脱原発など、今後の日本の進路を問う争点が争われている東京都知事選。本当に重要な選挙である。 世論調査では、オリンピック推進等を掲げる舛添さんがトップに立っているようだが、ここにきて、「舛添候補の女性蔑視発言」が取り上げられ、一部の女性たちの間で批判が沸騰している。 最初は「ネガティブキャンペーンか? 」と思ったが、報道を見て私も唖然とした。そこで今日はこれを取り上げたい。 日刊ゲンダイによれば、過去に、 「本質的に女性は政治に向かないと思う」「女性の政界進出には基本的に非常に問題があるというのが僕の考え」という女性蔑視発言をしているという。 1989年に「マドンナ・ブーム」という女性議員の大量当選があったが、女性の国会議員が増えたことについて、 〈歴史的な例外の時代であって、だから、女ごときが出てこれる〉 〈だけど、あのオバタリアンは全部“あがった”人ばかりなんでしょう〉 と言ったそうだ。