2022年11月にOpen AIが公開したChatGPTが世界で注目を集めている。一般ドメインかつ多言語で、従来のチャットボットとはレベルの異なる高品質の対話をリアルタイムに実現するサービスを(Research Preview版ではあるが)無料で提供し、検索、金融、広告、教育、法務などの広範囲な分野の転…
GPT-4が公開され、GoogleがPaLMやGoogle WorkspaceへのジェネレーティブAIの統合を発表するなど、AIサービスの進化のスピードは目を見張るものがあります。 この状況のなか、社内でもAIサービスの利用について方針がほしい、という声も上がってきていました。それに応えて本日AIサービス利用のガイドラインを策定し、リリースを行いました。せっかくですので、どんな内容なのかを共有したいと思います。 全文 基本 AIサービスを業務利用する場合は、原則として上長の許可を得ること。 検証目的で、業務に直接関連しない情報(テストデータなど)を入力して試すことは問題ない。 業務情報を利用したい場合は、この後の「業務利用する場合」のガイドラインに沿うこと。 サービス利用前に、データの取り扱いの規約を必ず確認すること。 AIサービスを業務利用する場合 業務情報を用いる場合は、利用規約を確認
LINEミニアプリポリシー はじめに LINEミニアプリポリシーガイドライン(以下「本ガイドライン」といいます)は、LINEヤフー株式会社(以下「当社」といいます)がお客様に対し、お客様が運営しているアプリケーションをLINEミニアプリ(以下「LINEミニアプリ」といいます)として搭載するプラットフォーム(以下「本サービス」といいます)を提供するにあたり、LINEミニアプリに関する審査、運用時の注意事項を解説し、本サービスをお客様に円滑にご利用いただくことを目的として定めるものです。 本ガイドラインは、 LINEミニアプリプラットフォーム規約(以下「利用規約」といいます)に基づき開発を進め、当社所定の審査を通過したLINEミニアプリをご活用のお客様に適用されます。 本ガイドラインに定めがない場合、原則として利用規約の定めが適用されるものとし、本ガイドラインの定めが利用規約の定めと矛盾も
最終更新日:2023年1月10日 LINEミニアプリとは、コミュニケーションアプリのLINEの中に存在する、別種のアプリのことを指します。母体となるネイティブアプリ(LINE)とは従属関係にあり、より(規模が)小さいアプリであることから「ミニアプリ」と呼ばれます。LINEミニアプリは皆さんがお使いのスマートフォンから以下の手順で利用可能ですので、ぜひお試しください。 LINEミニアプリのメリットは、利用者側・企業側共にさまざまありますが、大きなものを挙げると下記5つがあります。 利用者がアプリをダウンロードしなくても使えるおよそ9,000万人のLINEユーザーにアプローチできるクレジットカードや住所など個人情報はLINEに予め登録した情報を再利用できる iOS/Android双方のOSに1度の開発で対応できるため、アプリ開発費が従来の半額で済む(将来的には)クロスプラットフォーム開発が可能
2017年10月22日にSTORIA法律事務所、柿沼太一弁護士による「AIビジネス法務・知財セミナー」に参加してきました。 不勉強な学生だったとはいえ、筆者も法学部出身。リーガルマインドのかけらは持っているだろうと思いながら、特許や商標の出願も経験し、創作物を扱う仕事で著作権の課題にも積極的に取り組んできたものです。 一般的に法律は、「おかたくそこにあるもの」という印象がありますが、新しい課題に対しては解釈によって新しい光があたることもしばしばあります。 例えば、ビットコイン領域の改正資金決済法(いわゆる仮想通貨法)やシェアリングエコノミー領域の住宅宿泊事業法(いわゆる民泊新法)、そして今回のセミナーのテーマ、AI領域の法律課題など、新しいビジネスに呼応する法律の枠組みを見ることは、リーガルマインドを持ったビジネスマンにとって高度な知的活動になります。 さて前置きはここまで。 今回の柿沼弁
ソフトウェア開発プラットフォームのGitHubが2021年6月に、ソースコードを書くとその続きを補完する機能である「GitHub Copilot」をリリースしました。Microsoft傘下のGitHubが、ライセンスを問わずGitHub上のあらゆるソースコードを学習して作られたCopilotを商業利用することについて、「著作権的に問題があるのではないか?」との議論が巻き起こっています。 Julia Reda – GitHub Copilot is not infringing your copyright https://juliareda.eu/2021/07/github-copilot-is-not-infringing-your-copyright/ GitHubが、人工知能研究組織のOpenAIと協力してリリースしたCopilotは、途中まで記述したソースコードの「続き」を自動で
GPTシリーズやお絵描きAIなど、ファウンデーションモデルの進化により再び大きな注目を集めるAI。自民党では2023年1月に「AIの進化と実装に関するプロジェクトチーム」(座長:平将明衆議院議員)を立ち上げ、日本のAI戦略のあり方や政策提言について検討を進めて参ります。こちらのページには、各回のテーマや公開可能な資料を順次アップロードしています。 第20回以降の資料については、後任の事務局長の尾崎正直代議士の以下のNoteからご確認ください。 https://note.com/masanao_ozaki/n/nbd4dd013a5cb 第32回以降の資料については、新事務局長の小森たくお代議士の以下のNoteからご確認ください。 https://note.com/komori_takuo/n/n8433de4720a0 2024年2月16日(金)8時〜9時 (*25日英語版追加) テーマ
