はじめに 三菱総研DCSにてIoT開発を担当している後藤です。 今回は人感センサー・CO2センサーを用いて会議室利用状況を可視化した取り組みについてご紹介します。 本取り組みでは、会議室の効率的運用や換気促進という目的のもと、会議室の利用状況(空き or 使用中)およびCO2濃度を可視化しました。特にCO2濃度は作業効率の観点に加えて、密閉空間での感染症予防においても重要と判断し可視化対象としました。 また、あわせて検証を行ったBluetooth meshというデバイスネットワーク技術についても解説します。 目次 システム構成 センサーデータ集約における課題 Bluetooth meshとは 取り組みのまとめ おわりに システム構成 全体のシステム構成は図1の通りです。 図1. システム構成 会議室に設置したデバイスから得られるセンサーデータはゲートウェイデバイスに集約しAWSに送信します