民主主義は、すべての人が平等であることを基礎とするが、物事を決める時にすべての人の意見が一致するとは限らない。だから多数決を使って、多数派の意見を全員の意思と「みなす」。ところが昨今どうもこの「みなす」が忘れられ、単純な「数の多さ」が絶対視されがちだ。改めて考えたい。多数決は民主主義にとって重要な…
もう時効だと思うし、この話をこれ以上胸に秘めておきたくないので書いておく。 おっぱいが大きくて悩んでる皆様、そして会社員を辞めて好きなことをしたい皆様に贈ります。 追記 2018年11月21日、書籍化しました。 2011年の7月、私は渋谷のITベンチャー企業をやめてポールダンサーになった。 辞めたいことを伝えた6月上旬、上司との面接で「どうして辞めたいの?」と聞かれて、「ポールダンスに専念したいので辞めます!」と言った。上司は困り顔と笑い顔の中間みたいな顔をしてた。そりゃそうだ、入社からまだ半年しか経ってない。 確かに、私はそれまで趣味で1年半ほどやっていたポールダンスをもっと頑張りたい!と思っていた。折しも311、東日本大震災の直後。自分が受け持っていたウェブマガジンやSNSの運用と言った仕事は、地震の直後にあっという間に中止や延期になり、会社の中での自分の存在意義を危うく思った。命の儚
11月8日未明、福岡市のJR博多駅前で起こった大規模な陥没事故。地表から深さ約20mの地下では当時、NATMと呼ぶ工法で地下鉄七隈(ななくま)線のトンネルを掘削していた。設計や施工の段階で想定していたリスクとその対策は妥当だったのか、検証していく必要がある。 (関連記事:博多陥没事故、50分前にトンネル天端が「肌落ち」) (関連記事:博多駅前の陥没、NATMで掘削中に出水) 高い地下水位や薄い岩かぶり。こうした地盤条件に対して、工法の選択に問題はなかったのか――。日経コンストラクションの取材で、NATMを採用した経緯と理由が明らかになってきた。 事故前日のトンネル工事現場。視察に訪れていた福岡市議が偶然、撮影していた。この時点で大量に出水するなどの異常はなかったという。撮影から約14時間後、重機がある付近で先進導坑を拡幅している際に崩落した(写真:調 崇史)
ラルス・クリステンセン 「アメリカ版ケインズ主義を取り戻す? ~トランプ政権のマクロ経済政策の行方を占う~」(2016年11月9日) ●Lars Christensen, ““Make America Keynesian Again””(The Market Monetarist, November 9, 2016) [1]訳注;原エントリーのタイトル “Make America Keynesian … Continue reading 本日のことだが、デンマークにあるラジオ局からドナルド・トランプ次期大統領について何かコメントしてくれないかと取材の申し込みがあった。トランプその人ないしは彼が掲げている経済政策プランについて何か称えるべき面はないだろうかというのだ。「申し訳ないが他をあたってくれ」と取材の申し込みは断っておいた。というのも、トランプという人物について誉めるべき点は一切無いと
「『この世界の片隅に』で演じた主人公のすずさんと私の共通点は、絵を描くのが好きなところと、あとボーッとしていると言われるところも同じなんですけど、すずさんはパワフルでポジティブ。そこに共感します」 私が「そうそう、猫背なところもすずさんとの共通点なんですよね?」と言うと、「あちゃあ、こりゃいけん」という表情で背筋をピンと伸ばしてすまし顔をするところが、まさにリアルすずさんでした。お話をうかがったお相手は、のんさん。12日に公開されたアニメ映画「この世界の片隅に」で、ほんわかしてのんびりした主人公すずの声を担当しています。舞台が戦時下の広島で、すずは広島弁なので、「心の声」も勝手に広島弁にしてみました。何しろ映画を見るともう、すずさんがのんさんに、のんさんがすずさんに重なってしまうのです。 さてここからはネタバレを含みますのでご注意下さい。 こうの史代さんの同名マンガ…
In a stunning election night, the Republican nominee for president, Donald Trump, secured victory after a string of formerly Democratic states swung his way. Pennsylvania, Florida, Ohio, Wisconsin, Iowa and Michigan all turned red. Nationally, Donald Trump won 47% of the vote to Hillary Clinton's 48% - yet this translated into 306 electoral college votes for the Republicans and 232 for the Democra
