自分の好きなものを、自分のルールで収集する……。「コレクション」という遊びは、老境においても続けられるオタク趣味のひとつです。長い時間と手間をかけて集まったコレクションには思いいれもひとしお。しかし「もし自分が死んだら、この宝物を一体どうすればいいんだろう……」という疑問も、物が増えがちなこの趣味にはついて回ります。 今回は、実際に「終活」を考え始めたコレクターの方、そして高齢オタク向けの見積もりサービスを展開する「まんだらけ」にインタビューしました。 「子どもたちが継いでくれれば」 玩具コレクター・Tackさんの場合 高校生のころから自分の好きなものを集め始め、57歳となった現在でもコレクションの数が増え続けているというTackさんもそんな一人。収集は昭和の歌謡曲やアイドル歌謡のレコードから始まり、昭和50年代のプロレス雑誌やパンフレットも多数所持。さらに戦隊シリーズを中心とした各種のロ
![コレクターの死後、残されたグッズはどうなる? 「コレクション」が「遺品」になる前に終わらせたい“最後の仕事”とは](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/c30f2d09ed634e35e0b37a068859b4d23d3dcb4c/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fnl%2Farticles%2F2103%2F10%2Fl_collector20210301_w580.jpg)