ブックマーク / blog.yuuk.io (8)

  • “LLM for SRE“の世界探索 - ゆううきブログ

    ChatGPTが登場した当初、対話や要約、翻訳、コード生成などの典型的な言語タスクができても、SREやAIOpsの研究開発にはあまり関係ないのではないかと正直思っていた。AIOpsでは典型的にはいわゆるObservabilityデータ(メトリクス、ログ、トレースなど)が入力となるため、自然言語ではなく数値のデータを解析することが求められる。自然言語のタスクを研究対象としていなかったため、AIOpsとChatGPTに強い関係性は見いだせなかった*1。 しかし、自分で大規模言語モデル(Large Language Model: LLM)を日常的に使用したり、表題にあるようにSREのためのLLM(LLM for SRE, LLM4SRE)に関する論文を読むうちに、LLMのテキスト生成器としての性質よりもその優れた推論機械としての性質に注目するようになった。特にSREの障害診断は、人間の専門家が推

    “LLM for SRE“の世界探索 - ゆううきブログ
  • サーバーレスアーキテクチャ再考 - ゆううきブログ

    2014年にAWS Lambdaが登場し、Functionを単位としてアプリケーションを実行する基盤をFunction as a Service(以下、FaaS)と呼ぶようになった。 そして、同時にサーバーレスアーキテクチャ、またはサーバーレスコンピューティングと呼ばれる新しいコンセプトが普及するに至った。 当初、そのコンセプトが一体何を示すかが定まっていなかったために議論が巻き起こり、今現在では一定の理解に着地し、議論が落ち着いているようにみえる。 しかし、サーバーレスという名付けが悪いということで議論が着地したようにみえていることにわずかに疑問を覚えたために、2019年の今、これらの流れを振り返ってみて、サーバーレスアーキテクチャとは何かを改めて考えてみる。 サーバーレスとの個人的関わり サーバーレスアーキテクチャという名を僕がはじめて耳にしたのはAWS Lambdaが登場した2015

    サーバーレスアーキテクチャ再考 - ゆううきブログ
    hem6
    hem6 2019/09/12
  • Webシステムにおけるデータベース接続アーキテクチャ概論 - ゆううきブログ

    先月投稿した2015年Webサーバアーキテクチャ序論では、Webサーバアーキテクチャを学ぶ道のりと代表的な実装モデルの概要を紹介しました。 今回は、前回同様、主に新卒Webエンジニア向けに、Webアプリケーションサーバとデータベースサーバ間の接続管理モデルと運用事情について紹介します。 データベース接続の永続化やコネクションプーリングとは何なのか、なぜ必要なのかといったことが主な話題です。 背景 データベース接続の永続化とはなにか データベース接続のオーバヘッド データベース接続の永続化手法 コネクションプーリングとはなにか コネクションプーリング: ドライバ型 コネクションプーリング: プロキシ型 コネクションプーリング全体について PostgreSQLMySQL 参考資料 まとめ 背景 2015年Webサーバアーキテクチャ序論では、Webサーバアーキテクチャの話とWebアプリケーショ

    Webシステムにおけるデータベース接続アーキテクチャ概論 - ゆううきブログ
    hem6
    hem6 2018/11/04
  • 2016年のエンジニアリング振り返り - ゆううきブログ

    はてなに入社して3年経った。 入社3年成功 https://t.co/GnQ3gEdLs4— ゆううき (@y_uuk1) 2016年12月1日 3年というのは節目と言われる。働き方や考え方の軸が多少変わってきたように思う。 技術観点では、仕事が少しつまらなくなっていた時期があった。 技術的におもしろいことより、つまらないことのほうが優先度が高くなってしまうというよくあるやつだと思う。 もしくは、おもしろいところまで到達できずに、仕事としては十分な成果になってしまうということもあった。 去年の振り返りに、来年はコードを書くと書いていて、多少はできたものの実感としてはあまりできていない。これからのオペレーションエンジニア/SREは、ソフトウェアエンジニアリングによる問題解決ができないと時代に取り残されてしまうという危機感がある。 技術的挑戦を続けていくためには、自分だけでなく、周囲の環境も変

