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ブックマーク / wiredvision.jp (37)

  • 音楽の陶酔と「曖昧な未完結」 | WIRED VISION

    前の記事 「書くことの効果」実証される 音楽の陶酔と「曖昧な未完結」 2011年1月25日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) フィードサイエンス・テクノロジー Jonah Lehrer Photo:Kashirin Nickolai, Flickr 好きな音楽を聴きながら「感動でゾクゾクする」時、われわれの脳の中では「快楽物質」ドーパミンの分泌が促進されているという研究が、『Nature Neuroscience』に掲載された(日語版期時)。 この研究で興味深いのは、脳における反応のタイミングだ。研究者たちは、ゾクゾクする感覚がピークを迎える前に、脳の尾状核での活動がかなり長い間活発化していることを発見したのだ。彼らはこれを「期待の段階」と呼んでいる。 問題は、このときドーパミン・ニューロンは何に反応しているかだ。クライマックスの15秒も前に、これらはなぜ活動

  • 生命は宇宙から「情報」として到来:新説 | WIRED VISION

    前の記事 企業が「人の顔」を持つべき心理学的理由 生命は宇宙から「情報」として到来:新説 2010年11月15日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) フィードサイエンス・テクノロジー Lisa Grossman 透過型電子顕微鏡でとらえたインフルエンザ・ウイルス(染色されている)。Flickr/kat m research 地球上の生命は、地球外のウイルスの残骸から生じたものなのかもしれない――つまり、死んではいるけれども、新しい生命を生み出すのに十分な情報は含んでいたウイルスから。 一部の科学者たちは、以前から、生命は宇宙から地球にやって来た可能性があると考えてきた。パンスペルミア説と呼ばれる学説であり、例えばウイリアム・トムソン(ケルヴィン卿)は1870年代に、微生物が彗星か小惑星に乗って地球にやってきた可能性があると示唆した。[パンスペルミア説(胚種広布説)

  • Twitterで株式市場を予測:「86.7%の精度」 | WIRED VISION

    前の記事 台所で生じる「ホワイトホール」:物理学者が検証 Twitterで株式市場を予測:「86.7%の精度」 2010年10月22日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) フィードサイエンス・テクノロジー Lisa Grossman Image: flickr/Perpetualtourist2000 ある1日に『Twitter』の世界(Twitterverse)がどのくらい平穏だったかを測定することで、3日後の『ダウ・ジョーンズ工業株価平均』の変化の方向性を86.7%の精度で予測できるという研究成果が発表された。 この発見は、(別の研究から派生した)ほとんど偶然によるもので、研究者たち自身が驚いている。インディアナ大学のJohan Bollen准教授(社会科学)らによる研究論文は、プレプリント・サーバー『arXiv.org』に掲載された。 これまでの研究によって

  • 「ピタゴラ装置」の傑作6選:動画ギャラリー | WIRED VISION

    前の記事 iPadの魅力的なケース・スタンド3選 横にも動くホンダの電動一輪車:試乗レポート(動画) 次の記事 「ピタゴラ装置」の傑作6選:動画ギャラリー 2010年4月 9日 カルチャー コメント: トラックバック (0) フィードカルチャー Dylan F. Tweney 3月27日(米国時間)、米国のパーデュー大学で、『全米ルーブ・ゴールドバーグ・マシン・コンテスト2010』が開催された。 このコンテストは、23年の伝統を持つコンテストだが、こうした装置が作成されている場所は他にもたくさんあり、インターネットでは動画をたくさん見ることができる。 [コンテストは1987年に米国で開始。ルーブ・ゴールドバーグ・マシンとはもともと、米国の漫画家Rube_Goldbergが発案したもので、普通にすれば簡単にできることを、手の込んだからくりを多数使って、それらが次々と連鎖していく事で実現するマ

