朝日新聞の社説だの渡辺勉や星浩といった政治記者が書く記事だのは、読むのも本当に苦痛だ。特に昨日(8/30)の朝日新聞社説は実にひどくて、財政再建至上主義路線を歩もうとする野田佳彦を評価する内容だった。毎日も同様だったようだ。かなり前からの伝統だが、朝日・毎日の経済問題に関する社説は「経済右派」に属していて、「小泉・竹中構造改革」路線を支持したかと思うと、現在では財政再建路線の旗を振るありさま。よくテレビに出てくる記者では、毎日の福本容子というのが悪しき典型だ。朝日には富裕層御用達の伊藤裕香子という記者もいる。 民主党の野田政権は、発足当時は野田の経済政策を支持する朝日・毎日と政治右派ぶりを支持する読売の後押しを得る一方、「党内融和」や「挙党内閣」がコアな民主党支持層にも評価され、そこそこの内閣支持率を得るのだろう。「脱原発」はどっかに吹っ飛んでしまって、原発は次々と再稼働されるばかりか、現