加藤氏は、コロナ禍で同条項を創設する必要性が高まっているかとの質問に「新型コロナによる未曽有の事態を全国民が経験し、緊急事態の備えに対する関心が高まっている」と指摘。「この現状において、議論を提起し、進めることは絶好の契機だ」と話した。 本紙がこの表現について確認したところ、加藤氏は「絶好の機会というか、そういうタイミングということだ」と説明。コロナ禍で多くの人が亡くなり、飲食業者らが苦しんでいる状況で「絶好」という表現を使った真意を重ねて尋ねると、「皆さんが苦しんでいることを絶好と言っているのではない。関心が高まっている機会を捉えて議論していく、と言っている」と釈明した。(村上一樹)