  • 「光合成は量子コンピューティング」:複数箇所に同時存在 | WIRED VISION

    前の記事 ネット時代で「読む量」が急増:研究結果 「光合成は量子コンピューティング」:複数箇所に同時存在 2010年2月10日 Brandon Keim Image credit: Bùi Linh Ngân/Flickr 光合成は、植物や細菌が用いる光エネルギーの捕捉プロセスだが、その効率の良さは人間の技術では追いつかないほど優れている。このほど、個々の分子に1000兆分の1秒のレーザーパルスを当てる手法によって、光合成に量子物理学が作用している証拠が確認された。 量子の「魔法」が起きているとみられるのは、1つの光合成細胞に何百万と存在する集光タンパク質の中だ。集光タンパク質は、[集めた光]エネルギーを、光子に感受性のある分子内で回転している電子から、近くの反応中心タンパク質へと輸送し、そこで光エネルギーは細胞を動かすエネルギーへと変換される。 この輸送の過程で、エネルギーはほとんど失わ

  • 「みんなでゲームを創る」Webサービスが登場、巨大RPGの可能性も | WIRED VISION

    「みんなでゲームを創る」Webサービスが登場、巨大RPGの可能性も 2010年1月 7日 ゲーム好きが集まってコラボしながら新しいゲームを開発できるWebサービスが登場した。開発からプレイまで、全てWebブラウザ上で完結するためOSやソフトに依存せず、PCとインターネット接続環境があれば、誰でも参加できるのが特徴だ。現在、試験運用が行われている。 ゲーム制作Webサービスの名称は『Rmake』。“平凡なエンジニア”を自称するakasata氏が中心となって開発が進められている。エンターブレインが販売しているゲーム制作ツール『ツクール』シリーズなどと似ており、キャラクターやマップ、音楽、効果音などの素材データを組み合わせ、これらをスクリプトで制御して、“組み立てる”仕組みだ。 ユーザーが作成した素材は、他のユーザーと共有可能で、全部をはじめから自分でやるより簡単に開発ができる。また、気軽に質問

  • 数式が生んだ宇宙:「3次元フラクタル」の画像ギャラリー | WIRED VISION

    数式が生んだ宇宙:「3次元フラクタル」の画像ギャラリー 2009年12月17日 サイエンス・テクノロジーデザイン コメント: トラックバック (0) 魅惑的なフラクタル図形として表現される『マンデルブロ集合』。数学マニアのグループが、これに近い画像を3次元で生成する試みに挑戦した。 マンデルブロ集合を3次元に 彼らはその成果を「Mandelbulb(マンデルバルブ)」[bulbは球の意]と呼んでいる。3Dレンダリングによるこれらの画像は、球体に反復アルゴリズムを適用することで生成された。 3次元の球上の各点に、同じ計算が何度も繰り返し適用されている。これは、通常の2次元のマンデルブロ集合が無限に自己反復を繰り返すことで複雑な図形を描き出していることと、発想としては似通ったものだ。 [フラクタルは、フランスの数学者ブノワ・マンデルブロ(Beno将ツt Mandelbrot)、ャニウニ心審悗

  • クモの糸の驚異と、100万匹が作った「黄金の織物」 | WIRED VISION

    前の記事 「大停電の原因はハッカー」米CBS報道は誤り:ブラジル政府 3つの宇宙望遠鏡が共演:天の川銀河の新しい写真 次の記事 クモの糸の驚異と、100万匹が作った「黄金の織物」 2009年11月12日 Hadley Leggett 画像:アメリカ自然史博物館 大量の野生のクモから採取された糸で作られた貴重な織物が、9月23日(米国時間)からニューヨーク市のアメリカ自然史博物館で展示されている。 独特の金色をしたこの織物を製作するには、4年間と大量の人員が必要だった。マダガスカルの電柱からコガネグモ科のクモを集める作業に70人が取り組み、それとは別に12人が、クモ1匹から約24メートルの糸を慎重に引き出す作業にあたった。 こうして作られた11フィート×4フィート(約3.4メートル×1.2メートル)の織物は、野生のクモの糸でできたものとしては、現存する唯一の大きな布地だ。 このプロジェクト

