平成以降、というより昭和62年大晦日に師匠夫妻と衝突して廃業した双羽黒以降、成績そのものより「2場所連続優勝」にこだわり続けているのが分かります。それゆえ、最高では貴乃花の41勝、最低では武蔵丸の34勝と星7つもの開きがあります。また北勝海や大乃国は、双羽黒事件以降だったら見送られたかもしれません。逆に旭富士は、事件以前だたら昇進できたであろう成績が何度もありました(下記参照)。 3場所通算40勝で昇進を見送られた力士
ついに新番組の第1話が続々と放送されているわけですが、 やはり、第1話で一番興味深いのが 第1カットの入り方 映画については、「ファーストカットが良し悪しを見れば、映画の良し悪しがわかる」という人もいます。 しかも一度映画館に入ってしまったら、最後まで見るとしかない映画と違い、 TVアニメは、最初で視聴者の心掴まなければ、視聴を断念されてしまうかもしれません。 そういった意味でも、「ファーストカット」は重要といえるでしょう。 このファーストカットについて、アニメでは、いわば定石として多用されているものがあります。 その定石とは (1)BGオンリーあるいはモブカット(PANやT.U.などをすることが多い) (2)ナレーション の2つ。 例えば、庵野さんが「最高のロボットアニメの1話」と評している 「機動戦士ガンダム」の1話は (1)と(2)の合わせ技を使っていますし、 「少女革命ウテナ」も影
今日は 藤津亮太さんの『レビュー(短評)の書き方講座』 に参加してきました。 藤津さんで「レビュー講座」というと、 似た名前の『アニメレビュー勉強会』というのがあるそうですが、 これはそれとは全く別物。 私は『勉強会』の方には参加したことがなくて、 それは、藤津さんの考え方とか手法は、私のものと全然違うので興味はあるものの 「参加者が採点して意見交換」というのにあんまり魅力を感じなかったからです。 それに対して、この「書き方講座」は藤津さんが指導をしてくれるとのこと。 最近は仕事でも、仕様書・企画書・報告者の類を書く多くなったので、 趣味を実益を兼ねて、という意味でも良いかな、と思って受講しています。 というわけで、第1回目の題材は『となりのトトロ』でした。 フォーマットは800字〜2000字で、掲載媒体を各自想定して書くというもの。 参考文献としては『ジブリの教科書3 となりのトトロ』が
前回:自由主義少女リベ子ちゃんQ - 脳髄にアイスピック 「つい、この前まで正月気分だったのにもうセンター試験……冬の寒さと時間の流れの早さが身に染みるわね……」 「リベ子ちゃん! やさぐれている場合じゃないよ! 大変だよ!」 「あら、あなたは私の使い魔、私が呂布なら赤兎馬ポジションに当たるラルじゃない」 「例によって説明的な台詞をありがとう。そんなことよりこれ見てよ、これ!」 「なになに……ほえ〜、この炎上した人って、最近はてなブログで桃太郎ネタやおとぎ話ネタが大受けして、まさに飛ぶ鳥を落とす勢い、星井にあらずんば七億にあらずと呼ばれてた星井七億さんじゃない。あんな人気者でもこんな小っちゃなことで炎上するなんて恐ろしいわねえ……」 「リベ子ちゃん、深刻そうな口ぶりを装ってるけど口元がめっちゃニヤついているよ! 全然感情を隠しきれてないよ!」 「ほら、だって寒いからちょうど暖を取りたかった
アニメキャラの髪のハイライトの入り方 こばは、のなすらです。 適当に描き、適当に塗り、適当なサイズでうpしているわけですが、 毎回頭を悩ませる事項が1つありまして。 それが、『髪のハイライト』です。 アニメ塗り(ベース、影、ハイライトがざっくりしている塗り)が楽というか、 一番メリハリがついて見えるのでよくやるんですが、 ハイライトをどうやって入れるか、という段階で手が止まります。 キャラクタの顔は命、というくらい一番見られる部分であり、その髪も 例外ではないわけです。 リンク先では、おおまかに3つのタイプに分けていたので、 それに合わせてハイライトを入れてみました。 【ザックリ型】 頭の片方の縁から流れるようにザックリとハイライトを入れる型。 または、単純なラインのみ。 特徴は、入れるのが簡易であること。 主にデフォルメが強いデザインに使用。 ザックリ入れてみました。特に違和感もなく、「
