00年代を予見した音楽としてレイディオヘッドやゴッドスピード・ユーが取り沙汰される時、それは気分的なものを差すことが多い。アラブ・ストラップであれ、フィッシュマンズであれ、90年代末にメランコリックなムードが充満していたことはレイヴ・カルチャーへの反動としても理解できるし、同時多発テロ以降の閉塞感を見通したというのなら、そういう言い方も決して無理ではないだろう。ゴッドスピード・ユーには、しかも、ドローン的な表現との橋渡しになるという音楽的なポテンシャルも少なからずあった。サン O)))やナジャといったドゥームからアルヴァーやヴェルヴェット・カクーンといったブラック・メタルにもその陰は落ち、アンチコン=ヒップ・ホップやブレイクコア=ワールズ・エンド・ガールフレンドがその磁場に引きずり込まれていったことも印象的なモーメントだったといえる。 予見的な可能性という意味では、しかし、99年も終わろう
20世紀のアメリカを代表する作曲家バート・バカラックの世界を、ジム・オルークと11人のボーカリストが解き明かすアルバム「All Kinds of People ~Love Burt Bacharach~ produced by Jim O'Rourke」が4月7日にリリースされることになった。 1999年の代表作「Eureka」でバート・バカラックの「Something Big」を完コピしていることでも知られるジム・オルーク。その「Eureka」以来11年ぶりのボーカルアルバムとなる本作は、2008年秋から2010年1月までの長期間にわたる東京とアメリカでのレコーディングを経て完成した。 本作には国内から、細野晴臣、やくしまるえつこ(相対性理論、TUTU HELVETICAほか)、坂田明、中原昌也、青山陽一、カヒミ・カリィ、小坂忠、小池光子(ビューティフルハミングバード)、Yoshimi(
誕生から死、食卓まで。 2010年にリリース予定のアルバム「One Pig」が、「一匹のブタの生涯」の音だけで作られたものになると予告しています。 ■ a project is born(the herbert pig) in 2010 i will release a record entitled 'one pig' it will be made up entirely of sounds made during the life cycle of a pig. i will be there at its birth during its life present at its death and during the butchery process. ブタの誕生から死、解体されるところにまで立ち会ってその様子を録音して、その音でアルバムを作るそうです。ブタの皮や血、毛なども余す
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く