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言語と歴史に関するhharunagaのブックマーク (3)

  • 「モダン語の世界へ」書評 「スピード時代」の戸惑いと憧れ|好書好日

    モダン語の世界へ 流行語で探る近現代 (岩波新書 新赤版) 著者:山室 信一 出版社:岩波書店 ジャンル:新書・選書・ブックレット 「モダン語の世界へ」 [著]山室信一 デコる。リベる。バーばる。意味がわからずともご心配なく。流行(はや)ったのは百年ほど前の話。けれどもその造語法には、今に通じる発想の豊かさがある。1920年代前後、世界が同時に体験した大衆社会化は、現代の起点と言える。 激変する「スピード時代」に直面した人々の戸惑いや憧れ。その反映が、モダン語と呼ばれた外来語や新造語の洪水だ。著者は当時盛んに出た新語辞典を手がかりに、幾重もの諧謔(かいぎゃく)や皮肉に唸(うな)り、意外な語源に舌を巻く。特に衣住や娯楽にまつわる死語探訪から、19世紀以来の近代化とは異質な、モダンの実相が浮かびあがる。概念を主とする「思想」ならぬ、生活に密着した言葉に歴史の深層を探る「思詞」学事始めと、著者

    「モダン語の世界へ」書評 「スピード時代」の戸惑いと憧れ|好書好日
    hharunaga
    hharunaga 2021/07/28
    “概念を主とする「思想」ならぬ、生活に密着した言葉に歴史の深層を探る「思詞」学事始めと、著者が言うのも肯(うなず)ける”(戸邉秀明) ←「歴詞学」とも言えるかもw 著:山室信一、岩波新書。
  • 『馬・車輪・言語』 ステップを駆けたライダーたちがこの世界にもたらしたもの - HONZ

    上下巻で、文だけで650ページを超える大著だ。その議論を詳細に紹介するというのは、字数の点でも能力の点でもわたしの限界を超えている。そこで以下では、その議論のごく大まかな流れを紹介することにしたい。 印欧祖語はいつ、どこで話されていたのか インド・ヨーロッパ語族はどうしていち早く広い地域に分布することになったのか。その謎に挑むにあたって、著者は問題を大きくふたつに分解する。すなわち、インド・ヨーロッパ祖語の原郷をめぐる問題(第I部)と、その語族の具体的な拡散過程に関する問題(第II部)だ。 インド・ヨーロッパ語族の諸言語は共通祖先を持っており、その共通祖先にあたる言語は「インド・ヨーロッパ祖語(印欧祖語、Proto-Indo-European)」と呼ばれる(図1参照)。では、印欧祖語はいつ、どこで、どんな人たちによって話されていたのか。これが第一の問題である。 その問題をめぐって展開され

    『馬・車輪・言語』 ステップを駆けたライダーたちがこの世界にもたらしたもの - HONZ
    hharunaga
    hharunaga 2018/05/31
    “復元された(印欧祖語の)語彙のなかには、たとえば「車輪」に相当する単語や、ワゴン(四輪荷車)に関連する単語も含まれる。…馬の家畜化と騎乗がいち早く始まっていたと著者は考える”
  • 日本語を作った男 山口謠司著 - 日本経済新聞

    今、私たちは、なんでもないことのように「口語」を話し、かつ「口語文」を書いている。あまりに当たり前のことなので、そのことを意識することは通常ないけれど、実は僅々(きんきん)百年あまりの昔には、これらのことは決して当たり前ではなかったのだ。相互に理解不能な方言、身分の上下による違い、男女の別、それに書き言葉と話し言葉の決定的乖離(かいり)と、明治になる前の日語は、まさに混とんたる様相を呈していた

    日本語を作った男 山口謠司著 - 日本経済新聞
    hharunaga
    hharunaga 2016/04/13
    「守旧派の頭目としての森鴎外が、いかに上田(万年)らの近代化の努力の行く手に立ちふさがったか…」 ←森妨害w
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