  • 「感覚遮断」で幻覚出現:情報源の判断エラー説 | WIRED VISION

    前の記事 米メディアがだまされた「商工会議所の記者会見」(動画) 「感覚遮断」で幻覚出現:情報源の判断エラー説 2009年10月26日 Hadley Leggett Image: daveknapik/Flickr 実際にはそこにない色や物体が見えるようになるのに、幻覚剤は必要ない。感覚をほぼ遮断した環境にほんの15分間ほど身を置くだけで、精神的に正常な人の多くが幻覚を見る可能性があるという研究結果が発表された。 研究では、健康な被験者19人を、光と音を完全に排除した感覚遮断室に15分間入れた。その結果、通常なら脳に絶えず押し寄せている感覚情報を絶たれた被験者の多くが、幻覚や妄想、抑うつ感を経験したと訴えた。 この実験結果は、脳が自らの経験していることの出所を正しく認識できない場合、幻覚症状が現われるという仮説を裏付けるものだ。このような概念は、研究者の間で「ソース・モニタリングの誤り」と

  • リアルすぎる不安:『不気味の谷』現象をサルでも確認 | WIRED VISION

    前の記事 ダイソンの「羽根がない無音扇風機」、初使用レポート 原子操作の20年:画像ギャラリー 次の記事 リアルすぎる不安:『不気味の谷』現象をサルでも確認 2009年10月14日 Brandon Keim Photo credit: PNAS。プリンストン大学リリースでは「実物に近いCG画像」の別の例を見ることができる。 サルは、非常に実物に近いが完全には実物と同じではないように表現された自分たちの姿に対して異常な反応を示すことが実験で明らかになった。このような傾向が人間にあることはこれまで十分に証明されているが、他の生物種で確認されたことはなかった。 研究では、サルの好みを調べるために、マカク属のサルに対して、サルの顔の実物写真、デジタル処理によるカリカチュア(戯画)、実物に近いCG画像を見せた。サルたちは、実物に近いCG画像から何度も目を逸らした。 『米国科学アカデミー紀要』(PNA

  • 人体へのハッキング攻撃:発達する「神経工学」とその危険性 | WIRED VISION

    前の記事 最新テーザー銃で撃たれた体験レポート(動画) 人体へのハッキング攻撃:発達する「神経工学」とその危険性 2009年8月 3日 Hadley Leggett Image: University of Washington。サイトトップの画像は別の日語版記事より これまで研究者らは、指1動かさずに脳波だけでコンピューターを操作し、『Twitter』にメッセージを投稿したり(日語版記事)、車椅子を動かしたり(日語版記事)できる技術を開発してきた。だが、神経科学的な機器が複雑化・ワイヤレス化した現在、一部の専門家たちは「脳ハッキング」のリスクを真剣に考えるべきだと警鐘を鳴らしている。 ハッカーたちは四六時中パーソナル・コンピューターに侵入しているが、もし、ハッカーたちがその悪意ある熱意を、これらの医療機器に向けたら何が起こるだろう。たとえば現在パーキンソン病やうつ病の治療に使われ

  • ブランド広告が衰弱する理由 | WIRED VISION

    ブランド広告が衰弱する理由 2009年7月21日 (これまでの 歌田明弘の「ネットと広告経済の行方」はこちら) TBSが視聴率低迷で苦しんでいるようだ。7月7日の朝日新聞によれば、今年4~6月のTBSの関東地区の平均視聴率は、ゴールデンタイム(午後7時~10時)9.8%、プライムタイム(同7時~11時)9.9%、全日(午前6時~翌午前0時)6.4%で、NHKと在京キー局の中で3帯とも5位という初めての事態だという。番組改編が裏目に出て、夕方のニュース番組を1時間遅らせて8時近くまでにしたり、昼の情報番組を4時間枠にしたことなどが成功していないようで、今月、急遽、異例の番組改編をし、中高年を意識したものにするそうだ。 その一方、BSは視聴率が上がっているらしい。 7月8日の読売新聞朝刊によれば、ゴールデンタイムの視聴率が急上昇しているという。これは野球中継の影響だそうだが、BSチューナーの

