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ブックマーク / d.hatena.ne.jp/FUKAMACHI (20)

  • 超やばい! サウスパーク「Whale Whores」 - 深町秋生の序二段日記

    高橋ヨシキ所長の某つぶやきから知ったのだが、13シーズンの11回目「Whale Whores」の話が超やばすぎて腹抱えて笑った。 なんとあの日のイルカ狩りが登場。全米中のイルカを殺戮しまくるというすばらしい話。 「ファック・ユー、ドルフィン!!」とハッピ姿の日男がブスブスと銛でぶっ刺していくのだが、イルカ憎しのあまり、フットボールチームのマイアミ・ドルフィンズの選手までぶっ殺してしまうのであった。日の鳩山首相も「ファック・ユー、ドルフィン!!」と中指を立ててしまう始末! さあ、どうする日米関係。普天間基地なんてこれに比べりゃ目じゃないぜ……というあらすじ。義憤に駆られたスタンはシーシェパードに入り、凶悪な武装組織に育成し、日人狩りに出るのだった。これには鳩山首相もカンカンだ!! 友愛精神はかけらもない。 今さらサウスパークが危険なのはわかってるつもりだったけど、ここまでやるか。残虐

    超やばい! サウスパーク「Whale Whores」 - 深町秋生の序二段日記
  • CM倫理とオトナの遊艶地 - 深町秋生の序二段日記

    最近、テレビのCMをぼさっと見ていると、消費者金融のCMよりも、「借金のご相談はこちら」とやさしく語りかけてくれる弁護士事務所のやつとか、おまとめローンを勧める銀行のやつとか、まあ多重債務者向けのCMがとても多くなった。 最近はもう朝っぱらからこの手のやつをやっていてぎょっとしてしまう。「借金……大変なの?」などと若いおねーちゃんがストレートに語りかけてくるやつがあるが、もはや時代は「ご利用は計画的に」ではなく、「計画破たん者はこちらへ」という時代に変化しているのかもしれない。チワワ犬のあのアイフルさえもコケちまったし。 しかし最近のテレビといえば、自局の番組宣伝かパチンコのCM、宝くじ、借金と、あと包茎手術と護身用具の通信販売をやれば実話系雑誌並みになれるぐらいの品のなさで、前にもそれを嘆くようなエントリを書いたが、よくよく考えてみると、昔のテレビCMに品があったのかといえば、べつにそう

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    helpline 2009/09/22
  • 「でも、やるんだよ!」ダークナイト・リターンズ - 深町秋生の序二段日記

    9月頭に発売されたバットマンのコミック「ダークナイト」を買った。 これにはアメコミ界の最高傑作と評判高い「ダークナイト・リターンズ」(DKR)と、その続編でわりかし最近になって描かれた「ダークナイト・ストライクス・アゲイン」(DK2)の二つが収録されている。地元のハローページよりも分厚く、読み応え十分だった。 昨年の映画「ダークナイト」では絶対悪的存在であるジョーカーと熱いファイトを展開させていたが、DKRでバットマンの前に立ちはだかるのは、アメリカの近代美術館にも飾られる青いタイツのあの人。相手の立ち位置は正反対ともいえるが、物語に流れる哲学は共通している。「悪のヒーロー」「正義の味方」だのと人は区分けしがちだが、悪と正義にどれほどの違いがあるのか。正義の味方といえど、視点を変えれば悪に見えるという現実かつアダルティなお話に仕上がっている。「ウォッチメン」もそういうお話だった。 DKRの

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  • 天使映画というジャンル。最強の暴力映画「ヱヴァンゲリヲン破」 - 深町秋生の序二段日記

    「いやあ、見たなあ! エヴァを!」 というすがすがしい気持ちになった。友人知人たちのなかには「2回見た」「いや、おれは3回」と興奮しすぎるにもほどがある中坊たちが続出したのを受けて、のろのろと出かけていったのだ。とはいえ「序」すら見ていなかったので、金曜ロードショーで前作「序」(しかし日テレでエヴァを見るというのも奇妙な感覚だ)を確認した。 「序」は困ったことにおもしろくはなかった。テレビシリーズのダイジェストみたいで、改めて作る意図さえわからなかった。思えば「エヴァ」というのはDV夫のようなものである。むかしはとってもすばらしい人で、あたしにはすごくやさしかったの。だけどあの人もだんだんおかしくなって、殴る蹴るは当たり前。お金を奪い取るわ、意味のわからない理屈を唱えてからんでくるわで大変だった。「今度こそきちんとやるから。やり直そう」などと何度も甘い言葉をささやいて、けっきょくは「気持ち

