関東甲信地方は14日から15日朝にかけて記録的な大雪となり、各地で気象庁の当初の予想を大きく上回る積雪となりました。 このうち甲府市では14日午後6時の時点で、統計のあるこの120年間で最も多い49センチに並ぶ積雪となっていました。 気象庁は、その後の24時間で降る雪の量は20センチ程度と予想していましたが、15日午前9時の積雪はその予想をはるかに上回り、1メートル14センチに達しました。 また東京の都心では14日午後6時の積雪が4センチで、気象庁はその後の24時間で10センチの雪が降ると予想していました。 当初は大雪警報を出す雪にはならないとみていましたが、予想を上回るペースで積雪が増え、気象庁は午後10時半すぎに大雪警報を発表しました。 雪はさらに降り続き、15日午前2時の積雪は27センチと、45年ぶりの大雪となった今月8日と並ぶ積雪となりました。 今回の雪は本州の南岸を進む南岸低気圧