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ブックマーク / mizzy.org (21)

  • Rust で D-Bus 経由で systemd から情報を得る - Gosuke Miyashita

    色々試行錯誤したのでメモ。 結論 dbus crate を使う。 経緯 開発中の libspecinfra で、systemd 配下の service の状態を取得できるようにするための provider を書こうと思い、色々調べたりコード書いて試したりした。 使えそうな crates を探す まずは目的に合う crates がないか crates.io で検索。ざっと以下のようなものが見つかる。 systemd systemd-dbus dbus dbus-bytestream systemd crate は libsystemdRust インターフェースで、sd-daemon、sd-id128、sd-journal、sd-login に対応している。が sd-bus は まだ実装が不完全 なようなので、目的には合わなさそう、と判断。 systemd-dbus crate は2年半

  • Paperboy's engineer evaluation system - Gosuke Miyashita

    今年から新たにペパボで導入された、技術者向けの評価制度については、こちらのエントリ で書いたのですが、日、その一次評価が完了しました。 評価のプロセスは、一次はテクニカル・マネージャーによる評価、二次は経営会議メンバーによる評価、と二段階の評価となっています。 自分が担当した一次評価の詳細は、以下のようになっています。 シニア、またはアドバンスドシニアに上がりたい人には、自ら立候補してもらう。 立候補する人は、定められたフォーマットにしたがって、自分がそのポジションにふさわしいと思う理由や実績について Markdown で書き、指定した Git リポジトリに push する。(「定められたフォーマット」と言っても、最初に名前、次に希望のポジションを書いてもらうだけで、それ以外は自由。) 文書提出後、一人一人と面談を行う。 文書の内容と面談の結果にもとづいて、各人が提出した文書の末尾に、結

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    hfmgarden 2016/12/21
  • Infrastructure as Code 再考 - Gosuke Miyashita

    Infrastructure as Code という言葉が現れてから少なくとも8年ほど経過しており、この言葉もすっかり定着したように見えるが、Martin Fowler 氏が最近自身のブログで Infrastructure as Code について触れており 、また、氏の同僚である Kief Morris 氏が O'Reilly Media から Infrastructure as Code というを出す(現在 Early Relase 版や Free Chapters が入手できる)ようなので、このタイミングで改めて Infrastructure as Code について、その歴史を振り返るとともに、現在の状況について整理してみようと思い、このエントリを書くことにした。 内容的には、以前書いた インフラ系技術の流れ と若干重複してる部分もある。 そういえば日でも最近、サーバ/インフラ

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    hfmgarden 2016/04/22
  • フリーランスになって2年が経った - Gosuke Miyashita

    株式会社はてなに入社しました。 — Gosuke Miyashita (@gosukenator) March 31, 2016 ↑はちょうど2年前の 4月からクックパッド仕事してます と同様、エイプリルフールネタです(実際にありえそうなので判断に迷った人いそうだけど)。 フリーランスになって1年が経った というエントリを書いてからちょうど1年経ったので、この1年を振り返ってみる。 仕事について 1年目は、元々正社員になる前提で、様子見ということでクックパッドと業務委託契約を結んでいたので、基フルタイムコミットで決まった時間にオフィスで仕事、という形だったけど、2年目はオフィスに行く日数を減らしたり、リクルートテクノロジーズの仕事の割合を増やしたりした。 2年目の前半は、クックパッド仕事が週4日で、そのうち2日はオフィスに行き、リクルートテクノロジーズの仕事は週1日リモートで、という

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    hfmgarden 2016/04/01
    すげええ
  • 第10回 日本 OSS 奨励賞を受賞しました - Gosuke Miyashita

    昨今要求が高まっているシステム配備の自動化の実現に欠かすことができないサーバの状態を自動的にテストするツールServerspecを開発し、インフラ分野における業務の効率化に貢献した。Serverspecは日国内だけでなく、海外でも活用されている。 「第10回 日OSS貢献者賞・日OSS奨励賞」受賞者を選定 | 日OSS推進フォーラム 推薦してくださった方、選考してくださった実行委員会のみなさん、ならびに Serverspec にコントリビュートしてくださったみなさん、使ってくださっているみなさん、ありがとうございます。 「日OSS貢献者賞・日OSS奨励賞」 | 日OSS推進フォーラム によると、『「日OSS奨励賞」は、… ≪中略≫ … さらなる活躍を推奨する … ≪以下省略≫』とのことで、次は貢献者賞に選んでもらえるような実績が残せるよう、精進したいと思います。 受賞者の名