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  • 深町秋生の序二段日記

    上映が終わってからもなかなか椅子から立てなかった。 プロレスやレスラーに対する愛や敬意にあふれていて、作品は悲哀と孤独を濃密に描いているものの、鑑賞中はとてつもない幸福に包まれていた。「おもしろい」「泣ける」というよりも、ここでぴったりくるのは「ありがとう」という言葉だった。アロノフスキー監督や主演のミッキー・ローク、すべてのスタッフに対して感謝を述べたい。ありがとう。 80年代にMSGを賑わせたレスラーの“ザ・ラム”ランディ。だが20年後の今はかつての栄華を失い、ニュージャージー(アメリカにおける埼玉みたいなとこ)周辺のドサ回りで糊口をしのいでいる有様。わびしいトレーラーハウスの家賃すら滞納し、近所のスーパーでバイトをしながらのカツカツ生活を強いられている。家族はすでにバラバラ。ちがう生き方を選ぶ余裕さえ失われている。長年のレスラー生活で、身体は悲鳴をあげ続けている。どんづまりの人生。そ

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    いやあ、すごいもん見た。魂消たよ。 映画ファンやアメコミ好きにとってはひとつの「事件」と化している「ウォッチメン」の映画版。いよいよ日でも劇場公開となったが、なるほどこれはすごい。改めてハリウッドはどんどんおもしろくなっていくなあと思った。イラク侵攻の失敗と悪政と金融危機によって、格的に21世紀型ニューシネマの時代に突入したのだなあと思った。 昨年の映画界の話題をさらった「ダークナイト」でも、正義が混沌にぐいぐい呑みこまれていく暗黒物語が展開されていたが、「ウォッチメン」はさらに危うさを追求したエクストリーム大作に仕上がっていた。三分に一度の割合で噴出する容赦のない暴力も大変すばらしく、火あぶりや油ぶっかけ、指折り腕折り叩きつけ、切断感電木っ端微塵と、病的なほどに取り揃えられた暴力メニューの豊富さにエクスタシーを覚えたことも書いておく。暴力を見せる(魅せる)という意味では、「ダークナイ

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    さあニューシングル「ワンルーム・ディスコ」、今日発売ですよ!! 今日はPerfumeのお話。さていよいよ発売だ、今宵は盛りあがるぜ……と言いたいが、別にそうでもなく、発売されたころにはすでにPVとかで1000回ぐらい聴いてるので、購入したときにはもう聴き飽きてるのだった。まあそれがファンの正しいスタイルでありましょう。 PVも非常に凝った作りになっていて、いつもよりガール度が高いのっち先生、おみ足が美しいかしゆか嬢、ウインクをするあ〜ちゃん(ここ重要! ウインクをしてくれるあ〜ちゃん!)などが印象深い。 さて今回は季節感をたっぷり盛りこんだ歌である。私はといえば季節ソングはむしろ苦手なほうで、春といえばパブロフの犬のごとく桜がどうのこうのと歌いだすやつらがはびこり、夏になれば海だ日差しだとのたまい、冬になればシャンシャンとベルを鳴らしてクリスマスという安易な歌の数々にとことん嫌気が差してい

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  • 深町秋生の序二段日記

    この恐慌下で一層歯止めがきかなくなるのは「若者離れ」であろう。うむ。 いやなんの話かといえばあれだ。これまでだって「若者の○○離れ」はうんざりするほど経済誌や新聞でも伝えられてきた。車、家庭用ゲーム機、ブランド品。活字。外。その他いろいろ。 しかし若者の悲惨な窮状や、シビアな金銭感覚を考えれば、高価な奢侈品や豪快なエンジン音を轟かせるスポーツカーになんか金をださなくなるのは当然だろうが、今回話したいのは「若者が商品から離れる」のではなくて、その逆である。「商品が若者から離れる」時代が格的に到来しそうだなあと思ったのだった。もう昔からそういう傾向が続いていたとは思うけれど、けっこうあからさまにそれが表れる時代になるのではないかと。 先日、なにかの雑誌で、「コンビニ第三の雄 ファミマの躍進」というような記事を読んだ。正確な見出しは忘れたが。とにかくまあそれで社長のインタビューなんかが載って