    2016年のエンジニアリング振り返り - ゆううきブログ
    hem6
    hem6 2017/01/01
  • ウェブアプリケーション開発に新言語を採用したときにインフラで考えたこと - ゆううきブログ

    この文章は、サーバサイドのウェブアプリケーション開発において、社内実績の少ない新しい言語を採用したときにインフラ面で考慮したことを社内向けにまとめたものです。 はてなでは、長らくPerlでウェブアプリケーション開発を続けてきた一方、ここ数年で社内でScalaまたはGoの採用事例も増えてきました。 今後開発が始まるプロダクトにおいても、PerlScalaGoもしくは他の言語を採用するかどうかを開発開始時に選ぶことになるでしょう。 新言語を採用するときに、考慮すべきことの一つとして、「インフラ」への影響があります。 新言語に関する雑談をしていると、ウェブアプリケーションエンジニアに「インフラ」への影響について聞かれます。 もしくは、ウェブオペレーションエンジニアから考慮するポイントを伝えることもあります。 ScalaGo以外に、Node.jsやサーバサイドSwiftはどうかというのも雑談

    ウェブアプリケーション開発に新言語を採用したときにインフラで考えたこと - ゆううきブログ
    hem6
    hem6 2016/03/03
  • パフォーマンスの観点からみるDockerの仕組みと性能検証 - ゆううきブログ

    Docker Meetup Tokyo #4 にて「Docker Performance on Web Application」という題で発表しました。 発表内容は、下記の2つの記事をまとめたものに加えて、最新バージョンの Docker 1.4 での ISUCON ベンチマークと、storage-driver として Device Mapper + Docker 1.4 から実装された OverlayFS を試しました。 Dockerは速いのか?Dockerのパフォーマンスについて重要なことは何か? - ゆううきブログ ISUCONでNginxMySQLDocker化したときのパフォーマンス - ゆううきブログ この記事は、上記2記事で、いくつか難しいポイントがあったとフィードバックをいただいたので、Docker Meetup での発表内容を少し詳しめに説明したものになります。 1.

    パフォーマンスの観点からみるDockerの仕組みと性能検証 - ゆううきブログ
    hem6
    hem6 2015/01/19
  • Go言語の便利情報 - ゆううきブログ

    ここ1年ぐらい収集した便利 Go 言語情報を並べただけです。 http://b.hatena.ne.jp/y_uuki/golang/ https://github.com/stars?language=go オフィシャル 言語機能解説を中心にピックアップ。 Effective Go - The Go Programming Language Go's Declaration Syntax - The Go Blog Share Memory By Communicating - The Go Blog Defer, Panic, and Recover - The Go Blog Go Concurrency Patterns: Timing out, moving on - The Go Blog Go Slices: usage and internals - The Go Blog

    Go言語の便利情報 - ゆううきブログ
    hem6
    hem6 2014/11/18
  • #Gokyoto - ゆううきブログ

    Go勉強会 そうだ京都、行こう on Zusaar Gokyoto 行ってきた。 Go、チュートリアルやったり、Docker のコード読んだりくらいしかしてなかったので、集中して Go 勉強できるちょうどいい機会だった。 A Tour of GoGo に入門した - ゆううきブログ Go @Jxck_ さんの当日の資料、コンパクトにまとまっててよかった。 A Tour of Go さっとみたあとにみるとよい感じする。 Go Kyoto(Go勉強会 そうだ京都、行こう) のハンズオン資料 (http://www.zusaar.com/event/4367004) 新しい言語を覚えようとすると、言語仕様はもちろんある程度覚える必要があるけど、開発補助ツールとか標準的な書き方とかデバッグ方法とか実装に向いたアプリケーションの性質などの文化を知る必要がある。 Perl とか歴史が長い言語ほど

    #Gokyoto - ゆううきブログ
    hem6
    hem6 2014/03/20
  • 1