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    hfmgarden 2015/10/17
  • 株式会社リクルートテクノロジーズ Advanced Technology Lab 技術顧問になりました - Gosuke Miyashita

    タイトルの通り、10月から 株式会社リクルートテクノロジーズ Advanced Technology Lab の技術顧問になりました。 技術顧問といっても、あまり顧問的な仕事ではないのですが、中の人として活動するにあたって肩書きが必要で、他にわかりやすい名称が思いつかなかったので、技術顧問という肩書きになりました(技術フェローの方が近いかな、という感じだけど、事情によりフェローは使えないので)。 ATL の中の人としての活動ですが、世の中に新しい価値観をもたらすような OSS の研究・開発、言い換えると、Serverspec のような OSS を新たに生み出すのがメインのミッションとなります。 クックパッドの方も業務委託は継続させてもらうので、ATL での研究開発と、クックパッドでの現場運用、双方で良いフィードバックサイクルを回し、お互いにメリットがあるような成果を出していければいいな、と

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    hfmgarden 2015/10/01
  • フリーランス2年目だけど家を建てることにした 其の2 - Gosuke Miyashita

    ブログ書くまでが YAPC、ってことで、YAPC でお会いした方々に「家づくりエントリの続き楽しみにしてます」とか「続きまだですか」とか言われたので、其の2を書く(YAPC まったく関係ない)。 前回のエントリ のような流れで家を建てることになったわけだけど、それまで家を建てることなどまったく考えたことがなく突然のことだったので、家を建てる流れとかまったく知らず、何をしていいのかさっぱりわからないので、家づくりについて情報を集めることにした。というわけで、今回は、どんな風に情報を集めたかについて書く。 あくまでも自分の場合はこうだった、というだけの話であって、同じやり方を勧めるわけではないので、ご参考まで。 スーモカウンター まずインターネット上で検索してみたところ、スーモカウンター で 無料セミナー をやっているのを見つけたので、行ってみることにした。セミナーは色々あるけれど、1組様2講

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    hfmgarden 2015/08/25
  • DevOps - Gosuke Miyashita

    DevOps: Why Silos Suck And How To Break Them というエントリをたまたま目にして、「DevOps」という見なれない言葉が出てきたので、気になって調べてみたところ、自分が何となくやっていたことや、今までもやもやと考えていたことに一定の方向性が与えらえた気がしたので、整理してみることにします。 DevOps とは? 簡単に言ってしまうと「開発者と運用者の間の壁を取り払うためのベストプラクティス」と言えそうです。 開発者と運用者の間の壁? Flickr の中の人による 10+ Deploys Per Day: Dev and Ops Cooperation at Flickr という Velocity 2009 でのプレゼンスライドには「Devs versus Ops」という章があり、以下のような言葉が載っていました。 "It's not my mach

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    hfmgarden 2015/06/22
  • OpenSourceProvisioningToolchain - Gosuke Miyashita

    DevOps に関する理解を深めるために、資料にあたってまとめてみるシリーズ。 今回は Velocity Online Conference - March 17, 2010 でのプレゼン Provisioning Toolchain から。スライドのタイトルは「OpenSource Provisioning Toolchain」となっている。 [wiki:DevOps 昨日のエントリ]でいうと、「インフラの自動化」や「ワンステップビルド&デプロイ」に関連する話。 Toolchain というのは何らかの目的を達成するためのソフトウェアの集まり、ってことなので、Provisioning Toolchain は、プロビジョニングを行うためのソフトウェアの集まり、ってことですね。つまり OpenSource Provisioning Toolchain は、プロビジョニングを行うためのオープンソ

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    hfmgarden 2015/06/22
    OpenSourceProvisioningToolchain
  • Walter + Wercker + DigitalOcean による Serverspec CI - Gosuke Miyashita

    フリーランスになって1年が経った というエントリで少しだけ触れた、仕事でも絡んでいる Walter を自分はどう使っているのか、という話を書きます。 TL;DR Serverspec/Specinfra 体のインテグレーションテストに Walter を Wercker と組み合わせて利用している Wercker は並列実行サポートしてないけど、Walter と組み合わせることで並列実行できて便利 Docker on CoreOS, CentOS 6.5, CentOS 7.0, Ubuntu 14.04, FreeBSD 10.1 の各 VM を使ったテストを並列で実行してる ローカルでも実行できて便利 (Wercker v2 でもできるようになってるけど、Walter の場合は Docker 環境なくてもできる) Dogfooding のため、Walter を Wercker と組み合

