今年もいろいろあったアニメ界。昨年公開の『時をかける少女』が関連各賞を総なめにし、『コードギアス 反逆のルルーシュ』『らき☆すた』『天元突破グレンラガン』『機動戦士ガンダム00』など、ヒット作、話題作に恵まれた年だった。中でも『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』の大ヒットは映画業界に大きな驚きを呼んだ。明るい話題の一方で、社会的な事件に配慮しての放映休止、中断などの話題が多かったのも特徴だ。中には制作サイドのネット上での発言がさらに騒動を大きくした例も。ネットといえば、WEBアニメの躍進や画像配信共有サイトの隆盛など、年表というかたちでは取り上げにくいけれど、これからのアニメ視聴に大きな影響を与えそうな出来事も。年表にしづらいといえば、初めから第2期ぶくみで放映開始するアニメが目立ったのも今年の特徴か。『コードギアス』『ガンダム00』に『D.C.II』など、様々な理由から最初から第2期を予定し