2025年の大阪・関西万博の建設現場で「メタンガス」の爆発事故が発生したことを受けて、万博協会は24日、爆発が起きたエリアでの換気設備の設置や、ガス濃度の測定値をホームページで公表するなどの開催期間中の安全対策を発表しました。 【動画】万博会場「メタンガス」基準値超え76回検知 安全に支障きたす濃度 パビリオンが立ち並ぶエリアでも 24日午後2時から会見を開いた万博協会の担当者は「基本的には、発表した対策はかなりレベルの高い、フルスペックのもの。基本的には(爆発事故など)そういう事態にならないだろうと想定しているが、万が一、『濃度測定』により基準値を超えた場合は、入場制限を行って追加の換気対策などを行う形になる」と語りました。 万博会場では3月28日、トイレの建設現場で溶接作業中の火花が可燃性のガスに引火して爆発。コンクリートの床が約100平方メートルにわたって壊れる事故が発生しました。会