毎巻美味しそうな食事の描写で読者の胃袋を殺しにかかってくる『銀の匙』。 銀の匙 Silver Spoon 10 (少年サンデーコミックス) 作者: 荒川弘出版社/メーカー: 小学館発売日: 2014/01/08メディア: コミックこの商品を含むブログ (54件) を見る10巻ではウインナー勢の攻勢を受け、深夜にこれを読むのはいっそ自殺行為です。 ウインナーと言えばきのこたけのこ戦争も真っ青の焼きvs茹で大戦が勃発するものと相場決まっていますが、さすがの私もこのどちらか一方に与することはできません。両方とも仲良く食べればいいじゃないですか。え? きのこ? あれは殲滅対象です。あとペプシも。 それはともかく、『銀の匙』の食事描写の素晴らしさはちょっと比類ないです。荒川先生の描く飯が美味そうということはすでに書いていますが(荒川弘の描く飯の話)、じゃあなんでそれが他作品よりも際立って美味そうかと
あけましておめでとうございます。 今年もゆるゆると更新していきたいと思います。 ということで、さっそくアニメ演出家の小林寛さんについて。 タイムリーな話題ではないのですが、前々から気になっていた方でしたので。 勝手ながら、今年1本目は小林寛さんの演出、特に構図に酔いしれようということで。 小林寛 - 演出@wiki - アットウィキ http://d.hatena.ne.jp/ike_tomo/20111225/1324824458 『ブラック★ロックシューター』第4話 絶望をどうやって映像的に表すのか - あしもとに水色宇宙 【小林寛・絵コンテ演出回】『ビビッドレッド・オペレーション』第4話『約束』レビュー - 私的UrawaReds&SubCul ブログで言及されている方、 ツイッターでも話題に出されている方がいて。 それだけインパクトのある演出をされる方なのだと思います。 作歴はwi
アニメブログ界隈では年末恒例行事になっている、 話数単位で選ぶ、2013年TVアニメ10選。 「話数単位で選ぶ、2013年TVアニメ10選」参加サイト一覧: 新米小僧の見習日記 2013年に放送されたアニメの中から 思い思いに好きな話数を10本選ぶというこの企画。 上記の一覧にあるように、すでに上がっている記事がたくさんありますね。 この要領で私も10本選んでみようと思います。 選定ルール 2013年1月1日〜12月31日までに放送されたTVアニメ(再放送を除く)から選定。 1作品につき上限1話。 順位は付けない。 選出作品(だいたい放映順) 『たまこまーけっと』3話「クールなあの子にあっちっち」 『新世界より』第25話「新世界より」 『あいうら』第1話「前日」 『ちはやふる2』第24話「かくとだに」 『<物語>シリーズセカンドシーズン』第9話「まよいキョンシー其ノ參」 『ステラ女学院高等
アニメキャラの髪のハイライトについて、ということで、 最近髪の塗り方が面白いアニメがありまして、 その作品を発端にいろいろと調べてみるとこれがなかなか面白くて。 ちなみにその作品名なのですが 『未確認で進行形』という来期放送のアニメでして。 一部のアニメファンにはすでに刺さっているタイトルだと思うのですが。 PVのワンシーンですが、 一見普通っぽく見えるかもしれないのですが ハイライトをよくよく追って見てみると、 白い線が輪郭に沿って塗られている。ここですね。 いわゆる輪郭光のようなものの一種だと思うのですが (正確には輪郭光ではないのですが、とりあえずここでは輪郭光と呼ぶことにします) これがあまり見られない描き方なのではないかというお話。 アニメキャラの髪のハイライトの入り方 - karimikarimi 三日月型のハイライトを入れるだけならたくさんあると思うのですが、 輪郭光、しかも