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    すごいものを読んでしまった。漫画アクション誌で連載されていたころから話題になっていたが、それも納得の大傑作。新刊「ワイルド・ナイツ」は古泉智浩の最高傑作だろう。代表作といえる。 毎度狂おしいDT力を炸裂させて、伊集院光や銀杏ボーイズなど、個性あふれる有名人から熱い支持を受ける彼だが、今回も行き場のない煮えたぎるような男の苦悶が濃厚に描かれる。今回は童貞などではなく、主人公は隠し子がいて、見たことのない子供のために毎月の養育費に追われる三十男という、ちょっぴり大人な設定(それが自伝的コミックというのだから……作者もいろいろあったのだなと思う)だが、これまでの古泉作品と同じく、男はセックスの欲望にとりつかれていて、婚約を解消し、せっかく別の彼女とつきあってもセックスのことしか頭にないためにけっきょくそちらからも捨てられる。テレクラ通いや合コンをいくらやっても心は渇ききったままで、現代地方風俗の

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    http://www.yomiuri.co.jp/net/news/20090218nt02.htm(地デジ チューナー普及率49%) 地デジの普及にはなんといってもエロと俗悪だ!! いや、普及が遅れてるっていうもんだから……ついカッとなって。 しかし国が補助金だしてまで普及させるほどの価値があるとは思えないし(みのもんたのギラギラ顔が、より鮮明なギラギラ顔になるだけじゃなかろうか)、地デジで防災情報がどうのこうのと言っているが、当に防災の情報がほしいときにはたぶん停電になってテレビなんか点かないだろうし、ポータブルラジオを一軒あたりに配ったほうが安上がりでいいんじゃないかとさえ思う。 まあ地デジが普及しない理由はいくらでもあげることはできる。金がない。そもそもコンテンツが貧乏ったらしい。ネットやケータイのほうがおもろい。防災意識でチューナーを買い揃えるやつはいない。その他いろいろ。と、

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    helpline 2009/02/24
  • 深町秋生の序二段日記

    ま、こんなもんでしょ……。 土曜日にやっていた「テレビ朝日が伝えた伝説のスポーツ名勝負」は基的にはとてもおもしろかった。近鉄対ロッテにおけるジョークすれすれの神がかった大試合。リーグ優勝がかかった7時間を超えるダブルヘッダー。まるでマンガ「アストロ球団」のよう。これは泣けた。 しかしアリ対猪木のあのスタンスはどうか。いわゆるがんじがらめのルールのなかで懸命に真剣勝負をやった猪木。この猪木ベビーフェイス説に乗っ取った物語が大いに不満だった。そのあたりは大傑作「1976年のアントニオ猪木」が詳しい。 アリという超スーパースターに無理難題をつきつけられる猪木という物語。それがのちに猪木側がこしらえたストーリーなのは格闘ファンの間で有名だ。猪木は超エゴイストの人でなしであり、しかし過去のあらゆるカリスマ政治家や宗教家と同じくらいの天才アジテーターで、偉大な肉体表現者でもあった。そして関わった人間

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    で、いつものようにツタヤのアダルトコーナーをぶらっとしたのだが。 あるソフトの名前を見て驚嘆してしまった。まあ女子校生もので、「初台で援交」とかそんなタイトルであったと思う。 「は、はつだい!」とまあそのマイナーな地名をもってくるところがなんともいえず、顎をブロンソン風になでながら「う〜む。初台ときたか。おもむきあるでないの」とすっかり感心していたのであった。ちなみに初台とは京王線で新宿駅から一駅の渋谷区に位置する住宅街である。住宅街とはいえスクエア・エニックスの社とか、新国立劇場とかがある住宅街と繁華街の中間みたいな土地といったところか。 http://d.hatena.ne.jp/FUKAMACHI/20080111(その街の名は) 昔、こういうエントリを書いた。 たとえばラーメンべたくなるような欲をそそる地名というものがあり、博多とか熊とか環七とか札幌とかいろいろあるのだが

