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2019年3月8日のブックマーク (3件)

  • 「驚くほど似ていた」大正時代と“ナチス前夜”のワイマール共和国(根本 正一)

    郷愁に彩られた「大正浪漫」 私は大正時代というと、真っ先に竹久夢二の美人画を思い起こす。その繊細で、はかなげな女性の表情と物腰は、少年時代の私の心に深く残った。「大正浪漫」の精華である。 あるいは大正初期を舞台とした井上靖の自伝的小説『しろばんば』。着物姿の子供が空中を舞う小さな生き物を追いかける、古き良き情景が思い浮かぶ。同時に嫁ぎ先で亡くなった若い叔母への秘かな想い。年上の女性へのほのかな恋慕の情がそこにはあった。 ドイツ・ワイマール共和国を研究している私には、ワイマール時代と大正時代の面影がどうしてもだぶる。もちろん年代的にかなり重なり合っている。しかしそれ以上に、戦前の強面の社会世相にあって、両国で唯一、自由にあふれた甘酸っぱい郷愁を感じさせる。産業社会の高度な発展のもとで都市に人びとが集まり、大衆文化が花開いた時代だった。 今回は大正時代に焦点を当て、ワイマール共和国との類似点や

    「驚くほど似ていた」大正時代と“ナチス前夜”のワイマール共和国(根本 正一)
    hharunaga
    hharunaga 2019/03/08
    「勇ましい論調の方が大衆の支持を得る。…個人が自由を好き勝手に追求すると社会は収拾がつかなくなる、との認識が支配的となれば、社会は暴力によって自由を抹殺する方向へと向かう」
  • 『石川啄木』(新潮社) - 著者:ドナルド・キーン 翻訳:角地 幸男 - 平野 啓一郎による書評 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS

    著者:ドナルド・キーン翻訳:角地 幸男出版社:新潮社装丁:単行(375ページ)発売日:2016-02-26 ISBN-10:4103317094 ISBN-13:978-4103317098 内容紹介: 生地日戸村には一切触れず、啄木が自らの「故郷」と呼んだ渋民村。函館、小樽、釧路を転々とした北海道での漂泊。金田一京助とのあいだの類いまれなる友情。そして、千年に及ぶ日の日記文学の伝統を受け継いだ『ローマ字日記』。資料をもとに作品を丹念に読み解き、二十七歳で早逝した啄木の生涯をたどる。九十三歳の著者が精魂傾けた傑作評伝。 私達自身のような「夭折の天才」 ドナルド・キーン『石川啄木』を読むドナルド・キーン氏の前著『正岡子規』は、俳句のみならず詩歌全般の革新者としての子規の実像を、偶像化を排し、ほとんど「写生」的に描き出した評伝文学の傑作だった。一読三嘆した私は、その感動を直接にお伝えしたの

    『石川啄木』(新潮社) - 著者:ドナルド・キーン 翻訳:角地 幸男 - 平野 啓一郎による書評 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS
    hharunaga
    hharunaga 2019/03/08
    “キーン氏は、啄木を「極めて個性的でありながら奇跡的に我々自身でもある一人の人間」と評するが、本書はその二重性の間に渡された架け橋のようである”
  • 欅坂46・長濱ねる、卒業を発表 元乃木坂・伊藤万理華へも感謝つづる(KAI-YOU.net) - Yahoo!ニュース

    hharunaga
    hharunaga 2019/03/08
    3年くらいで人気メンバーがどんどん辞めていくって、黒い羊ならぬ、ブラック企業ですねw 秋元康と平手友梨奈の自己満足に耐えなければならないのだから、ひどい職場ですよね…。