パレスチナ自治区ヨルダン川西岸ヘブロン南東の村で、イスラエルによる家屋取り壊しに抗議するイスラエル人やパレスチナ人の活動家たち(2015年7月24日撮影、資料写真)。(c)AFP/HAZEM BADER 【9月7日 AFP】国連人道問題調整事務所(UN Office for the Coordination of Humanitarian Affairs、OCHA)は7日に発表した報告書の中で、パレスチナ自治区ヨルダン川西岸(West Bank)でパレスチナ人の建物や家屋など約1万3000棟がイスラエル当局の取り壊し命令対象となっており、住民と建物が「永続的に不安定な状況に置かれ、脅威にさらされている」と警告した。 イスラエル占領下にあるヨルダン川西岸の広い範囲でこれまでに取り壊し命令が出された建物や家屋は推定で約1万3000棟にのぼり、このうち1万1000棟が取り壊し待ちの状況にあるとい