まだDJ用ターンテーブルやDJミキサーといったものが無かったヒップホップ創成期の80年代に、映画 "Wild Style" を見たことをきっかけとしてDJ活動をスタートした DJ KRUSH。当初はストリートでのDJ活動を中心としていたが、自身のグループ KRUSH POSSE の解散をきっかけに90年代初頭にトラック製作をスタート。それらの楽曲が James Lavelle 主宰のレーベル Mo' Wax や 雑誌 "Straight No Chaser" 誌を通して注目され、まずはイギリス、そしてアメリカと国際的な評価と支持を得ることとなり、現在では全世界に確固とした支持層を確立。日本のDJとしてのパイオニア的存在でありながら、常に先を見据え続けるその姿勢は、ジャンルの枠を超えて大きなリスペクトを集めている。 今回のインタビューでは、世界の現場を見てきた DJ KRUSH にしか語れな