先日、イギリスでは出生前診断をしてダウン症が発見されても、そのまま生もうとする母親・家族が増えているようで喜ばしいと書きました。 ダウン症を克服したイギリス社会 ところが、デンマークでは2004年から導入された全国レベルでの妊娠第一期診断の結果、診断が導入される2000年から2004年までは毎年55人から65人産まれていたダウン症の新生児が、2005年には31人、2006年には32人と半減したことがわかりました。 国が進めた全国レベルの診断は2段階のもので、1段階目は胎児の超音波検査と母親の血液検査で、その段階でダウン症のリスクが高いとされた人には、第2段階目の胎児の絨毛診断か羊水診断を勧められます。全国レベルでの診断が行われる前にも、35歳以上であるなどのハイリスクグループと判断された妊婦は絨毛診断か羊水診断をすることが(おそらく無料で)できたそうですが、2000年にそれを受けた人は対象
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