにすむ」と述べること。その背

    性暴力加害者の心理 - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)
    hatayasan
    hatayasan 2014/01/06
    「人生がうまくいかないために、加害を行っている人にこそ、呼びかけてみてはいかがでしょう」
  • 「子どものこと、ちゃんと考えたほうがいいよ」という暴力 - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)

    私は31歳になった。男性のパートナーと同居しているので、表向き上、「幸せなヘテロのカップル」ということになっている*1。子どもはいない。たぶん、持つことはないだろう。 このたった三行を書くために、ものすごく緊張する。私にもそれなりに事情があるのである。その詳細を他人に言う気もしない。だからと言って、「産まない」と固く決意しているわけでもなく、ふらっと産むかもしれない。だが、ピルを飲んでいるので偶然の妊娠の可能性も低く、順当にいけば私は子どもを産まないだろう。 そこに、こんな言葉が降ってくることがある。 「子どものこと、ちゃんと考えたほうがいいよ」 私は黙って、困った顔をして笑う。なぜ「産まない=考えていない」のだろうか。散々、考えた挙句、産んでいないのだ。 だいたい、「考えろ」「考えろ」って、どうやって考えるのだ。この社会は、妊娠出産に関する費用の負担も大きく、産んだ後の保育も十分に整備さ

    「子どものこと、ちゃんと考えたほうがいいよ」という暴力 - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)
    hatayasan
    hatayasan 2013/06/13
    何を手に入れて何を引き換えにするか、雑音のない状況で決められる環境が必要だと思いますね。
  • 「存在しない」サバイバー? - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)

    大野更紗がSYNODOS JOURNALで新しい連載を始めた。題名は「『存在しない』サバイバーたち」である。 「『存在しない』サバイバーたち ― セックス・労働・暴力のボーダーで(1)」 http://synodos.livedoor.biz/archives/1814449.html 大野さんは、先日、自身の難病にかかってからの経験をつづったエッセイ「困ってる人」を出版して話題になっている若手の執筆者である。 困ってるひと 作者: 大野更紗出版社/メーカー: ポプラ社発売日: 2011/06/15メディア: 単行購入: 35人 クリック: 490回この商品を含むブログ (84件) を見る私はこのエッセイを、webで連載しているときから愛読していたし、単行も購入した。「困ってる人」は、難病にかかった当事者の視点と、難病患者を取り巻く社会状況を同時に視野にいれながら、「人の生きづらさ」

    「存在しない」サバイバー? - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)
    hatayasan
    hatayasan 2011/09/04
    「サバイバー」といえば、急逝した井田真木子のルポ『十四歳』を思い出す。
  • ロンドンの暴動とインナーシティ問題 - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)

    ロンドンで大規模な暴動が起きて、日でも報道されています。組織な暴動ではないようで、指導的な人物や政治的メッセージもなく、略奪や放火など暴力が繰り返されています。中心となっているのは若者たちで、ブラックベリーという最新式の高価なケータイ電話が情報拡散に使われているため、中心層は最貧困層ではないとみなされています。 もうすでにweb上では指摘がありますが、イギリスの都市構造は、数年前にパリで暴動が起きたフランスのものとは違います。フランスの場合は、郊外に移民・貧困層を住まわせる都市政策をとってきました。しかし、イギリスの場合は、ロンドンの中心部に散らばるようにいくつかの低所得層が集まって住むエリアがあります。このエリアに住む人々は、他地域に比べて失業率が高く、教育を受ける期間が短い傾向が社会学調査によってはっきりしています。これをインナーシティ問題といいます。web上で教科書的な資料がアップ

    ロンドンの暴動とインナーシティ問題 - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)
    hatayasan
    hatayasan 2011/08/12
    ソーシャルメディアとインナーシティ。
  • 【震災】「逃げろ」「逃げるな」ではなく - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)

    被災状況の深刻さ、原発の厳しい状況が報道される中で、東日(福島はもちろん、被災した東北地方、北関東、東京中心部など)から、西日へ避難している人たちが増えてきました。 まず、私たちすべての人に、いつでもどこへでも、避難する自由があります。東日から西日へだけではなく、国外に脱出する自由もあります。私の友人の留学生も帰国しました。そうした姿勢に対し、「裏切り」や「軟弱」といった批判をする人たちもいます。しかし、情勢をみて、自分に不利益があると思う場所から、より利益のあると思う場所に行くのは当たり前のことです。 原発の問題に関して、行政や東電の発表を信じて、従うべきだという人もいます。しかし原発がどうなっていくのかは、おそらく誰にもわかりません。悲観的な見方*1もあれば、楽観的な見方*2もあります。しかし、これらは推測であって、どれを信じるかは私たちが選ぶしかありません。どれが、疑似科学で

    【震災】「逃げろ」「逃げるな」ではなく - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)
    hatayasan
    hatayasan 2011/06/17
    「逃げたい人が逃げられるように、交通手段や受け入れ先を用意すること。それはぜひやるべきことでしょう。だけど、同時に、それを選ばない当事者の意思を尊重することも、大事なのです」
  • フィギュアスケートと採点 - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)

