タグ

2021年3月28日のブックマーク (4件)

  • 吉永剛志『NAM総括 運動の未来のために』|読書人WEB

    なぜ、を読むのか? Why do we need to read books なぜ、を読むのか?書『読書人カレッジ2022』の執筆者の一人である明石健五は、それを「考えるため」であると言います。 ある未知のものに出会ったとき、そこに驚きと感動が生まれる。そうして、初めて自分なりに思考することができ、それを人に伝えることができるようにもなる。 そういう過程を生きられる人のことを、「知性ある人」というのではないか。では、「知性」を自らのものにするためにはどうすればいいのか。繰り返しになりますが、「読み」「考え」「書く」ことを通してしか感得できないのではないか。 新しい出来事や局面に出会い、答えのない問題を考えることで鍛えられていくものが、確かにある。そういう問題は、すぐれたの中にいくつも見つけることができます。 繰り返し考えることによって、自分の思考を鍛えていく。それによって、今の世の

    hharunaga
    hharunaga 2021/03/28
    「NAMで自分たちが稚拙なやり方で手探りしていたテーマが、今現実の嵐となって世界を震撼させている、そう思った。そうした重要な問題意識をNAMが社会運動へ接続できなかったことがとても残念だ」(倉数茂)
  • 田中純『デヴィッド・ボウイ 無を歌った男』|読書人WEB

    なぜ、を読むのか? Why do we need to read books なぜ、を読むのか?書『読書人カレッジ2022』の執筆者の一人である明石健五は、それを「考えるため」であると言います。 ある未知のものに出会ったとき、そこに驚きと感動が生まれる。そうして、初めて自分なりに思考することができ、それを人に伝えることができるようにもなる。 そういう過程を生きられる人のことを、「知性ある人」というのではないか。では、「知性」を自らのものにするためにはどうすればいいのか。繰り返しになりますが、「読み」「考え」「書く」ことを通してしか感得できないのではないか。 新しい出来事や局面に出会い、答えのない問題を考えることで鍛えられていくものが、確かにある。そういう問題は、すぐれたの中にいくつも見つけることができます。 繰り返し考えることによって、自分の思考を鍛えていく。それによって、今の世の

  • この国の「公共」はどこへゆく 寺脇研、前川喜平、吉原毅(つよし)著:東京新聞 TOKYO Web

    書は、文部科学事務次官を務めた前川喜平氏、ゆとり教育を推進した寺脇研氏という二人の元文部科学官僚に原発ゼロ宣言をした城南信用金庫元理事長の吉原毅氏を加えた三人の鼎談集だ。 前川氏が次官時代に出会い系バーに通っていたことの釈明会見で「貧困女性の調査に出かけていた」と話した時、私は半信半疑だった。ただ、書を読んでそれは真実だったと確信した。書で官僚としてとても言いにくいことも、正直に語っているからだ。例えば冒頭で、中央官庁ではカラ出張で裏金を作り、飲みいをしていたと述べている。官僚経験者なら誰でも知っている事実だが、それを公言する官僚はあまりいない。また寺脇氏も、知人女性が複雑な家庭から自立するための資金を二十万円渡した経験を語っている。前川氏の二の舞になりかねない発言だが、あえて事実を語っているのだ。 鼎談のなかで、私の心に一番響いたのは、「昔の官僚で出世を目指す人はほとんどいなかっ

    この国の「公共」はどこへゆく 寺脇研、前川喜平、吉原毅(つよし)著:東京新聞 TOKYO Web
  • 戦前尖端語辞典 平山亜佐子編著、山田参助絵・漫画:東京新聞 TOKYO Web

    枕もとに置いて寝る前にパラパラ。どこから読んでも面白い辞典だ。一九一九(大正八)年から一九四〇(昭和十五)年にかけての新語や流行語を解説している。 ページを開くと「とんぼりガール」という言葉があった。意味は「大阪道頓堀を中心としたカフェーの女給ダンサー、不良少女、モダンガール等の総称」とある。昭和はじめごろの言葉らしい。 今の時代にも「森ガール」のような新語や「シロガネーゼ」「ニコタマダム」など、地名を元にした呼び名がいろいろある。時代は変わっても流行語の生成の過程は昔も今も変わらない。他にも平成の新語に「ちょいワル」や「プチプラ」といった言葉があるが、かつては「すこやけ」という略語があった。「すこ」は「少し」の略でちょっと妬(や)けるという意味である。

    戦前尖端語辞典 平山亜佐子編著、山田参助絵・漫画:東京新聞 TOKYO Web
    hharunaga
    hharunaga 2021/03/28
    “戦前の「H(エッチ)」は「Husband」の頭文字で夫のことを意味した” ←「主人」や「旦那」「亭主」は止めて、これに戻るのもいいかもw 評:荻原魚雷。左右社。