  • 自分の四肢を切断したい人々:BIID症候群と「脳と精神」 | WIRED VISION

    前の記事 ハイブリッド車等はガソリン車より総コストで得か:調査結果 自分の四肢を切断したい人々:BIID症候群と「脳と精神」 2009年7月16日 Alexis Madrigal flickr/wackelijimrooster オーストラリア人男性Robert Vickers氏は、何年も悩み抜いた末のある日、大量のドライアイスを用意して意図的に自分の左脚を傷つけた。外科手術によって切断せざるを得なくするのが狙いだった。 Vickers氏のこの行為は意図的なもので、同氏は病院で目が覚めたら片脚がなくなっていたその時の気持ちを、「究極のエクスタシー」と表現している[リンク先はVickers氏を紹介するABC放送の番組]。 Vickers氏は、精神医学界で近年「身体完全同一性障害」(BIID:Body Integrity Identity Disorder)と呼ばれる障害を持つ、数少ない患者の

  • ファンタジックな日本のラブホテル:画像ギャラリー | WIRED VISION

    前の記事 フランク・ロイド・ライトをLEGOで建築:新シリーズ発売 講演の動画をクラウドソーシングで翻訳:40カ国語で閲覧可能 次の記事 ファンタジックな日のラブホテル:画像ギャラリー 2009年5月22日 Lisa Katayama 何十年ものあいだ、日のラブホテルは、匿名性のある場をカップルに提供してきた。政治家と秘書、教師と生徒、帯者と売春婦、どんな組み合わせでも、即金で支払い、制限時間がきたらホテルを出る限りにおいて歓迎された。 最近の日では、新しいタイプのラブホテルが大量に出現している。内装がテーマ―パーク風に飾り付けられたもの、家庭用ゲーム機が用意されたもの、カラオケ装置があるもの、セックスマシンが備え付けられたものといった、さまざまなラブホテルがあり、フェチやサドマゾの人から一般の人まで、いろいろな人にそれぞれの楽しみ方が用意されている。 米国人写真家のMisty K

  • 脳から『Twitter』に直接送信(動画) | WIRED VISION

    前の記事 各種の機器がつぶやくTwitter:急成長するマッシュアップ 脳から『Twitter』に直接送信(動画) 2009年4月21日 Brandon Keim 4月1日(米国時間)の午後早く、ウィスコンシン大学の生物医学エンジニアであるAdam Wilson氏は、『Twitter』にメッセージを投稿した。ただし、入力に使ったのは両手ではなく脳だ。「USING EEG TO SEND TWEET」[卵を使ってさえずり(TWEET)を送信]と頭の中で考えたのだ。 このメッセージは、電話を発明したアレクサンダー・グラハム・ベルの「Mr. Watson, come here. I want to see you.」[ワトソン君、こちらに来てくれ。会いたいのだ]の現代版といえるかもしれない。 ブレイン=コンピューター・インターフェース(BCI)は、もはや単に人々を驚かせる技術ではなく、考えること

  • タコツボ化したネットで「力」を持つには:オバマ陣営に学ぶ情報戦略 | WIRED VISION

    前の記事 新型『iMac』分解レポート:必需ツールは吸盤 OLEDディスプレーで「自己主張」する車 次の記事 タコツボ化したネットで「力」を持つには:オバマ陣営に学ぶ情報戦略 2009年3月 9日 Noah Shachtman [ワイアード記者Noah Shachtmanは、米国防総省が2月下旬に開催した会議『Phoenix Challenge』で講演を行なった。話した内容から一部を紹介する] オンラインでは人々が密接につながり、情報は高速で伝わる。このような世界で情報の伝わり方をコントロールすることは難しい。 オンラインでは「コミュニケーションの繭」が作られる傾向がある。保守派は保守派に、リベラル派はリベラル派に語り掛ける。SFファンは1カ所に集まり、別の場所にはバスケットボールのファンがいる。 そうした世界でメッセージを発するということは、うまい具合に広がっていると錯覚していても、実際