    ついに、バンクーバー五輪のフィギュアスケート女子シングルの結果が決まった。一位はキム・ヨナ、二位は浅田真央、三位はジョアニー・ロシェットだ。キム・ヨナさんと浅田さんとの対決は、この五輪でも大きく注目を集めていた。そして、両選手には尋常ではないプレッシャーがかかった。その中で、キム・ヨナさんはパーフェクトに近い演技をし、浅田さんはトリプルアクセルを二度決めた。考えられないほどの高得点が飛び交い、レベルの高い試合となった。 2日前のキム・ヨナさんと浅田さんとのショートプログラムでは、キム・ヨナさんが4点以上の差をつけてトップに出た。「高すぎるのではないか?」「浅田さんと、そんなに差があったのか?」などの、採点への疑念が海外のスケーターを中心におきた。*1 実は、この採点への不満は、女子シングルよりも、男子シングルで問題化されている。一番大きなできごとは、エフゲニー・プルシェンコの復帰だ。プルシ

    フィギュアスケートと採点 - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)
  • 勝間和代と上野千鶴子 - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)

    勝間和代さんの「結婚のすすめ(1)35歳独身限界説」*1というブログ記事が話題になっている。はてなのブクマでは炎上状態だが、勝間さん自身は「評判になっています」という認識らしい。さすが、いつでもどこでもポジティブシンキングである。*2 すでに、いくつかの反論の記事があがっている。一つはid:nagano_haru さんの記事だ。非嫡出子差別を指摘し、勝間さんの「結婚ありき」で進める論を批判している。「メリットとかどうのこうのとかは「おまけ」で、「結婚」を現代風にメリットを説明して、『結婚しないと子供は生んではいけない』という価値観を補強している。」という指摘である。 nagano_haru「【勝間和代】35歳独身限界説批判〜結婚しなくいい、同棲しろ〜」 http://d.hatena.ne.jp/nagano_haru/20091106/1257483361 もう一つは、id:yellow

    勝間和代と上野千鶴子 - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)
  • トランスジェンダーとからだ - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)

    立命館大学で行われていた、ヨシノユギさん企画の「ナルシストランス宣言」の写真展示が、撤去された。それをめぐってはてなで議論が起きているようだ。id:shibuyan730さんが、以下のようにまとめている。 http://www.geocities.jp/rits_queer/(この団体がさんしゃと文のラウンジにポスターを掲示) 趣旨はこういうことらしい http://www.geocities.jp/rits_queer/syosai.html ↓ 1月23日(金)当局と自治会のもと、撤去される ↓ (団体のブログ記事でアジテーション活動起こる。当事者たちのブログ) http://d.hatena.ne.jp/tzetze/20090123/1232712191 http://sukudomo.blog.drecom.jp/archive/192 ↓ はてな界隈で賛成か、反対かちょっとした

    トランスジェンダーとからだ - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)
    hatayasan
    hatayasan 2009/01/27
    「その体を「見よ」と露出することは、典型的な体を持つ人間が露出することとは違う意味を持つ。」立命館大学であった話。
  • 倫理の教え方 - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)

    id:toledさん経由で、トリアージをめぐって議論が起きている。 id:fuku33さんは、経営学の授業*1で、トリアージについてこのように述べた。 また、別の回に、資源の有限性がその合目的的な最適配分を促し、戦略性やリーダーシップや組織内の規範意識も意思決定も価値判断もそこから始まる、ということをわかりやすく説明したくって、四川の震災のニュースを挙げてトリアージの概念を説明した。絶対的に医療資源が不足しているところでは、「もう助かりそうにない患者」と「患者自身が処置したら大丈夫な患者」はカテゴライズして分けて、その間の「治療しなければ助からないが治療すれば助かるかも」というところに有限の医療資源を配分する、というシステムがあるんだよ、ということを説明したら、やっぱり女子学生のかなりの部分から「かわいそうだ」という反応があった。 これ、「トリアージの判断をしなければいけないお医者さんたち

    倫理の教え方 - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)
    hatayasan
    hatayasan 2008/05/24
    「自分の考えを否定しにかかる<他者>として現れた学生のほうが、教育者にとっては重要な存在ではないだろうか。」
  • 正しいことと、それがどうでもよくなること - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)

    まとまらないが、メモ代わりに。 私はPCを大事にしているので、たいてい正しいことを言う。たとえば、「レイプをしてはいけない」と言う。間違っても「男はそういうもんだから」とか「欲望は抑えきれないから仕方がない」とかは、言わない。そういう寛大で理解ある態度をとりたいわけではない。 ただ、興味は他人よりあるほうだ。レイプをする人が、なぜレイプにいたるのかを知りたい。そして、「そんなことはしてはいけない」とわかっていながら、足を踏み外す人間というものが、謎めいてみえる。 人は「人を殺してはいけない」と知っていても、殺す。「レイプしていはいけない」と知っていても、レイプする。逆に、なんの得にもならないのに、被害者が加害者を赦すことがある。どちらも、まったくの不合理であり、他人からは理解不能である。 このわけのわからなさに至らないように、社会を整備する必要はある。しかし、それ以上に、私はこのわけのわか

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