無文字社会における記憶の実践は、口承的でしかないのか? レヴィ=ストロースの衣鉢を継ぐ人類学者の主著 文字なき社会において「記憶」はいかに継承されるのか。 西洋文化のかなたに息づく「記憶術」から人間の「思考形式の人類学」へと未踏の領域を切り拓くレヴィ゠ストロースの衣鉢を継ぐ人類学者による記念碑的著作。【本邦初紹介】 埋もれたヴァールブルクの遺産 来たるべき《イメージ人類学》へ オセアニアの装飾、ホピ族の壺絵、アメリカ先住民やクナ族の絵文字、アパッチ族の蛇=十字架、スペイン系入植者末裔のドニャ・セバスティアーナ――言葉とイメージのはざまに記憶のキマイラが結晶する。 「これまで「口承的」と呼ばれてきた無文字社会において、「記憶」はいかに生み出され、継承されるのか。記憶、コミュニケーション、そして人間の思考そのものに、言葉とイメージはいかなる役割を果たしているのか。記憶が社会的に共有される「儀礼
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