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2018年3月8日のブックマーク (2件)

  • 「私は死んだのですか?」東北被災地で幽霊が出現した意味(畑中 章宏) @gendai_biz

    私たちは数多くの“死霊”と出会ってきた これから私は「幽霊」の話をするつもりである。震災後に出会ってきたおびただしい数の死者の霊についてだ。 しかし残念ながら、「幽霊」を私がこの目で見たり、会話を交わしたという話ではない。 震災以降、被災者が亡くなった近親者や仲間の霊に出会った、あるいは被災地で見ず知らずの人の霊とコミュニケーションをとったなどという、“霊体験”を記録した出版物が何冊も刊行された。 そうした読書体験をとおして、私も数多くの霊と出会ってきたというのである。 被災地における霊体験の記録者は、宗教家、宗教学者、社会学者、ノンフィクション作家、フリージャーナリスト、新聞・通信社の記者と幅広い。しかし内容が重なるものも少ないのは、読者の需要があるからだろう。 1万5000人以上の死者を出した大震災について、だれもが事態の全容をつかみかねずにいる。そこで大震災から距離をおく人々を中心に

    「私は死んだのですか?」東北被災地で幽霊が出現した意味(畑中 章宏) @gendai_biz
    hharunaga
    hharunaga 2018/03/08
    “死霊に憑かれた男性の話は、ひとりひとりが分散した「個別霊」ではなく、無数の霊が結びついた「集合霊」だったといえるだろう”
  • 黒沢清監督からの挑戦状『散歩する侵略者』 | セルクル・ルージュ

    ©2017『散歩する侵略者』製作委員会 新作映画を複数の視点からとらえ、映画評論の新しい手法を考えようとしてスタートしたセルクル・ルージュのシネマ・ディスカッション第21回は、黒沢清監督の『散歩する侵略者』です。 第21回にして、初めての日映画です。日映画を扱う事は、前からやりたかったのですが、なかなかタイミング合う公開作品がなく、ようやく実現となりました。 メンバーは映画評論家の川口敦子をナビゲーターに、いつものように名古屋靖、川口哲生、川野正雄の4名です。 ★意識的に除外したわけではなかったけれど、これまでLCR CDで日映画を取り上げる機会がありませんでした。現代の日映画とはどんな関係をもっていますか? それぞれの関係の中でこの『散歩する侵略者』に対してはどんな感想を持ちましたか? 川野正雄(以下M)個人的には、日映画とは近い距離感があるので、なかなかフラットに語れる映画

    黒沢清監督からの挑戦状『散歩する侵略者』 | セルクル・ルージュ
    hharunaga
    hharunaga 2018/03/08
    “「エンタテインメントとして成功」「メジャー」「普通に面白かった」というみなさんの反応がこの映画の目指す所をふまえて嚙みしめてみると、まずとても面白い”