相次ぐ不祥事で辞意を表明したイギリスのジョンソン首相の後任となる与党 保守党の新しい党首に、リズ・トラス外相が選ばれました。トラス氏は6日に首相に就任します。 イギリスでは、ジョンソン首相が相次ぐ不祥事でことし7月に辞意を表明したことを受けて、後任を選ぶ与党 保守党の党首選挙が行われ、全国の党員が郵送やオンラインで投票しました。 5日、ロンドンで結果が発表され、 ▼リズ・トラス外相が8万1326票、 ▼リシ・スナク前財務相が6万399票で、 トラス氏が2万票余りの差をつけて新しい党首に選ばれました。 トラス氏は党員を前に演説し「私を信頼して党首に選んでくれた皆さんに感謝している。大胆な減税を行い経済を成長させる。エネルギー危機に取り組み、人々の光熱費と長期的なエネルギー確保の問題にも対処する」などと述べたうえで、再来年に行われる予定の次の総選挙で勝利を目指す考えを示しました。 トラス氏は4