「CustomGPT.ai」でPublickeyのコンテンツを学習させたチャットBotを作ってみた。サイト検索の代わりになるか? 回答の精度と3つの大きな課題 ChatGPTを開発したOpenAIの技術を用いて、インターネット上のコンテンツをAIに学習させる機能を備えた「CutomGPT.ai」(以下CustomGPT)と呼ばれるサービスが登場しました。開発したのはPoll the People社です。 CustomGPTは、ChatGPTの持つ幅広い汎用の知識に加えて、特定のWebサイトの情報などを学習させることで、特定の情報に詳しくなるようにカスタマイズできるAIだと説明されています。 Product Hunt Launch Alert Today, we launched our https://t.co/PhjhqGcTkH on @ProductHunt. What is it:
2023年2月7日のMicrosoft発表イベント、および同8日のGoogle発表イベントの内容をまとめています。いずれも検索エンジンに搭載されるAIサービスに関する新プロダクトが発表されました。 このページは随時更新しています。 Microsoft、AIを搭載した新しいBingと Edgeブラウザを発表 Microsoftイベントの発表内容(日本時間 2023年2月8日午前3時〜) 従来の検索サービスは複雑な質問の回答に適していない 従来の検索結果画面とAIチャットウインドウ GPT-4相当の技術を搭載 ChatGPTよりも自然で意図にあった回答をするデモを披露 違法行為を促進しないための安全システム 新しいBingのデモ画面 AIを搭載した新しいBingの概要(Microsoft公式発表資料より) Bing Webmaster Guidelines 会話型検索に関する記述 Google
Takuya Kitagawa/北川拓也 @takuyakitagawa 近年のAIの進化は実は理解されていない。 ChatGPTを筆頭に、信じられないレベルでAIが進化している。 そう、本当に信じられないレベルなのは、なぜAIがこんなにも「急激に」質が良くなったかを、誰も説明できないからだ。 おそらく発明した研究者本人たちですら。 どういうことか。 1/n Takuya Kitagawa/北川拓也 @takuyakitagawa AIの精度を定量化したとき、数年前までは研究の進化と共に、少しずつ精度があがっていった。 研究の進化とは 1. モデルやアルゴリズムの進化 2. 計算量の増加 3. データ量の増加 などだ。10年ほど前にAIがもてはやされた時は、Deep Learningといったモデルの進化が重要だった。 2/n Takuya Kitagawa/北川拓也 @takuyakita
多摩大学大学院が主催で行われたセミナーの模様をお届けします。ナレッジ・アソシエイツ・ジャパン代表で2023年4月に多摩大学大学院MBA教授に就任予定の荻原直紀氏が登壇し、「チェンジマネジメント」をテーマに講演しました。あらゆる企業や組織は、事業成長とともに規律統制が強くなり、創造性や活力が失われていきます。再び新たな価値や事業を生み出すためには、「チェンジマネジメント」のスキルが必要だと荻原氏は語ります。最終回の本記事では、組織変革のための手順について語られました。 企業変革の半分以上は、最初のフェーズで失敗している 荻原直紀氏(以下、荻原):冒頭で申し上げましたように、チェンジマネジメントは非常に奥の深い世界です。今日すべてをみなさんにお伝えするのはなかなか難しいんですけれども、触りだけでもお伝えしたいと思います。「変化を進める原則と手順」という話をさせていただきたいと思います。 その前
《この記事は約 2 分で読めます(1分で600字計算)》 公益社団法人全国出版協会・出版科学研究所は1月25日、2022年の出版市場(推定販売金額)を発表した。紙+電子は前年比2.6%減の1兆6305億円で、紙は6.5%減、電子は7.5%増。コロナ禍前の2019年比では、紙+電子は5.7%増、紙は8.6%減、電子は63.2%増となった。 紙 紙の出版物推定販売金額は、前年比6.5%減の1兆1292億円。うち、書籍が同4.5%減の6497億円、雑誌が9.1%減の4795億円。コロナ禍前の2019年比では、紙全体は8.6%減、書籍は3.4%減、雑誌は14.9%減となっている。 書籍は、これまで好調だった文芸書、児童書、学参、資格試験などの売れ行きが鈍化している。また、2022年ベストセラー1位の『80歳の壁』(幻冬舎)も発行部数が60万部弱と、小規模になっている。ヒットする本がシニア頼みになっ
PublickeyのIT業界予想2023。クラウドのコスト上昇懸念、Passkeyの普及、AIによる開発支援の進化、WebAssembly環境の充実など 新年明けましておめでとうございます。今年もPublickeyをどうぞよろしくおねがいいたします。 さて今年最初の記事では2023年のIT業界、特にPublickeyが主な守備範囲としているエンタープライズ系のIT業界はどうなるのか、Publickeyなりに期待を込めた予想をしてみたいと思います。 エネルギー価格の上昇、セキュリティへの注目など まずは予想の前提として、IT業界に影響を与えそうな現状についての認識を明らかにしておきたいと思います。 グローバルな視点で見たときに、IT業界だけでなく世界経済に大きな影響を与えているのは石油や天然ガスを始めとするエネルギー価格の上昇とインフレでしょう。 エネルギー価格の上昇はロシアによるウクライナ
※Rustのバージョンは1.33.0 (stable)を使用しています。 Rustは所有権やライフタイム関連で詰まることが多い印象がありますが、私は同じくらい「型の指定方法」、特に「ジェネリクスでの型指定やトレイト境界指定」周りで詰まることが多いと感じています。 これは、Rustが特別複雑なことをしているわけではなく、網羅的なドキュメントや実例の載った解説が少ないためだと思います。最近は公式ドキュメントも充実してきましたが、それでも「これってどう書くの?」「そもそも出来るの?」という時になかなか情報が見つからないことが多々あります。(主に私の英語力が問題ということもありますが) そこで、私の理解している範囲で、詰まりやすそうな部分とその周辺をまとめたいと思います。 ※ジェネリクスやトレイトの導入部分は省略しています。the bookの該当部分に丁寧に書かれているので、そちらをお勧めします。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く