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ブックマーク / blog.tatsuru.com (5)

  • 統一教会、安倍国葬について他 - 内田樹の研究室

    あるネットメディアからインタビューを受けた。もう公開されているので、少し長い別ヴァージョンをあげておく。 ―これから安倍系右翼はどうなると思いますか? 内田 おっしゃっている「安倍系右翼」という言葉の定義を僕は知らないのですけれど、言いたいことは何となくわかります。それが「安倍晋三という個人の求心力やカリスマ性に依存して存在感を発揮していた政治勢力」という意味でなら、その人たちはこの事件をきっかけに力を失い、弱体化すると思います。 実際に安倍元首相の死後、彼の庇護下でこれまで「いい思い」をしてきたネット論客たちはいまほぼ沈黙状態にあります。どういうスタンスでこの事件に向き合って良いのかについての組織的な合意形成ができていないのでしょう。もともと安倍晋三個人が手作りしたネットワークですから、ハブが不在になると、合意形成のための場も、ルールもない。代わりを務めることのできる人がいない。ですから

    hatehenseifu
    hatehenseifu 2022/09/12
    なるほど「安倍系右翼」か。陰謀系右翼とも言えるかな。
  • 総選挙結果を予測してみた - 内田樹の研究室

    今日は10月26日。総選挙の投開票の5日前である。ここで選挙結果について予測した。笑っても泣いても5日後には結果がわかる。外れたら不明を笑って欲しい。 自民党は単独過半数233議席には届かない。公明との連立でようやく過半数。今回は立憲民主党共産党、国民民主党、れいわ新選組の4党による野党共闘が奏功して、与野党伯仲という議席構成になる。残念ながら政権交代はならず。 自民党には今回の選挙では追い風になる条件が何もない。 来の目算では、五輪でお祭り気分を盛り上げておいて、総選挙に雪崩れ込むはずだったのだが、果たせなかった。たしかにメディアを利用して、開催中は疑似的な熱狂を作り出しはしたが、終わったところにコロナの第五波の感染爆発が来て、国民はみんな五輪のことなんか忘れしまった。 安倍―菅政権のコロナ対策は「後手後手」で、医療崩壊、自宅放置での死者が続出するに及んで、政権への怒りが高まり、結局

    hatehenseifu
    hatehenseifu 2021/10/27
    ”「属国民としての屈辱的地位を甘受できる能力」を「政権担当能力」と呼んだり、「リアリズム」と呼んだりするのは一種の民族誌的「奇習」である。”
  • 望月衣塑子『安倍晋三大研究』から - 内田樹の研究室

    東京新聞の望月衣塑子さんと特別取材班による『安倍晋三大研究』(KK ベストセラーズ)の中で望月さんと対談をしている。その中の私の発言の一部を「予告編」として掲載する。 今回のトランプ来日の「異例の接待」に安倍政権の従属的質が露呈したが、その仕組みについても私見を述べている。 安倍さんがつく嘘には、「シナリオがある嘘」と「シナリオのない嘘」の二つがあるみたいですね。とっさに口を衝いて出た「シナリオがない嘘」から始まって、「シナリオのある嘘」へと移ってゆく。 もろもろ不祥事のきっかけは、首相の意図せざる失言です。「それは言ってはダメ」ということを不用意に洩らしてしまう。その場で自分を大きく見せようとしたり、相手の主張を頭ごなしに否定するために「言わなくてもいいこと」を口走ってしまう。その点については自制心のない人だと思います。「その点についてはさきほどは間違ったことを申し上げました。お詫びし

    hatehenseifu
    hatehenseifu 2019/05/29
    「首相の『とにかく非を認めるのが嫌だ』という頑なさは常軌を逸していると思います」←知ってました。
  • 電通は日本のメディアを支配しているのか? - 内田樹の研究室

    「電通は日のメディアを支配しているのか?」と題するフランスのネット記事を翻訳しておく。 記者はMathieu GAULÈNE。配信は5月13日。 プリントアウトしたらA48枚に及ぶ長い記事だった。手の空いているときにちょっとずつ訳したら、7000字になった。 電通は日のメディアを支配しているのか? Mathieu GAULÈNE • Publié le 13.05.2016 http://www.inaglobal.fr/television/article/le-publicitaire-dentsu-tire-t-il-les-ficelles-des-medias-japonais-9000 電通は世界第五位のコミュニケーショングループで、日の広告市場の過半を握っている。日のメディアの自由に、とりわけ原子力産業について語る場合のメディアの自由に、強い影響力を行使している。 参

    hatehenseifu
    hatehenseifu 2016/05/16
    広告というメディアの首根っこを押さえてるんだから、そらま当然といや当然だが、かといって砂上の楼閣みたいなもんでもあると思う。
  • ドイツのあるジャーナリストの日本論 - 内田樹の研究室

    ドイツのある新聞の東京特派員が過去5年間の日の政府と海外メディアの「対立」について記事を書いている。 安倍政権の国際的評価がどのようなものかを知る上では貴重な情報である。 でも、日国民のほとんどは海外メディアが日をどう見ているのかを知らない。 日のメディアがそれを報道しないからである。 しかたがないので、私のような門外漢がドイツの新聞記者の書いたものをボランティアで日語に訳して読まなければならない。 このままでは「日で何が起きているのかを知りたければ、海外のメディアの日関連記事を読む」という傾向は止まらない。 そんなことまで言われても日のジャーナリストは平気なのか。 「ある海外特派員の告白 5年間東京にいた記者からドイツの読者へ」 Carsten Germis さて、荷造りも終わった。ドイツの日刊紙Frankfurter Allgemeine Zeitungの特派員として東

    hatehenseifu
    hatehenseifu 2015/04/10
    海外メディアにも「大本営発の印」をつけなきゃ気が収まらない国家主義者政権を喝破してる。
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