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    hfmgarden 2015/06/18
  • フリーランスになって1年が経った - Gosuke Miyashita

    4月からクックパッド仕事してます というエントリを書いてからちょうど1年経ったので振り返ってみる。 フリーランスになった経緯 そもそも最初からフリーランスになるぞ、と思ってなったわけではなく、なんとなく流れにしたがってたらフリーランスになってた。 もう少し詳しい経緯。色々あって2014年3月に無職(有給消化中のファッション無職じゃなくガチ無職)になって、普通に正社員として次の会社を探していて、知り合いに声をかけて話を聞いて回っていた。その中でクックパッドに決めたのは、セコンさん や mirakui さん の、これからクックパッド技術やインフラをこうして行きたい、という思いや考えに共感し、そこに自分が価値を提供できるイメージが具体的に沸いたから。 ただ、事情があって最初から正社員ではなく、お互い様子見ということで、正社員になる前提で半年間業務委託契約という形で仕事してみましょう、というこ

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    hfmgarden 2015/04/01
  • 2014年の振り返り - Gosuke Miyashita

    面倒なので簡単に。 やったこと Serverspec が Black Duck Open Source Rookies of the Year 2013 に選ばれた(2013 だけど発表は 2014 年だった)。 Serverspec の論文書いた。 Developers Summit 2014 で登壇した。 フリーランスになった。 #ChefConf 2014 で登壇した。 WEB+DB PRESS に寄稿した。 July Tech Festa 2014 で基調講演やった。 Serverspec (通称アホ毛)で単著デビュー(発売は来年だけど)。 よかったこと 論文執筆とか、WEB+DB PRESS への寄稿とか、US のカンファレンスで登壇とか、やれたらいいなー、と思ってたことがいくつか実現できた。 単著デビュー、しかもオライリーから、しかも自分が開発したOSSをネタに、というのは

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    hfmgarden 2014/12/31
  • 「Serverspec」という本が出ます - Gosuke Miyashita

    ここ半年ほど取り組んでいた Serverspec に関するが出ます。2015年1月17日発売予定です。 O'Reilly Japan - Serverspec Amazon.co.jp: Serverspec: 宮下 剛輔: どんな内容か、というのは、サイトの紹介文や目次を見ればわかるので、ここでは、なぜこの鳥が表紙に選ばれたのか、といったことでも書こうかな、と思ったんですが、こういうのは明かさない方がおもしろいので、やっぱり書かないことにします。おそらく、何という名前の鳥なのかすらわからない方が大半かと思いますが、あえて伏せておきます。名前や生態は最後のページに載っていますので、知りたい方は買うなり、店頭で確認するなりしてみてください(が Facebook に名前を書いちゃってるけど)。 書は、開発者である自分にしか書けないことをできる限り盛り込み、自分以外の人でも書けるような

  • Dockerコンテナに入るなら SSH より nsinit が良さそう - Gosuke Miyashita

    追記 はてブでつっこみもらいました が、実行するカレントディレクトリは /var/lib/docker/execdriver/native/$id を使うのが正しいようです。(情報読み違えてた。)こちらには container.json があるので、ソースツリーからコピーしてくる必要ないですね。 また、コンテナ ID 取得は、docker ps -q --no-trunc の方が良い、とも教えていただきました。 つっこみにしたがって、最後の方の説明とシェル関数書き換えました。 つっこみありがとうございます! tl; dr タイトルまま 経緯 Docker でつくったコンテナの中に入って状態を確認するために、コンテナ内で sshd を立ち上げてアクセスする、ってなことを以前やってたんですが、コンテナ内で sshd を立ち上げる、というやり方がいまいちだし、そもそもコンテナの仕組みから考えれば

  • octorelease という gem をつくった - Gosuke Miyashita

    serverspec とか specinfra の Changes を手で書くのがだるくなってきたので、自動化するために octorelease という gem をつくりました。 rubygems.org にもあげてあるので、gem install で入ります。 Rakefile の中に require "bundler/gem_tasks" require "octorelease" みたいに書いて、 $ rake octorelease すると、 こんな感じになります。 何をしてるかというと、rake release した後に、前のバージョンとリリースするバージョンの間に含まれるプルリクエストをgit logで拾って、各プルリクエストに Released as vX.X.X. とコメントをつけ、GitHub 上にリリースを作成し、リリースの文にはプルリクエストへリンクを張る、ってなこ

