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追及スクープ! 三浦瑠麗 夫の会社に「コロナ給付金約550万円」不正受給疑惑 東京地検特捜部が三浦清志容疑者を業務上横領容疑でついに逮捕 だが、グレーなビジネスはまだほかにもある 国際政治学者・三浦瑠麗氏(42)の夫であり、投資会社トライベイキャピタル(以下「トライベイ」)代表の三浦清志氏(43)が、3月7日に東京地検特捜部に逮捕された。4億2000万円の業務上横領容疑だ。そんな中、本誌は夫妻の別の”グレーなビジネス”をつかんでいた。 東京・永田町にあるトライベイは、国会にほど近いビルの1階にオフィスを構えている。通りに面したガラス張りの外壁の向こうに、清志氏の執務室が見える。 間仕切りで確保されたこうした個人用執務スペースは5つ。通りから最も奥まったところにある一角は、瑠麗氏が使っている。このオフィスには、瑠麗氏が代表のシンクタンク「山猫総合研究所(以下「山猫」)」も入居しているのだ。
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「このパンフレットの中にはっきりと『Taro Aso』と記されている。麻生太郎副総裁が日本を代表して我々の活動に賛同してくれている証拠です」 そう言いながら、旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の韓国人幹部は、私に『UPF(天宙平和連合)』のパンフレットを手渡した。UPFとは旧統一教会系の団体で、’05年に故・文鮮明(ムンソンミョン)と妻の韓鶴子(ハンハクチャ)総裁によって創設された。安倍晋三元首相がビデオメッセージを送ったことでも話題になった団体だ。活動資金の一部は旧統一教会の寄付、つまり信者の献金で賄われている。 自民党の麻生太郎副総裁。旧統一教会が提唱する日韓トンネルの推進団体の顧問に就任していたことも報じられた 写真:時事通信社 その韓国人幹部は表紙に大きく『Think Tank 2022』と記されたパンフを指しながらこう続けた。 「安倍元首相だけでなく、日本のナンバー2である麻
「我が実家は霊感商法商品だらけです」 全国の現場幹部を対象に8月19日に行われた信者向け「ネット会議」のなかで、こう発言していたことが本誌報道で明らかになった、世界平和統一家庭連合(以下、旧統一教会)の田中富広会長(66)。これまでの会見では「過去も現在も霊感商法はしていない」と断言していただけに、矛盾とも言えるこの告白に対する信者の衝撃は大きかった。 「フライデーに『ネット会議』の詳細が報じられ、教団内部には動揺が走りました。完全に内部向けの会議が流出したのは、信徒の間にそれだけ教団トップへの不信感が募っているということでしょう。会議を見ることができなかった一般信徒たちからも、『会見でも霊感商法についてきちんと説明すべきだった』という声があがっています。ちなみに、記事掲載以降の『ネット会議』はすべて中止になりました」(教団関係者) だが、本誌が入手した「ネット会議」の音声データに残されて
「国葬は俺が決めた」岸田首相は、そう明言した。発足から1年。内閣初の最大のピンチは「なにもしない」首相が「なにかしようとした」ことから始まった… 写真:代表撮影/AP/アフロ 安倍晋三元首相が銃撃され亡くなってから2か月が経った。理不尽な死を悼む声とは別に、安倍氏の「国葬」については疑問の声が噴出。岸田文雄政権にとって初めての大きな「逆風」になっている。 「国葬は麻生さんが言い出したことだと一部メディアが書いているが、そうじゃない。安倍元首相が亡くなったと聞いたその瞬間、俺が、国葬と決めた。…浅慮だった」 岸田首相は、議員仲間や新聞記者に対し、はっきりそう言った。 国会で「説明」された「国葬の理由」 その岸田首相が8日の衆参両院の議員運営委員会、閉会中審査でようやく、国葬を決めた理由を説明した。 「憲政133年の歴史の中でもっとも長い政権を担い、外交展開は大きな実績があった。海外からの弔意