ついに『ひだまりスケッチ×365』も全13回の放送が終了しました。第14話は2008年8月16、17日に行われたTBSアニメフェスタ2008で先行上映されたそうで、DVD最終巻に収録されるそうです。最終話は4人で食卓を囲みながら抱負を語り、コルクボードに張られた思い出の写真がスクロールしていく様は、1期最終話を思い出させてくれました。現実では1年の時間が経過したのに対し、作中では2週間程度とは何とも皮肉な……。 そんな『ひだまりスケッチ×365』に関して、みんなも大好きWikipediaではある議論がなされていたようです。それは「各話リスト」の欄(話数、サブタイトル、コンテ、演出などのリスト。シャフト作品だと提供バックについても)にOP映像の中の「掛軸の字」について記載すべきかどうか、というものでした。ご存知(?)のように、『ひだまりスケッチ×365』のオープニング映像は細かい小ネタによる
猪瀬直樹氏の辞職に伴う東京都都知事選挙に立候補を表明している細川護煕元首相がこんな選挙公約を語ったそうです。 細川氏 東北でもオリンピック:ワールドビジネスサテライト:テレビ東京 来月の東京都知事選に出馬する意向を固めた細川元総理大臣が、選挙公約で、東京オリンピックについて、東北地方も含めた開催を掲げることがテレビ東京の取材で分かりました。選挙公約で、細川氏は、2020年の東京オリンピックとパラリンピックについて、東日本大震災の被災地の東北地方も含めて開催することを掲げます。 「東北地方を含めた開催を掲げる」というのは、おそらく現時点で宮城スタジアムで開催が決まっているサッカー(予選)以外にオリンピック・パラリンピックの競技・種別・種目の一部を東北の都市で開催するという事かと思いますが、では今からそういう変更をする事は可能なのか?という事をオリンピックに関する規約である「オリンピック憲章」
2013年で特に好きだったOP・ED・劇中音響を映像観点で3作品ずつ選びました。 この記事のために毎クールOP・EDのメモを残しています。興味がある方は[2013アニソン]のタグでまとめてありますので、覗いていただければと思います。 OP 『GJ部』 『リトルバスターズ!〜Refrain〜』 『刀語』 ED 『GJ部』「I wish 〜ときめきの魔法〜」 『ロボティクス・ノーツ』「トポロジー」 『翠星のガルガンティア』 劇中音響 『〈物語〉シリーズ セカンドシーズン』 『ラブライブ! School idol project』 『惡の華』 OP 『GJ部』 自分たちがクラスでは中の下から中の上に位置していると自覚している歌ですが、彼女たちは自己アピールに貪欲です。 冒頭から逆光気味の後ろ姿というのがすでに他とは違うという意志の現れのように見えますし、一人三回与えられた紹介パートは作画的にも存
アニメのお風呂のお湯が何故『緑色』なのか解説 緑色なのは科学的に正しい色だから - karimikarimi というkarimikarimiさんののエントリーを読んで以来、 アニメに出てくるお風呂のお湯の色というのを意識して見るようになったのですが。 そうして見てみると、 予想以上に「お風呂の色」には色々あるみたいでして。 『銀の匙 Silver Spoon』 もちろん、緑色はとても多くて。 結構な確率で緑。 それはkarimikarimiさんが記事で言及されていたような理由もあると思いますし 作る側としても、これまで使われ続けてきたという安心感があるのだと思います。 ですが、 『ワルキューレ ロマンツェ』 ピンク色。これもまたけっこう見かけるのです。 緑とピンク。アニメに出てくるお風呂のお湯の色界隈の二大派閥です。 お湯の色がピンク、なのかもしれないですし、 入浴剤の色がピンク、なのかも
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