この記事では「キル・ビルの絆創膏と女の子いじめ(指輪世界)」とその下部のコメント欄に対する反論という形をとりながらぼく自身の勝手な考えを述べていく(反論して意見を否定したいのではなくて、自分の意見の提出がメインであることを断っておく)。 0 本題とは直接関係無いのだが、まず日記本文の方にコメントしておこう。タランティーノはオタクの嗜好を良く理解しているかのように書かれているが、しかしタランティーノ自身は自分の観たい映画をただ撮っているだけで、そこに我々に対する理解は僅かにしか無いように思えるのはぼくの偏見だろうか。彼が日本人オタクの気持ちを「良く解ってくれている」ように見えるのは、単にタランティーノ自身が日本のアニメが大好きだからというだけではないか。「日本人にとって楽しめる」というのは「日本人に向けて作られている」とはイコールではない筈だ。 彼の映画を観る時に「こいつは俺達に近づいてるな