新任の取締役が、あるとき担当する事業部の支社を見に行った。一通り見学し、支社長らと懇談した後、かえろうとしたら、ある部署だけ灯りがついているのを見つけた。現場仕事はもう終業しているのに、管理部門の1セクションだけ、忙しそうに机にむかって仕事している。 「何をしているの?」と彼がたずねたところ、「本社に送る書類を作成しているんですよ。毎月、数字をまとめて送らなけりゃいけないんで、残業になるんです。」との答えだ。資料を見て、さらにたずねる。「本社は、この統計資料を見てどう役立てるんだろう?」「・・存じません。本社にたずねてください。」 その取締役は本社に戻ると、早速、送付先の企画部門にいって、その書類のことをきいてみる。すると、「ああ、その書類ですか。工場が毎月送ってくるんでね、ファイルして保管しているだけです」という。「でも、なんで工場はその書類を送ってくるのかな?」「さあ・・。」 いろいろ
第16回:ジブリのその先の到達点! のん主演「この世界の片隅に」ドキュメント・レビュー汐留ホールでゼロ号試写が終わったのは、9月9日の昼過ぎ。それは、片渕須直監督の6年越しの悲願が叶い、ようやく「映画」となって世に送り出される瞬間だった。深く長い余韻を残す作品だ。さまざまな感情が呼び起こされる。温もり。郷愁。ときめき。悲しみ。断念。恐怖。怒り。焦燥。安らぎ。そして希望――。広島県を舞台とするアニメーション映画「この世界の片隅に」は、昭和8年の暮れで幕を開け、ごく普通の少女すずの成長を追い、やがて太平洋戦争が始まる。「ありゃあ」「弱ったねえ」…広島の方言を愛らしく発するすずを演じた、のん(本名・能年玲奈)の声が絶品だ。昭和18年に軍港の町・呉へと嫁いだすずを中心に、戦時下のごく普通の暮らしが丹念に、テンポよく積み重ねられていく。物資は徐々に欠乏していったものの、思いの外、のどかさが保たれてい
日本映画・洋画を問わず、ネタバレ・あらすじを交えて感想(レビュー、 批評、 解説…?)を語りながら、映画の魅力を再発見していきましょう。ラストを明かすことも。 映画がはじまる。能年玲奈さんの声が聞こえる。 その瞬間、『この世界の片隅に』の素晴らしさに驚いていた。 ゆっくりとした、温もりのあるモノローグは、『まんが日本昔ばなし』の語りのようだった。 これは凄いことだ。まだはじまって数秒しか経たないのに、私は圧倒されていた。『まんが日本昔ばなし』の語りといえば市原悦子さんである。20年近くのあいだ、語りに加えてありとあらゆる登場人物を演じ分けた名優だ。芹川有吾監督が『サイボーグ009 怪獣戦争』のヒロイン、二面性を持つヘレナを演じられる人物として起用し、高畑勲監督も『太陽の王子 ホルスの大冒険』の不安定な心を抱えるヒロイン・ヒルダに起用した、難しい役をお願いするならこの人しかいないという大女優
●祖母の103回目の誕生日だけど、祖母は今年の一月に亡くなった。あ、今年はおばあちゃんの誕生日はないのか、と思う。 ●インドのGenic.aiという企業が開発したAI「MoglA」が、トランプの当選を予測していたという記事(WEDGE Infinity)。もはや、人間の天才統計学者(ネイト・シルバー)のする分析より、AIのする分析の方が未来予測として優れているということか。 (記事は投票前---七日---に書かれたもの。記事を書いている人が、トランプは勝てないだろうという前提で書いているのが伝わってくる。) http://wedge.ismedia.jp/articles/-/8143 ●結局、データ量や計算量が莫大なものである場合、こういうやり方の方が予測が上手くいくということなのか。 《MoglAは2004年にサンジャブ・レイ氏が設立したGenic.aiという企業により開発されたもの。
トランプ支持の表明は世間体が悪いのだから、世論調査の数パーセントのリードでは、クリントンは危ういというのは、結果が出てみれば、すぐに思い当たる。これを事前に、可能性として明確に指摘できていれば、クリントン優位とされていても、番狂わせという言われ方はしなかっただろう。予測において、意外なことが起こったと想定し、そうなる理由を考えてみるのは、極めて有用な方法である。 ……… テトロック&ガードナーの『超予測力』は、なかなか魅力的だね。専門家の予測能力はチンパンジー並みのお粗末さとする一方、CIAの情報分析官をも上回るボランティアの「超予測者」の一群も存在すると言うのだから。しかも、超予測者は、知識や才能に恵まれているからではなく、予測に向かう思考法に特徴があるとする。まずは、「訳者あとがき」で概観されると良いだろう。 実は、冒頭のような予測の方法は、巻末の「超予測者をめざすための10の心得」の
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