Googleが少なくとも今後3年はMozillaの後ろ盾となってFirefoxをサポートする。Mozillaが米国時間の12月20日に、Googleとの新たな提携契約で合意したことを発表した。契約内容は非公開となっているが、Mozilla CEOのGary Kovacs氏が従来の検索に関するGoogleとの関係が3年以上延長されることを明らかにしており、Mozillaが収入の大部分を失う最悪の事態は回避された模様だ。 GoogleはMozillaの最大の支援者である。MozillaはWebブラウザ「Firefox」のデフォルトの検索サービスプロバイダーをGoogleとし、Googleからロイヤルティ(使用料)を徴収する契約を交わしていた。Mozillaの財務報告書を見ると、この契約からの収入は2010年と2009年にそれぞれ、Mozillaのロイヤルティ収入全体の84%と86%を占めた。ち