ブランド広告が衰弱する理由 | WIRED VISION

ブランド広告が衰弱する理由 2009年7月21日 （これまでの 歌田明弘の「ネットと広告経済の行方」はこちら） ＴＢＳが視聴率低迷で苦しんでいるようだ。７月７日の朝日新聞によれば、今年４～６月のＴＢＳの関東地区の平均視聴率は、ゴールデンタイム（午後７時～１０時）９．８％、プライムタイム（同７時～１１時）９．９％、全日（午前６時～翌午前０時）６．４％で、ＮＨＫと在京キー局の中で３帯とも５位という初めての事態だという。番組改編が裏目に出て、夕方のニュース番組を１時間遅らせて８時近くまでにしたり、昼の情報番組を４時間枠にしたことなどが成功していないようで、今月、急遽、異例の番組改編をし、中高年を意識したものにするそうだ。 その一方、ＢＳは視聴率が上がっているらしい。 ７月８日の読売新聞朝刊によれば、ゴールデンタイムの視聴率が急上昇しているという。これは野球中継の影響だそうだが、ＢＳチューナーの

[RELHAM]

一見なるほどと思えるものの、その割には流通自身が青息吐息なのは何故？もう1つ上にもっと大きな流れがある様な気も。

[klp]

「現在の広告減少は景気循環的なものではない。今進んでいるのは、もっと大きい構造的な変化だ。私は３年ほど前から構造的変化が起きていると感じ、社内外で発言してきた。構造的変化とは、端的にいえば流通の寡占の

[sapio]

占が進むと、メーカーは、マスコミを通じて宣伝するよりも、「強力な流通業者に、セールスプロモーションと称するカネを払って、自分の商品を売ってもらうほうが効率的という考え方になる」。

[takayan]

さて、そのあらゆる業界での「寡占」を生み出してきた大本は何でしたっけ？　（あえて答えは言いませんが）

[umeten]

＞寡占と、新規産業や新興企業の台頭の弱さが広告、とくにテレビが得意としているブランド広告の弱体化をまねいているという指摘　　　市場＝経済そのものの規模縮小が原因、と

[benediktine]

『寡占化の進展よりも新しい産業が出てくるスピードが速ければ、マス広告は減らない』『しかし日本は、アメリカのように、次々と新しい産業や参入者が出てきて新陳代謝が起きるという具合にはなっていない』

[otchy210]

「ネット広告はアメリカでも衰退しており、その中身は、検索連動広告のような販促だと言っている。クリック型の広告が伸びているが、それはもはや広告ではなくて販促だというわけだ。」

[inumash]

なるほどな。

[ys0000]

面白い。でもそうだね、確かに。言われて納得。

[HeavyFeather]

流通の力が強くなっている

[Alceste]

優れた広告を出せば商品が売れるなら、ドリームキャストは大ヒット商品になったはず。広告を販促と捉えるか、ブランディングと考えるか、企業理念を示すアドバタイジングデザインの一環なのか、そんな違いも感じる。

[takunama]

"上位１、２社で寡占するような状況になれば、もうマスの広告は必要なくなる。" "氏家氏は、テレビ広告がネット広告に奪われているのではなくて、テレビ広告自体に問題があると考えている。"

[choeit]

［後で］

[vanish_l2]

それと税金対策で広告やってると仮定すれば、赤字になれば切るってのは当たり前のことではあるんだよなー。

[raimon49]

イオンやヤマダの発言力が強くなったという見方。

[sousk]

流通寡占が進み、かつ新興市場での寡占化も早い。寡占化により消費者対話のマス広告ではなく流通にカネが集中する

[crosscrow]

「流通の寡占化」「広告の衰退」

[naotomo]

確かに、仕事場の大学生と話していても、テレビの話題になることはほとんど無いです。見たい番組は、パソコンの無料動画で見るのが中心みたいで、テレビのCMなんて、若者はあまり見ていません。

[BHD_DELTA]

テレビ広告は、そもそも広告費もべらぼうに高いうえに、制作費も高く15秒の制限はあるしでいいところなし。宣伝担当と接待上手な代理店が上司を巻き込んで承認もらって出稿する仕組み。不況下の経営者には通じない

[pitworks]

寡占が進むとメーカは広告よりも「強力な流通業者にセールスプロモーションと称するカネを払って自社商品を売ってもらう方が効率的という考え方になる」 寡占と新規産業/新興企業台頭の弱さ->ブランド広告弱体化

[masato611]

寡占が進むと、メーカーは、マスコミを通じて宣伝するよりも、「強力な流通業者に、セールスプロモーションと称するカネを払って、自分の商品を売ってもらうほうが効率的という考え方になる」。

[georgew]

寡占と、新規産業や新興企業の台頭の弱さが広告、とくにテレビが得意としているブランド広告の弱体化をまねいているという指摘 > ちょっと意外な視点。

[SyncHack]

進む寡占化によるマス媒体の弱体化。マス媒体で煽るより家電量販店に販促費を与えた方が効果的に売れるという時代。製品自体、汎用化が進んだってのもあるのかもしれず。

[yusuke_f]

シェアを伸ばすために広告をうつのであって、寡占化が進んだ業界では広告の重要性が劣る。

[design5]

マス広告の減少の分析について　興味深い

[pinball-1973]

お手本にしたい文章。

[rkzm]

"クリック型の広告が伸びているが、それはもはや広告ではなくて販促だというわけだ。"

[chromoni]

>寡占が進むと、メーカーは、マスコミを通じて宣伝するよりも、「強力な流通業者に、セールスプロモーションと称するカネを払って、自分の商品を売ってもらうほうが効率的という考え方になる」。

[mn_kr]

“寡占化の進展よりも新しい産業が出てくるスピードが速ければマス広告は減らない...しかし日本≠アメリカのように次々と新しい産業が出てきて新陳代謝が起きる⇒ブランド広告にとって厳しい環境”

[saz_go]

広告の減少は、流通の寡占が原因説。