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ブックマーク / white-cake.hatenadiary.com (6)

  • スラムダンク夫論 - wHite_caKe

    スラムダンクに関して、一つ不思議なことがあってね」 私が言うと、セキゼキさん(仮名)がちょっと嫌そうに顔をしかめました。 「なんで今更スラムダンクなんだよ……」 「いやいや、今更だからこその疑問ですよ。つまりね、スラムダンク連載中って、けっこう流川ファンが多かった気がするの」 「三井派も多くなかったっけ?」 「ミッチーはほんとにいいよね! 私も断然ミッチー派ですけど! でも当時は流川派が多かった」 「それで?」 「ところがこの年になって、スラムダンク懐古話になると、三井派が圧倒的多数なんだよ。スラムダンク好きの女性はオール三井好きだと錯覚しそうになる。この比率の変化は一体なんだ」 「そういえば、おれの周りも三井派がだんだん増えた気がする」 「仮説は二つ。年をとると共に嗜好が変わり、流川派の多くが三井派に流れたというものが一番目。流川派は既にスラムダンクのことなんて忘れて生きているが、三井

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  • リアリティで接客 - wHite_caKe

    一年ほど前に、ベコヤマ・サリコさん(仮名)とその娘トモリちゃん(仮名。当時五歳)と一緒に、東京ディズニーランドに行きました。 天候にも恵まれ、クリスマスのデコレーションも美しく、たいへん楽しく過ごすことができました。 私たちが最初に乗ったアトラクションは「ジャングルクルーズ」でした。 これは32人乗りのボートに乗り込んでジャングル探検に出掛ける、というコンセプトのアトラクションです。 コンセプトに従って、カバやワニ、象やゴリラといった動物がたくさん出現しますが、これらは皆精巧な作り物で、動きも外見もリアリティに溢れ、よく出来ています。 楽しいジャングル探検も終わりに近づき、船着き場に近づくと、キャストのおにいさんが、いつもの決められた台詞を口にしました。 「それではみなさん、ジャングルの旅も終わりに近づきました。船をお降りになりますときは、足下にお気をつけください。また、忘れ物がないように

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  • wHite_caKe - ヒト付き合いのコツなんてものを熟知しているワケじゃないが、それでも昔よりは判ることが多くなった。ような気がする。かもしれない

    「包丁で刺されそうになったりする話(私がでは無い)」という記事を読んだらなんかもう、すごくいろんなこと考えちゃったのですが、そのとき不意に、以前自分が作成した 「指導者のためのハウツー」 という文書のことを思い出しました。 私は学生時代マジックサークルに所属していまして、引退して卒業した後も、ワケあって延々とサークルに顔を出し続け、大勢の後輩の演技指導(というほどたいそうなものではない)をした人間です。 で、そういうことを続けていると、なんとなくナニカが見えてくるのですよ。 「熱心で真面目で善良なOBがやみくもに後輩の演技指導をすると、たいていの場合嫌われる」 というのは、私が数年間の指導経験もどきを経て、得た実感の一つです。 なんでそういうことが起こるかというと、これは正論ちゃんが疎まれるのと理由は同じで、そういう人間はしばしば押しつけがましいんですよ。だから嫌がられちゃう。 これは非常

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  • いつも心にサリコさん - wHite_caKe

    欧米の結婚式には欠かせない、「ベストマン」って何か知っていますか? 新郎のアシスタントとして、そして、婚姻の証人として、結婚式前の「バチェラーズ・パーティー」*1から、式が終了するまで、新郎をサポートするひとのことです。 ベスト・マンの最も大切な役目は、婚姻証明書と指輪を持っていくこと。 たいていはこの役割は、新郎の親友が務めます。*2 中世ヨーロッパでは、結婚は略奪婚で、新郎は友人とチームを組んで、花嫁を家族から連れ去ったそうです。当然この方式にはいくらかの危険がつきまといますね。 そんで、ベストマンというのは、その頃始まった習慣なんですって。 ベストマンは新郎に 「お前にもしものことがあったら、おれが代わって戦い、指揮をとる」 と請け負う役目でもあったわけです。ベストマンがいるからこそ、新郎は戦える。 そんでね。 私はこのベストマンの話をきいたとき、ちょっと考え込んでしまいました。 現

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  • 大人の社会科見学その2 - wHite_caKe

    事前注意 今回私が書きましたオリエント工業ショールーム見学の記録は、私の二年前の経験がもとになっておりますので、2006年現在とは、いささか様子が異なっている部分があるかもしれません。その点をご了承の上でお読み下さいませ。 その1はコチラでございます。 文 オリエント工業のショールーム見学は、30分ずつの交代制になっていますので、私たちはあの場所に、わずかな時間しかいられませんでした。 しかし、私の心の中では大体三時間はあそこにいたんじゃないか、というほどのインパクトがありました。 まず、ファーストインプレッションがすごかった。 ごく普通のありふれた佇まいの雑居ビルの二階に上がっていくと、いきなりドアが開け放たれており、正面のソファに下着姿のお人形さんたちが並んで座っているのを見た瞬間の衝撃といったら。 というか、下着姿ならばまだいい。確かにちょっと驚くけれども、予想の範疇内です(そうか

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  • 地球上の誰かが、ふと思った - wHite_caKe

    恋人選びは『好意』ではなく『セックス』で決まる。ゆえにすべての恋愛論は、『愛情論』ではなく『欲望論』である。 という記事の中でMasaoさんは、 異性の好意を受け入れるということは、その異性とセックスする可能性が高まるということです。これは女性にとって、「妊娠させられる可能性が高まること」とイコールなのです。 ゆえに女性は、男性の好意に対して簡単に好意を返すわけにはいかない。慎重に「好意を返して構わない男性」 を選別する必要がある。これは恐らく生物学的に女性の能に組み込まれている機能で、「嫌いな男」からの恋愛的アプローチに対し、女性はそれこそ心の底か ら生理的嫌悪感が沸いてくるのです。 とおっしゃいました。 そして私は「へー……リスクって妊娠だけかよ? そんでそれゆえの生物学的能による恐怖? なんだか平和な発想」と思いました。 ええとですねえ。 私が嫌いな男からの恋愛アプローチを嫌悪す

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