『旧統一教会』との関係が次々と暴露される萩生田政調会長。選挙区で敗戦し権力を失った甘利氏の”二の舞”になるのか… 自民党の萩生田光一政調会長と旧統一教会の“ズブズブ関係”に注目が集まっている。 「週刊新潮」が、先の参院選で東京選挙区から出馬した生稲晃子参院議員を伴い、6月に都内の旧統一教会施設を訪問したと報じた。生稲氏は 「呼ばれたので伺った」 「(旧統一教会系の)施設とは知らなかった」 と釈明したが、現場の建物には堂々と旧統一教会系列とわかる案内が記されており、「知らなかった」という理由には無理があるのではという声も上がっている。 ともかく、新人議員の生稲氏が萩生田氏の誘いを断れるはずもない。やはりこの問題の主人公は萩生田氏で間違いない。 その萩生田氏だが、旧統一教会との“関係”についての言い訳が微妙に変節している。当初は 「特別、承知の上でお付き合いをしているというのではなく、地元の皆
連日、ワイドショーを賑わしている政治家と旧統一教会の関係。これでもかというほど、政権与党との関わりがあることが次々に明るみに出ている。 宗教団体の信者というのは熱心に働いてくれるうえに、組織票が欲しい政治家からすると非常にありがたい存在のようだ。 「統一教会側からしても、多くの政治家がバックについているようなもので、これほど心強い味方はいないでしょう。イメージの低下などもあり、団体の名称変更を所轄の文化庁に申請したが、長年認められなかった。 ですが、統一教会と関係が深いとされる世界日報から献金を受け、関連団体が発行する月刊誌で表紙に“抜擢”された下村博文氏が文科相だった‘15年に『世界平和統一家庭連合』という名称に変更。下村氏いわく“全く関わっていない”と主張していますが、役人が長年の前例を破って”霊感商法”が取り沙汰されていた宗教団体の名称の変更を許可したという言い分は、にわかには信じ難
「今年の春から日本維新の会が広報担当職員として30代の男性A氏を雇用しました。彼はもともと、参院議員の梅村みずほ氏(43)の公設第1秘書だったのですが、約1年前に殺人未遂容疑で逮捕されたことがあるのです」(維新の会関係者) ’21年4月、大阪地検に送検されるA氏。事件当日、A氏は知人らと酒を飲んでおり、飲酒運転の疑いもあった 写真:産経ビジュアル A氏が事件を起こしたのは、’21年4月のこと。大阪府堺市の路上で自身が運転する乗用車で知人男性に衝突したうえ、車を降りて、顔面を殴るなどの暴行を加えた。そして大阪府警に殺人未遂容疑で逮捕されたのだ。 「その後、大阪地検は罪名を傷害罪に切り替えたうえで、起訴猶予処分としました。ただ、公設秘書は給与が税金から支払われる存在であり、梅村議員は謝罪会見を開いています。もちろん秘書としては解任されました」(全国紙記者) 日本維新の会の党本部に連絡したところ
最愛の夫を失った妻は声を上げた。「なぜ夫が死ななければならなかったのか」その悲痛な思いを裏切った国の判断。私たちにできることは? 写真:つのだよしお/アフロ 公文書の不正な書き換えを業務として強要され、それを実行したことを苦に自ら命を絶った赤木俊夫さん。公務員としての誇りをもって生きてきた夫が57歳で逝った。妻の雅子さんは「なにが起きたのかを知りたい」と、訴え続けている。 上司だった元財務省理財局長・佐川宣寿(のぶひさ)氏に、話を聞きたかったがかなわず、国と佐川氏を訴える「裁判」という方法をとった。公判のなかで、「夫の身に何が起きたのか」がわかると期待したからだ。 法曹界が仰天した「禁じ手」の理由 12月15日、国が全面的に非を認める「認諾(にんだく)」をしたことで、この裁判はあっけなく「終わって」しまった。 「国が『認諾』したという報を聞いて、とても驚きました」 そういうのは、京都大学大
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