  • serverspec が Open Source Rookies of the Year 2013 に選ばれた - Gosuke Miyashita

    拙作の serverspec が Open Source Rookies of the Year 2013 の 10 プロダクトのうちのひとつに選ばれました。 昨年末に、候補が20まで絞り込まれた段階で一度連絡があって、その後、今月中旬ぐらいに、選ばれたよ、おめでとう、という連絡が来ました。最初の連絡が来るまで、そもそもこの賞の存在を知らなかったので、どの程度影響力がある賞なのかはよくわかりませんが、Docker とか超有名どころと一緒に並んでるのは、嬉しいというよりもむしろ恐れ多いですね。 SourceForge.JP Magazine の日語記事では、タイトルにも serverspec を含めて くれていてありがたいです。 それから、Thought Works Technology Radar January 2014 にも serverspec の文字が見えていて、すごいなー、これ

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    hfmgarden 2014/02/01
    おめでとうございます!
  • 2013年の振り返り - Gosuke Miyashita

    2012年はターニングポイント的な年だったし、自分自身注目を浴びることも多く、エンジニアとしてピークで後は落ちていくだけなんじゃないかと思ったので、珍しく振り返りエントリ を書いてみたわけですが、どうやらピークは今年だったようなので、また振り返りエントリを書いてみます。 3分で常松 2013年に自分が生み出した最大の成果がこの言葉ですね。残念ながら流行語大賞にはノミネートすらされませんでしたが、一部ではとても高い評価を頂いているようです。 この言葉が生まれたのは2013/2/20でした。 3分で常松 — Gosuke Miyashita (@gosukenator) February 20, 2013 言葉の由来は、一度飲み会で限られた人に話した以外は、長らくベールにつつまれたままだったのですが、先日ついに公表しました。 #3分で常松 の由来は、mirakuiさんの「3分でイナフ」と「俺の

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    hfmgarden 2013/12/31
    serverspecがw
  • specinfra という serverspec/configspec に共通する処理を抜き出した gem をつくった - Gosuke Miyashita

    The backend of serverspec/configspec might have to be extracted to a gem to accommodate people's preferences to abstraction level. — kentaro (@kentaro) November 26, 2013 とあんちぽさんからごもっともな指摘をいただいたし、実際に configspec を書いてて、ほとんどが serverspec からのコピペで、今後開発をつづけるのであれば、共通部分を抜き出した gem をつくるべきだな、と思ったので、specinfra という gem をつくった。 specinfra で抜き出した処理は以下の部分。 SSH, ローカル、WinRM などの実行形式を抽象化している backend と呼んでいるレイヤー OS を自動判別し、O

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    hfmgarden 2013/12/01
  • configspec という Immutable Infrastructure 用 Configuration Management Tool をつくってみた - Gosuke Miyashita

    Immutable Infrastructure の有用性 - Togetter の流れの勢いで、インフラ系技術の流れ とか Rebuild: 25: Immutable Infrastructure (Naoya Ito, Gosuke Miyashita) とかで言ってたような、冪等性とか依存関係とかを考慮しないシンプルな Configuratin Management Tool である configspec をつくってみました。rubygems.org にもアップしてます。 この手のツールに自分が望む要件は以下の様な感じ。 冪等性とかどうでもいい まっさらな状態からのセットアップでしか使わない 依存関係とかどうでもいい ファイル名順、上から書いた順で実行してく 対象サーバに余分なものをインストールしたくない 対象サーバに SSH さえできれば OK シェルスクリプトよりは抽象度を高め

  • インフラ系技術の流れ - Gosuke Miyashita

    ここ最近のインフラ系技術の流れがおもしろいなー、と思ったので、Puppet が出た辺りぐらいから、振り返って整理してみる。殴り書きなので、後から修正したり書き加えたりするかも。特に後半の方は、あまり考えが整理できてない。 最近のウェブ界隈での「インフラ」という用語の使われ方には、色々異論もあるようだけど、ここではごく最近使われるようになってきた、OS からミドルウェアといったソフトウェアレイヤーを指す言葉としてのインフラについて触れる。(英語圏でも同様の意味で使われているようなので、ある程度市民権を得たと言っても良さそうだし。) プロビジョニングレイヤー まず、前提知識としてプロビジョニングレイヤーと自分が勝手に呼んでるものについて整理。 Chef や Puppet は「プロビジョニングフレームワーク」とも呼ばれているが、以下の議論をより厳密にするために、Lee Thompson 氏による

    hfmgarden
    hfmgarden 2013/10/29