  • 量子コンピューティングを脅かす「量子もつれの突然死」 | WIRED VISION

    前の記事 UNIX時計が「1234567890」を表示する2月14日 バクテリアの「知性」を研究する:情報伝達の仕組みを解明 次の記事 量子コンピューティングを脅かす「量子もつれの突然死」 2009年2月13日 Brandon Keim 従来の物理の法則に反して、2つの量子状態が互いに相関を持つ不可思議な「量子もつれ」[「量子絡み合い」「量子エンタングルメント」などとも呼ばれる]の現象。これを応用した先進技術の開発に、とある不安材料が指摘されている。その不安材料とは、同じく従来の物理の法則に反するもう1つの不可思議な現象、「量子もつれの突然死」だ。 「量子コンピューティング(日語版記事)、量子暗号、量子テレポーテーション(日語版記事)――これらはすべて、量子もつれ現象を必要とする。問題は、それをどれくらいの時間無事に保てるか、という点だ」と、ロチェスター大学の物理学者Joseph Eb

  • 音楽をエンドレスで聞かせる「拷問」、米軍収容所で実践 | WIRED VISION

    音楽をエンドレスで聞かせる「拷問」、米軍収容所で実践 2008年9月22日 社会 コメント: トラックバック (0) Eliot Van Buskirk Photo:geekmojo投稿者の父親の古い写真だという キューバにある米軍グアンタナモ基地の方針について、ブッシュ政権が抱える懸念事項のうち、今回の話題は最大のものではないかもしれない。結局のところ米国政府は、収容者の扱いをめぐる2件の訴訟において最高裁で敗訴した。それに、大統領候補のBarack Obama議員とJohn McCain議員は、他のほとんどの問題では意見が異なるが、この件については両議員ともに収容施設を閉鎖したいと考えているのだから。 ふんだりけったりの状況で、また別の試練が浮上した。「テロとの戦い」でグアンタナモ基地に収容された人たちの決意を弱らせるために、何度も何度も大音量で流してきた楽曲について、米国政府は著作権

  • 「遺伝子治療で先天性視覚障害を回復」に成功 | WIRED VISION

    「遺伝子治療で先天性視覚障害を回復」に成功 2008年9月24日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) Brandon Keim Photo: Fabio 遺伝子治療の力を借りて、2人の視覚障害者が視力を取り戻した。 この2人――氏名は公表されていない――は、レーバー先天性黒内障(LCA)の遺伝子治療における初期臨床試験に参加した患者だ。LCAとは、稀に発生する先天性視覚障害で、治療法は見つかっていない。 この試験は、治療の効果よりもむしろ安全性を調べるためのものだったが、その有効性があまりにも顕著だったため、研究者たちは結果を公表することにした。 「患者の1人は、目覚まし時計のぼんやりした赤い光が明るすぎて気になるようになったと話している」と、研究論文の執筆者の1人、ペンシルベニア大学のArtur Cideciyan准教授(眼科学)は言う。「この患者は、眠るときに

  • 「ハイテク義体」の最前線:"通常より強力な人間"も誕生へ? | WIRED VISION

    「ハイテク義体」の最前線:"通常より強力な人間"も誕生へ? 2008年9月22日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) Jose Fermoso ピッツバーグ大学の科学者チームは[2004年]、サルの脳にセンサーを埋め込み、その思考によってロボット・アームを動かす実験に成功した(日語版記事)。これは、「神経プロテーゼ」という分野における飛躍的な進歩と言える。神経プロテーゼとは、[麻痺性の疾患や損傷などがある]身体障害者にチップをインプラントして、信号を送って動きを誘発するという手法だ。[プロテーゼ(独:Prothese)とは医療用具として、体の中に埋入する人工物のこと] この研究が進んで飛躍的な進歩の数々がもたらされれば、身体に障害のある人々が「バイオニック」で強力な身体機能を持つ者として再評価される可能性があり、さらには思考で制御する装置の新時代が開かれることに