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  • 過剰! 特濃、友情、妖気「エグザイル/絆」 - 深町秋生の序二段日記

    エグザイルといっても、あれじゃなくて香港映画のほう。絶賛公開中の「エグザイル/絆」である。 いやあアクの強い傑作であった。何度も男泣きしながらも、あまりの高カロリーぶりにちょっと笑ってしまった。1人前の中華のコースを頼んだら、どうみても5人前ぐらいはある大皿山盛りの炒め物(むろん油は多め)、揚げ物、肉団子、焼きそばが次々に押し寄せてきたような感じである。 監督は日でも有名な鬼才(これほど鬼才という言葉が似合う監督もいまい)ジョニー・トー。迷作もあるがエネルギッシュな暴力を描かせると天下一品。三振かホームランしかしない屈強な黒人バッターのような男である。ボンクラ男たちのハートを鷲づかみにした鬼傑作「ザ・ミッション 非情の掟」で組織の鉄の掟と友情の間で揺れ動く黒社会の不器用な男たちを描き、「エレクション」で暴力のエクスタシーを感じさせてくれた。 今回はマカオが舞台。組織を裏切った男ウーを、4

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    嫌われレスナーの半生……。 WOWOWで格闘技のメジャーリーグUFCを見た。UFC91である。そのメインイベントに登場した元プロレスラーのブロック・レスナーの姿を見て、そんな言葉を思いついた。 金網の鉄人ことUFCの大横綱ランディ・クートゥアを、得意のハンマーパンチで意識を吹っ飛ばしてKOしたのだからすごい。クートゥアといえば2階級制覇の6度戴冠。10年以上も恐怖の金網で闘ってきたリアルアイアンマン。一度は引退を表明したものの、それを撤回し、45歳という歳になってもチャンピオンベルトを保守し(UFCと契約で大揉めしたものの)、みんなから愛されているベビーフェイスである。それをしかもクリーンヒットともいえない掠った程度のストレートパンチ(耳の下のあたりに当てて意識を断った)で、伝説のチャンプを葬ってしまうのだからレスナーというのはつくづくヒールの星の下に生まれた男である。もちろん試合中も試合

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    しかし11月になってからワイドショーばかり見ている。 小室、オバマ、大阪の3キロ引きずり轢き逃げ犯(視聴者の予想を超える犯人のクズぶりに、テレビも発情した犬のように昂奮しっぱなしであった)と、盆と正月と岸和田のだんじりがいっぺんにやって来たような賑わいを見せていた。 で、バラク・オバマである。アメリカ大統領選挙という「篤姫」なんか目じゃない超大河ドラマの、しかもすごいラストを目撃したようで、かなり昂奮してしまった。オバマもマケインもドラマ性たっぷりの人物であり、時代の転換を担う若い黒人候補対反骨と信念の長老という図式もおもしろかった。負けたマケインにしても、来の「共和党のはぐれ牛」というキャラをかなぐり捨てて、この2年間はブッシュに取り入り、キリスト教保守派と和解し、挙句の果てにペイリンというブッシュの女版みたいなおばちゃん(彼女似のポルノビデオがさぞや多くリリースされたことであろう)を

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    先日、山形北部の庄内空港に用事があって寄った。 それにしても静かな場所だった。山形県立図書館だってもう少しにぎやかである。図書館以上に人気がないために、アナウンスがむなしく建物内にがんがん響き渡っていた。私は小型のノートPCであちこちうろついては客の少ないファミレスや静かな公園のベンチなどで執筆しているのだが、空港というのもなかなか執筆スポットに向いているかもしれない。人はいなくて落ち着いたシックな雰囲気。アンニュイな午後をすごせそうで、心のなかでシャーデーとか荒井由美の音楽が流れておりました。むろん皮肉だ。 庄内空港には、六木のミッドタウンにも出店している豚料理で有名な平田牧場のレストランが最近できた。東京ではかなり繁盛していて、数少ない県内の優良企業。このレストランのテレビCMも県内ではがんがんかかっていたのだが……空港の閑古鳥パワーに負けたのか、祝日の夕飯どきにもかかわらずおそろし

