「私は死んだのですか？」東北被災地で幽霊が出現した意味（畑中 章宏） @gendai_biz

私たちは数多くの“死霊”と出会ってきた これから私は「幽霊」の話をするつもりである。震災後に出会ってきたおびただしい数の死者の霊についてだ。 しかし残念ながら、「幽霊」を私がこの目で見たり、会話を交わしたという話ではない。 震災以降、被災者が亡くなった近親者や仲間の霊に出会った、あるいは被災地で見ず知らずの人の霊とコミュニケーションをとったなどという、“霊体験”を記録した出版物が何冊も刊行された。 そうした読書体験をとおして、私も数多くの霊と出会ってきたというのである。 被災地における霊体験の記録者は、宗教家、宗教学者、社会学者、ノンフィクション作家、フリージャーナリスト、新聞・通信社の記者と幅広い。しかし内容が重なるものも少ないのは、読者の需要があるからだろう。 1万5000人以上の死者を出した大震災について、だれもが事態の全容をつかみかねずにいる。そこで大震災から距離をおく人々を中心に

[dabocat]

これはありたる話だと思う。わたしも経験したからだ。

[sweeping_cat]

起きた現象や錯覚をどう解釈するかなんだろうなぁ。

[tiran74198]

これはツイッターでも話題になった。震災後すぐから幽霊はあちこちで出現し、現地でそれは恐ろしい話ではなく羨ましく心温まる話として受け止められているという。確かにそうだよなあ。合掌。

[swingwings]

多くの人々が突然命を奪われるという不条理な出来事は理解しようとしても納得できるものではなくて。千日前デパート火事とかトンネル崩落事故とか阪神大震災の時にも幽霊話はあったよなぁ…

[kaeuta]

身内の不意な死に直面する人が多かっただけの話かな。「個別の体験を包含する妖怪伝承ができれば生き残った人も救われるのでは」的な締めも、そういったネタで食ってる人にとっては興味深いだろうが無責任では

[hharunaga]

“死霊に憑かれた男性の話は、ひとりひとりが分散した「個別霊」ではなく、無数の霊が結びついた「集合霊」だったといえるだろう”

[dambiyori]

「“個別的”な霊体験は、この瞬間にも各地で起こっている。不謹慎に聞こえるかもしれないが東日本大震災では、その数が“圧倒的”だったという違いだけなのである」っていう見立てがしっくりくる。

[wasarasan]

あまりの無念の想像に、人間みんな霊を信じたくなっちゃうんだろうなぁ。

[sds-page]

「十数万人もの死者」に突っ込もうとしたら「1万5000人以上の死者」にこっそり修正されてたhttps://twitter.com/norizo2000/status/971548528941002752

[tomoya1983]

「バカバカしい」と笑い飛ばしたい自分がいるが、死別者の心情を慮ると気軽に言えたものじゃない。その自制は厭わないが、オカルティズムの悪用は火事場泥棒がよくする手口なので、その点は心配（阪神被災者