INTERVIEW 映画『騙し絵の牙』|LITE × 緑川 徹(音楽プロデューサー) Text:石角友香 Photo:Kohichi Ogasahara 3月26日の公開とともにSNS上で絶賛の映画『騙し絵の牙』。ミステリー小説『罪の声』などで知られるヒットメーカー塩田武士が大泉洋を主人公にあてがきし、2018年本屋大賞にランクインするなど注目を集めた小説を映画化。今作でメガホンをとったのはこれまで『桐島、部活やめるってよ』や『羊の木』で邦画の常識をアップデートしてきた吉田大八。 斜陽の大手出版社を舞台に編集者や上層部、作家たちの思惑と執念がスピーディーに展開する本作。キャスティングも主役級が集結した豪華さだが、音楽ファンにとっては劇伴をマスロックバンドLITEが手掛けていることも気になるところだろう。 そこで今回、LITEと音楽プロデュースを担当したMELODY PUNCHの緑川徹に対談