静岡県裾野市須山のオートキャンプ場で、以前からトラブルになっていたツーリングクラブの仲間のテントに車で突っ込んだとして、静岡県警沼津署は21日、器物損壊容疑で、東京都豊島区の会社員、中山桂容疑者(33)を逮捕した。 同署によると、中山容疑者が突っ込んだのは21日午前6時ごろで、テントの持ち主の男性会社員(30)=千葉県いすみ市=は、中で寝ていた。テントは衝撃でつぶれ、男性は頭を強く打ち病院に運ばれた。命に別条はないという。 調べに対し、中山容疑者は、これまでツーリングに男性会社員がテントを持ってこないのでトラブルになっていたと説明。「テントを壊してやろうと思った。中に人がいるとは思わなかった」と話しているという。