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ブックマーク / pdmagazine.jp (4)

  • 『ピノキオ』(カルロ・コッローディ)――誘惑と罪と罰の物語|SM小説家美咲凌介の名著・名作ねじれ読み<第14回>|P+D MAGAZINE

    hharunaga
    hharunaga 2018/06/08
    「この物語は、他者の堕落を楽しむという意味で、(その見かけの教訓とは反対に)おそろしいほど享楽的な作品なのではないか。だからこそ、今日まで名作として残ってきたのではあるまいか」
  • 世界最古の幻想文学とは? -東雅夫の幻妖ブックデジタル|P+D MAGAZINE

    世界最古の幻想文学とは? -東雅夫の幻妖ブックデジタル アンソロジストで文芸評論家の東雅夫が解説する「幻想文学」。今回は世界最古の作品を探る!その歴史は深く、いつまで遡ることができるのか…? 2016/04/20 前回は「幻想文学」の幅広さについて、その一端を紹介してみた。 「超自然的・非現実的な事象を主要なモチーフとする文学作品」という幻想文学の定義にもとづけば、古今東西さまざまな文学ジャンルを、自在に縦断横断することが可能となる。 そうした自由な視座を手に入れることができるのも、幻想文学に親しんだり探究する愉しさのひとつだろう。 今回は、横の拡がりではなく、縦の時間軸をさかのぼって、考察を進めてみたい。 要するに「幻想文学の起源は、どこにあるのか」──もっと、くだけた云い方をすれば「世界で最初の幻想文学は何か?」というテーマである。 結論を先に云ってしまうと、人類が「言葉」によって「物

    世界最古の幻想文学とは? -東雅夫の幻妖ブックデジタル|P+D MAGAZINE
    hharunaga
    hharunaga 2016/07/03
    “人類が「言葉」によって「物語」を語ることに目覚めたその瞬間から、早くも幻想文学の歴史は始まったのだと、私は考えている”。安田登著『イナンナの冥界下り』。
  • 中上健次、芥川賞受賞作『岬』誕生秘話|P+D MAGAZINE

    多くのクリエーターに多大な影響を与えた、”伝説の作家・中上健次“。そんな中上に縁のある人々が、電子全集発刊に寄せて、中上との思い出、エピソード、また中上文学への思い等を語っていきます。 第1回は、元文藝春秋の編集者として、第74回芥川賞受賞作『岬』を担当した高橋一清氏が、中上との思い出を熱く語ります。 2016/04/18 戦後生まれ初の芥川賞作家であり、昭和という時代を疾走し、46歳の若さで夭折した作家・中上健次。2016年は中上健次の生誕70年にあたり、記念事業として「中上健次電子全集」が、4月15日より配信開始されました。 多くのクリエーターに多大な影響を与えた”伝説の作家“中上健次に縁のある人々が、電子全集発刊に寄せて、中上との思い出、エピソード、また中上文学への思い等を語っていきます。 第1回は、元文藝春秋の編集者として、第74回芥川賞受賞作『岬』を担当した高橋一清氏が、中上との

    中上健次、芥川賞受賞作『岬』誕生秘話|P+D MAGAZINE
    hharunaga
    hharunaga 2016/04/19
    「『岬』は、九回の手入れがなされ、今日の姿になっている。…私は知る限りの小説の方法を中上さんに示した」 ←へぇー。けっこう編集者の意見が反映されてたのね。
  • 日本の翻訳文化って、どこがすごいの?【教えて!モリソン先生 第2回】|P+D MAGAZINE

    こんにちは。ライアン・モリソンです。 この「教えて!モリソン先生」という連載では、名古屋外国語大学で日文学を教えている私が、日や世界の文学、翻訳などについてお話ししていきます。 さて、私は文学研究者であると同時に翻訳家でもあり、石川淳・古川日出男・高橋源一郎などの日人作家による作品を英訳しています。先日、研究室に来たある学生(名前を「美佐子ちゃん」としておきましょう)に翻訳とその重要性、役割についていくつか質問されました。 以下は二人の間に交わされた会話を出来るだけ忠実に再現したものです。 次回予告を兼ねた「宿題編」まで、どうぞごゆっくりお読みください。 【過去記事】アメリカ人研究者がおすすめする、日小説は? モリソン先生の研究室にて 美佐子ちゃん:ねね、先生は文学を翻訳する人ですよね?いつも翻訳の話をしてくれますけど、そもそも「翻訳」って何ですか?その役割や重要性を説明してくだ

    日本の翻訳文化って、どこがすごいの?【教えて!モリソン先生 第2回】|P+D MAGAZINE
    hharunaga
    hharunaga 2016/03/16
    “翻訳とは、ある言語が他の言語との衝突を通じて再構築されたり、拡張されたり、新たに作り変えられたりするという「革命的プロセス」”
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