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    なにかの兆しがつづいている。テレビ各局がパチンコ、競馬、ロトシックス、膣カンジダ治療薬、競艇……のCMを流していた。ニュース時間帯に。あぜんとする。CMの質をとやかくいえるほどテレビ局の台所は楽ではないのだとか。 辺見庸「水の透視画法」9月20日山形新聞 今のテレビCMを見ているとなんだか複雑な気分になる。 なんだかんだ言ってもテレビはけっこう見ている。ニュースや格闘技番組ばかりだが、タモリ倶楽部やプロレス中継といった深夜のやつをガンガン録画して、暇があるとそれを見ている。しかしそれであぜんとさせられるのがCMだ。とくに深夜。 もうずっと昔から「うわ、最低。あのCM」とか「製作者低脳!」とか、まあ画面を見ながら言いたい放題だったのだけれど、最近はそんな怒りさえわかず、ただ暗い気持ちになる。 冒頭で引用した辺見庸氏の言葉を借りれば、ニュースという時間帯でさえCMはこうである。ゴールデンタイム

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    helpline 2008/09/27
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    最近は相撲がおもしろくなってきている。朝青龍なんてプロレスラーよりレスラーらしいし。夏場所もがんばっていただきたい。 みんな品格がどうのこうのと言ってるが、当は荒々しいハプニングが好きである。当になんだか昔の新日プロレスみたいで私個人は非常に盛り上がっている。以下はこうなってほしいなという勝手な願望とご意見である。やくみつるより役に立つアドバイスだと思うよ。 1、花道で襲いかかるのもOKにする。 土俵なんかで悠長にやってられるか! という感じでいきなり襲うのもアリにすればいいと思う。華のない幕内力士とかがいきなり横綱に襲いかかるのもええなあ。昔、前座レスラーだった藤原が札幌で花形レスラーの長州にいきなり襲い掛かって有名になったものです。長州の来の相手だった藤波は気合充分で試合に臨んだのに、相手の長州をいきなり血だるまにされて気で激怒し、「こんな会社辞めてやる!」と吠えてはタイツ一丁

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    入ってすぐにやばいと思った。 Perfumeの仙台でのライブである。つい一週間前に、「地方で見たほうがいいよ!」と言ったにもかかわらず、こういう辛い事態もあるのかと愕然としてしまった。 会場のジャンクボックスは、アマチュアバンドも利用しそうな当に狭い普通のライブハウスである。ステージの横幅はどうも5メートルもない。今日でもっとも熱いグループのライブ会場としてはかなり厳しい場所だった。ステージの高さは大人の膝ぐらいの高さしかない。かなり前のほうにいたが、もう姿など見えそうになかった。 というわけで会場の中ほどにある柵に掴まってのライブ鑑賞。入場20分ぐらい経っても、とにかくスタッフが「前につめろ、前につめろ。客がみんな入れないから前につめろ」と連呼。これが当に不気味。ライブ前から圧縮がかかり、腕も満足に動かせないぐらいにびっちりと朝の埼京線のような状態。すでにサウナと化していた。明らか

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    helpline 2008/05/17
    チケット取れなかったんだけど、行かなくてよかったのかな……。いや、でも、やっぱり行きたかったな
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    安藤氏の著作を読むたびに激しい嫉妬に駆られる。消された真実に肉迫する狂熱の騎士の物語というべきか。 盲目的な偏見や卑しい捏造の嵐を突破し、偽者の禁忌に勝手にひれ伏す臆病者や愚か者をなぎ払う。 強大な敵に打ちのめされ、傷つきながらもその果てに辿りつく真実はどれも衝撃的で美しい。胸が熱くなる。そしてやはり嫉妬に駆られる。 安藤健二氏の新作「封印されたミッキーマウス」の帯にコメントを書かせていただいた。おそるべきデビュー作「封印作品の謎」以来、ずっとファンだったので願ったりかなったりである。 ずいぶんと大仰な文句だと自分でも思うのだが、それでも間違っているとは思わない。つまらない噂や偏見、ヒステリックに騒ぐ愚か者によって、いとも簡単に表現作品がこの世から消されてしまうという恐ろしい真実に迫る安藤氏のは「下手なミステリよりも刺激的で昂奮させられる」とミステリ評論家などの間でも人気を博しているのだ

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    helpline 2008/05/15
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